アドバンテストの2026年7~9月期決算の発表が近づいています。前回の4~6月期はAI向け半導体の検査装置が好調で、売上高・営業利益ともに大幅な増収増益となりました。今回の焦点は、その勢いが持続しているかだけでなく、下期の成長と利益率について会社の見方が変わるかにあります。
7月時点の会社予想では、今回の営業利益は2,245億円。さらに通期では8,460億円を見込んでいます。本記事では決算日時と業績の基準値を示したうえで、AI半導体の生産数量・検査負荷・装置供給能力が収益にどう結び付くかを分析し、決算後の株価を読むポイントを整理します。
※本記事は2026年10月27日時点の公表資料をもとに作成しています。

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アドバンテストの次回決算はいつ?何時に発表?
アドバンテストの次回決算発表は、2026年10月28日(水)15時30分の予定です。発表されるのは2027年3月期第2四半期の決算で、2026年7~9月の3か月間の業績に加え、4~9月の上期累計の業績も確認できます。会社の公式IRカレンダーで日時が案内されています。
| 項目 | 発表予定・内容 |
|---|---|
| 決算発表日 | 2026年10月28日(水) |
| 発表予定時刻 | 15時30分(日本時間) |
| 決算対象 | 2027年3月期 第2四半期 |
| 今回の四半期業績 | 2026年7月1日~9月30日 |
| 上期累計業績 | 2026年4月1日~9月30日 |
| 公式の確認先 | アドバンテスト IRカレンダー・IRライブラリ |
決算資料や決算説明会はどこで確認できる?
決算の結果は、アドバンテストの公式IRライブラリで確認できます。公表される資料には役割の違いがあり、売上高の数字だけを見るより、次のように使い分けると実態を把握しやすくなります。
- 決算短信:四半期・上期の売上高、営業利益、最終利益など、確定した実績を確認する。
- 決算説明会資料:SoCテスタやメモリテスタの販売、半導体テスタ市場の見通し、業績予想の前提を確認する。
- 質疑応答要旨:顧客の投資状況、供給能力、需要の継続性について、経営陣の説明を補足する。公表された場合に参照する。
特に、四半期実績と通期予想の差、需要の見通しに関する会社の説明を照らし合わせると、今後の利益成長を判断しやすくなります。
決算発表の予定時刻は15時30分ですが、これは決算説明会の開始時刻を示すものではありません。説明会資料や質疑応答の掲載時刻は、公式サイトの案内で別途確認する必要があります。
アドバンテストの前回決算はどうだった?
前回の2026年4~6月期決算では、売上高が前年同期比39.3%増、営業利益が同53.3%増となりました。営業利益の伸びが売上高の伸びを上回っており、単純な販売数量の増加にとどまらず、利益を生み出す力が強まった四半期だったと評価できます。
売上高・営業利益ともに前年同期から大幅増加
| 指標 | 2026年4~6月期 | 前年同期 | 前年同期比 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,675億円 | 2,638億円 | +39.3% |
| 営業利益 | 1,900億円 | 1,240億円 | +53.3% |
| 税引前四半期利益 | 2,341億円 | 1,214億円 | +92.9% |
| 四半期利益 | 1,748億円 | 902億円 | +93.8% |
営業利益率は51.7%で、前年同期の約47.0%から約4.7ポイント上昇しました。売上高は39.3%増でしたが、営業利益は53.3%増と上回っています。アドバンテストのように研究開発や装置開発の費用を先に負担する企業では、販売規模が拡大すると固定的な費用の負担が売上高に対して相対的に小さくなり、利益が売上以上に伸びる場合があります。今回も販売の増加に高い利益率が伴っており、次の7~9月期にこの収益構造を維持できるかが重要です。
税引前四半期利益が営業利益より大きく伸びた背景には、戦略投資に関連する金融収益約447億円が含まれます。主に投資ファンド持分の評価益で、半導体テスタの販売から生じた営業利益とは性質が異なります。本業の勢いを測るうえでは、最終利益の増減だけに注目するより、売上高・営業利益・営業利益率を中心に判断する方が実態をつかみやすくなります。
AI向け半導体の需要が業績を押し上げた理由
アドバンテストの主力製品は、半導体が設計どおりに動作するかを検査する「テスタ」です。AI向けのGPU(画像処理用の半導体)や専用半導体、サーバー向けCPUなどは、処理能力が高まるにつれて回路や構造が複雑になり、検査項目や検査時間が増えやすくなります。こうした変化は、半導体の生産数量が増えることとは別に、テスタへの投資を押し上げる要因になります。
前回の4~6月期には、SoCテストシステムの売上高が2,596億円となり、GPU向けの高水準な販売に加え、特定用途向け半導体であるASIC向けでも販売が伸びました。メモリテストシステムも480億円となり、高性能DRAM向けを中心に前四半期から増収しています。
この事業で重要なのは、AI半導体が何個売れるかだけではありません。半導体の複雑化によって1個あたりの検査時間が長くなれば、同じ生産数量でも必要なテスタの台数が増えることがあります。つまり、アドバンテストの成長を左右するのは「半導体の生産量」と「1個あたりの検査負荷」の掛け合わせです。ただし、装置が顧客に納入される時期や供給能力によって四半期の売上計上は変わるため、今回の決算では製品別の販売動向と生産能力に関する説明も合わせて読み取る必要があります。
前回発表では通期業績予想も上方修正
アドバンテストは2026年7月29日、2027年3月期の通期業績予想を大幅に引き上げました。売上高の予想は従来の1兆4,200億円から1兆7,140億円へ、営業利益の予想は6,275億円から8,460億円へ変更されています。
| 指標 | 4月時点の予想 | 7月29日時点の予想 | 上方修正額 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆4,200億円 | 1兆7,140億円 | +2,940億円 |
| 営業利益 | 6,275億円 | 8,460億円 | +2,185億円 |
| 営業利益率 | 44.2% | 49.4% | +5.2ポイント |
会社が通期予想を引き上げたのは、AI向け半導体の生産数量と検査負荷の双方が当初想定より増えると見たためです。通期営業利益8,460億円は前期実績4,991億円に比べ約69.5%増となる計画で、会社側の見通し自体がすでに高い成長を織り込んでいます。したがって今回の決算では、7月に上方修正した予想に実績が届くかに加え、その前提とした需要の強さが維持・上振れしているかが評価の分かれ目になります。
2026年7~9月期の業績予想は?
2026年7月29日に公表された会社予想では、今回の7~9月期の売上高は4,345億円、営業利益は2,245億円です。いずれも前四半期の4~6月期実績を上回る見通しで、好調な需要がさらに続くことを前提としています。
会社予想は売上高4,345億円・営業利益2,245億円
| 指標 | 4~6月期実績 | 7~9月期会社予想 | 4~9月期上期予想 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 3,675億円 | 4,345億円 | 8,020億円 |
| 営業利益 | 1,900億円 | 2,245億円 | 4,145億円 |
| 営業利益率 | 51.7% | 51.7% | 51.7% |
| 四半期・上期利益 | 1,748億円 | 1,632億円 | 3,380億円 |
会社予想では、7~9月期は4~6月期に比べて売上高が約18.2%、営業利益も約18.2%増える計算です。営業利益率は51.7%のままで、増収分を高い利益率で取り込む計画になっています。売上だけが伸びて営業利益が届かない場合は、製品構成や費用の増加によって収益性が計画ほど高まらなかった可能性があります。反対に、売上高と営業利益がそろって計画を上回れば、需要だけでなく採算面も強い決算として評価しやすくなります。
その一方、7~9月期の四半期利益予想は1,632億円で、4~6月期実績の1,748億円を下回っています。前四半期には約447億円の金融収益が計上されているため、最終利益だけを比べて「本業が減速した」と判断するのは適切ではありません。営業利益の推移と、営業外の損益にあたる項目を合わせて見ることが大切です。
為替にも注目が必要です。会社の7月時点の予想では、4~6月期の米ドル換算レート実績は1ドル159円、7~9月期の前提は150円です。海外売上の多いアドバンテストでは、円高になるほど外貨建て売上や利益の円換算額が押し下げられやすくなります。会社が示す通期営業利益の為替感応度は、米ドルに対し1円の円安で約53億円の増益要因です。これは通期を対象とした目安であり、1四半期の影響額ではありません。決算が会社予想から外れたときは、需要の変化と為替による差を切り分けて評価したいところです。
市場予想の通期営業利益は会社予想を約403億円上回る
アドバンテストの2027年3月期は、会社予想より市場予想の方が強気です。株予報Pro(アイフィスジャパン)が2026年10月21日時点で示すアナリスト予想は、売上高が約1兆7,707億円、営業利益が約8,863億円。アドバンテストが7月29日に上方修正した通期の会社予想を、それぞれ約567億円、約403億円上回っています。
| 指標 | 会社予想(7月29日) | 市場予想(10月21日) | 会社予想との差 |
|---|---|---|---|
| 売上高 | 1兆7,140億円 | 約1兆7,707億円 | 約567億円(+3.3%) |
| 営業利益 | 8,460億円 | 約8,863億円 | 約403億円(+4.8%) |
| 営業利益率 | 49.4% | 約50.1% | 約0.7ポイント |
会社の計画どおりに着地するだけでは、市場の業績期待に届かない可能性を示します。営業利益の上振れ期待約403億円は、会社が見込む下期(2026年10月~2027年3月)の営業利益4,315億円の約9.3%に相当します。仮に上期実績が会社計画どおりなら、通期で市場予想に届くには下期に約403億円の利益上積みが必要です。重要なのは、足元の需要増が下期の販売量や利益率の改善につながるかどうかです。
10月28日発表の7~9月期について、会社は売上高4,345億円、営業利益2,245億円を予想しています。一方、上記の市場予想は通期の数値であり、7~9月期単独の予想ではありません。今回の決算では、四半期実績が会社予想をどの程度上回るかだけでなく、下期の売上高・営業利益率の見通しが改善し、通期営業利益が市場予想の約8,863億円に近づくかが重要です。AI向けSoCテスタの需要拡大が装置の納入増に結び付き、利益率も会社想定を上回るなら、今回の決算は単なる四半期の好調にとどまらず、通期上方修正を裏付ける材料になります。
今回の決算で特に注目したい3つのポイント
今回の決算で最も重視したいのは、①AI向けSoCテスタの販売拡大、②高性能メモリ向け需要の広がり、③下期に向けた利益率と通期予想の変化です。この3点は独立した話ではなく、需要の増加を装置の販売に変え、その販売を利益に変えられるかという一連の流れとしてつながっています。
① AI向けSoCテスタの需要拡大は続いているか?
最大の注目点は、AI向けのSoCテスタ需要です。SoCは、演算や通信など複数の機能を持つ半導体を指し、アドバンテストのテスタはGPU、AI用の専用半導体、CPUなど幅広い製品の検査に使われています。会社は7月時点で、推論AIの普及によって、GPUだけでなくASICやCPU向けの需要も当初予想より強いと説明していました。
AI関連市場が伸びると半導体の生産数が増えるため、検査装置を追加する必要が出てきます。さらに、半導体が高速化・高密度化すると1個を検査するのに必要な時間や工程も増えるため、生産数量が同じでも検査能力の増強が必要になることがあります。つまり「半導体の数」と「1個あたりの検査負荷」の両方が、テスタ需要を動かす構造です。
アドバンテストは2026年のSoCテスタ市場規模を105億~115億ドルと推定し、従来の87億~95億ドルから引き上げています。ただし、これは市場全体の規模予測であって、アドバンテスト自身の売上高予想ではありません。
需要が強くても、装置を必要な時期に納入できなければ売上は次の四半期へずれ込みます。アドバンテストは供給能力の拡大を進め、7月の質疑応答では2026年度末までにSoCテスタの年間生産能力を5,000台体制へ引き上げる目標を説明していました。したがって、受注の強さだけでなく、装置の生産・納入能力が計画どおり改善しているかが重要です。売上の上振れが供給制約で先送りされているのか、需要そのものが弱くなっているのかでは、将来の利益への意味が大きく異なります。
② 高性能DRAMなどメモリ向け需要は伸びているか?
2つ目は、メモリテスタ需要の広がりです。DRAMはデータを一時的に記憶する半導体で、AIサーバーでは大量の情報を高速に処理するため、高性能なメモリが重要になります。高性能メモリへの投資が進めば、検査装置の需要も増える可能性があります。
前回の4~6月期にはメモリテストシステムの売上高が480億円と前四半期から増加し、会社は高性能DRAM向けの販売拡大を主因に挙げていました。また、2026年のメモリテスタ市場規模についても、従来の22億~27億ドルから25億~30億ドルへ予想を引き上げています。
メモリ分野ではHBM(広帯域幅メモリ)が話題になりやすいものの、会社が公表した「高性能DRAM向け」の売上全体を、HBM専用の売上として扱うことはできません。今回の決算では、どの種類のメモリに需要が広がっているのか、装置の供給能力や販売見通しがどう変わっているのかを確認するのが適切です。
前回の四半期売上高はSoCテストシステムが2,596億円、メモリテストシステムが480億円で、SoC向けが約5.4倍の規模です。したがって、足元の業績を大きく左右するのは依然としてSoCテスタです。一方、メモリ向け販売が増えれば、成長要因がGPUなど一部の用途に偏りすぎない形へ広がります。今回のメモリ事業は、全体売上への寄与度と今後の成長分野としての意味を分けて評価する必要があります。
③ 高い利益率と下期の業績見通しを維持できるか?
営業利益率も重要な判断材料です。7~9月期の会社予想は51.7%で、前四半期と同水準を見込んでいます。ただし、売上増加がそのまま利益増加につながるわけではありません。開発費や生産能力拡大に伴う費用、製品構成などが変化すると採算は動きます。会社計画でも研究開発費は4~6月期の215億円から7~9月期は285億円へ増える前提です。販売拡大による増益効果が、成長投資の費用をどこまで上回るかが焦点になります。
さらに重要なのが下期の計画です。7月時点の通期会社予想から上期予想を差し引くと、10月~翌3月の下期は売上高9,120億円、営業利益4,315億円を見込んでいます。上期予想の売上高8,020億円に比べ下期は約13.7%増収ですが、営業利益は上期予想4,145億円から約4.1%の増加にとどまる計算です。営業利益率は上期51.7%から下期47.3%へ約4.4ポイント低下する計画で、増収ほどには利益が伸びない想定になっています。
この数字から、今回の決算では「下期の利益率見通し」が特に重要だと判断できます。仮に下期売上高9,120億円が変わらなくても、営業利益率が会社想定より1ポイント高くなれば、計算上は営業利益が約91億円増えるためです。逆に売上高が増えても利益率が低下すれば、利益の上振れは小さくなります。利益率の低下が研究開発や供給能力増強といった成長投資によるものか、製品構成や需要の弱さによるものかでは、翌年度以降の評価が変わります。7~9月期の実績だけでなく、通期予想とその前提まで確認する必要があります。
決算後、アドバンテストの株価はどうなる?
決算後の株価を考えるうえでは、まず業績の方向性と株価に織り込まれた期待を分けることが重要です。7月の通期上方修正によって、会社自身が高成長を見込むことはすでに示されています。今回さらに強い需要や収益性が確認されれば利益予想の引き上げ余地が生まれますが、その材料を株式市場が事前にどこまで評価しているかによって、発表直後の値動きは変わります。
好決算でも株価が下がることがあるのはなぜ?
株価は、今の利益だけでなく、将来どれほど利益が成長すると考えられているかを反映して動きます。そのため、決算前に期待が大きく高まっていると、前年同期比で大幅増収・増益でも「期待したほどではない」と受け止められる場合があります。いわゆる「材料出尽くし」と呼ばれる動きも、期待していた好材料が決算で確認され、新たな上昇材料が見つからなかったときに起こり得ます。
アドバンテストの決算を株価の材料として評価するときは、次の3つの水準を比較するのが有効です。
- 会社予想との比較:売上高4,345億円・営業利益2,245億円という7月時点の計画を、7~9月期実績がどの程度上回るか。
- 市場予想との比較:決算直前のアナリスト予想や株価の上昇で高まった期待を、実績と会社説明が超えたか。
- 今後の利益との比較:下期の売上高9,120億円・営業利益4,315億円、営業利益率47.3%という想定が引き上がるか。
このうち将来の株価を左右しやすいのは3つ目の見通しです。過去の四半期利益が高水準でも、下期の採算が伸びない見込みなら、次の利益成長を上乗せして評価しにくいためです。
上方修正や今後の需要見通しが株価を左右する理由
好材料として最も強いのは、7~9月期の実績上振れに加え、下期の売上高や利益率に上方修正の余地が示されるケースです。例えばAI向けSoCテスタの販売増と高性能メモリ向け需要の拡大が続き、供給能力の増強によって納入も順調であれば、会社計画を超える利益成長を期待する根拠になります。売上高だけでなく営業利益率や通期予想も改善するなら、単なる一時的な上振れより評価の持続性は高まります。
反対に、7~9月期が好調でも、顧客の設備投資の一巡や先端パッケージングの供給制約、装置の納入時期のずれなどにより下期の成長に慎重な説明があれば、先行きへの警戒感が強まることも考えられます。アドバンテスト自身も7月時点で、先端パッケージング能力やメモリの供給動向を外部環境の変動要因として挙げています。
通期予想が据え置かれた場合にも、上期の実績と下期の計画を分けて読みます。たとえば上期営業利益が会社予想より100億円上振れたのに通期の8,460億円が変わらなければ、計算上、下期に見込む利益は従来計画より100億円少なくなります。これは下期への慎重な見方を示している可能性があり、上期の好調だけを見て評価すると見誤ります。一方、下期の需要は強いままでも会社が保守的に予想を据え置く場合もあるため、据え置きの理由や設備投資の説明が判断材料になります。
発表は大引け時刻。株価の反応はいつ確認する?
アドバンテストの決算発表予定時刻である15時30分は、東京証券取引所の通常の株式取引が終了する時刻と同じです。そのため、10月28日の通常取引時間中の値動きだけでは、今回の決算を受けた株価の評価は確認できません。通常取引での最初の反応を確認するのは、翌営業日の10月29日(木)になります。
証券会社によっては、私設取引システムを利用した時間外取引で決算発表後に株価が動く場合もあります。ただし、通常取引とは取引参加者や売買量が異なるため、時間外の一時的な値動きが翌日の株価をそのまま示すとは限りません。
翌29日の株価が上昇・下落した理由を考える際にも、実績だけを材料に結論を出すべきではありません。まず売上高・営業利益が会社予想と市場予想に対してどうだったかを確認し、次に下期の会社予想やテスタ市場の見通しの変化を読みます。半導体関連株全体が連動して動いても、装置販売への直接の影響と、投資家心理による一時的な値動きは分けて理解する必要があります。
まとめ|決算日時と合わせて業績予想・今後の需要を確認しよう
アドバンテストの2026年7~9月期決算は、10月28日(水)15時30分に発表される予定です。会社の7月時点の予想は売上高4,345億円、営業利益2,245億円で、前四半期に続く増収・増益を見込んでいます。
今回の決算で重要なのは、強いAI向けSoCテスタ需要が売上につながり、高い営業利益率を維持できるかどうかです。とりわけ下期は増収を見込みながら営業利益率が47.3%へ低下する計画なので、ここが改善するかは今後の利益成長を判断するうえで重要です。実績が会社予想や市場の期待を上回り、下期見通しまで強まるなら株価にとって強い材料になります。反対に、当期実績が好調でも下期の利益率や需要見通しが弱ければ、株価は評価を下げることがあります。決算日時だけでなく、実績・需要・通期予想を一体として確認しましょう。
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