KOSPIのETFは日本から買える?韓国株指数に投資できるETN・ETFを解説

KOSPIや韓国株が注目されると、「日本からKOSPI ETFは買えるの?」「韓国株指数に投資する方法はある?」と気になる人も多いと思います。

結論からいうと、日本からKOSPI関連商品に投資する方法はあります。ただし、現在の東証上場商品では、KOSPIそのものに連動するETFというより、KOSPI200関連のETN が中心です。

以前はKOSPI200に連動するETFとして、サムスンKODEX200証券上場指数投資信託[株式](1313)がありましたが、同ETFは2023年3月1日に上場廃止されています。

そのため、この記事では、現在日本から投資しやすい NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034) を中心に、米国ETF・韓国上場ETFを使う方法、ETFとETNの違い、投資時の注意点を解説します。

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目次

KOSPI ETFは日本から買える?

日本からKOSPI関連商品に投資する方法はあります。

ただし、現在の東証上場商品では、KOSPIそのものに連動するETFというより、KOSPI200関連のETNが中心です。

そのため、「KOSPI ETFを買いたい」と考えている人は、まず ETFとETNの違い、そして KOSPIとKOSPI200の違い を理解しておく必要があります。

ETFは投資信託の一種で、株式や先物などの資産を保有しながら指数への連動を目指す商品です。一方、ETNは指標連動証券と呼ばれる商品で、発行体の信用力をもとに指数への連動を目指します。

現在、日本からKOSPI関連商品に投資する方法としては、主に以下の選択肢があります。

投資方法内容注意点
東証上場ETNNEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)などETFではなくETN。発行体リスクがある
米国ETFiShares MSCI South Korea ETF(EWY)などで韓国株に投資KOSPIそのものではなくMSCI Korea系指数に連動
韓国上場ETFKODEX KOSPI、KODEX 200など対応証券会社が限られる
韓国個別株サムスン電子、SKハイニックスなど個別銘柄リスクが大きい

日本の証券口座で手軽に売買しやすいのは、東証上場のETNです。ただし、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)とNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、どちらも通常のレバレッジなしロング型ではありません。

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)は、KOSPI200の上昇局面で大きな値上がりを狙う2倍ブル型の商品です。一方、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、KOSPI200先物の下落局面で利益を狙うベア型の商品です。

そのため、中長期で韓国株全体に投資したい人は、東証上場ETNだけでなく、米国ETFや韓国上場ETFも比較対象にした方がよいです。

サムスンKODEX200証券上場指数投資信託[株式](1313)はすでに上場廃止になっている

日本からKOSPI200に投資できるETFとして、過去には サムスンKODEX200証券上場指数投資信託[株式](1313) がありました。

しかし、同ETFはすでに上場廃止されています。JPXは2023年1月30日に同ETFの上場廃止を決定し、整理銘柄指定期間を2023年1月30日から2月28日まで、上場廃止日を2023年3月1日と公表しています。

また、同じタイミングで、サムスングループ株に連動するETFである サムスンKODEXサムスングループ株証券上場指数投資信託[株式](1584) も上場廃止となっています。

KOSPI関連商品を探す場合は、最新の上場状況を確認したうえで、現在取引できる商品を選ぶことが大切です。

日本で買えるKOSPI関連ETN

KOSPI関連ETN・ETFまとめ

現在、日本の証券口座でKOSPI関連商品を探す場合、中心になるのは東証上場のNEXT NOTES系ETNです。

代表的な商品は、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034) です。

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)は、円換算した「韓国総合株価指数200・レバレッジインデックス」への連動を目指す商品です。KOSPI200の上昇局面で、より大きな値上がりを狙う2倍ブル型の商品です。

一方、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、円換算した「韓国総合株価指数200(先物)・インバースインデックス」への連動を目指す商品です。KOSPI200先物の下落局面で利益を狙うベア型の商品です。

商品名銘柄コード連動対象タイプ
NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN2033韓国総合株価指数200・レバレッジインデックス2倍ブル型
NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN2034韓国総合株価指数200(先物)・インバースインデックスベア・インバース型

ここで注意したいのは、東証上場で買いやすいKOSPI関連商品が、通常のレバレッジなしロング型ではない点です。

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)は上昇方向に2倍の値動きを目指す商品で、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は下落方向に利益を狙う商品です。どちらも値動きが大きくなりやすいため、通常の韓国株ETFと同じ感覚で中長期保有する商品ではありません。

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)とは?

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033) は、KOSPI200の上昇局面で利益を狙うレバレッジ型ETNです。

NEXT NOTES公式サイトでは、2033は円換算した「韓国総合株価指数200・レバレッジインデックス」への連動を目指す商品とされています。同商品は東京証券取引所に上場しており、管理費用は年率0.80%です。

項目内容
商品名NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN
銘柄コード2033
連動対象韓国総合株価指数200・レバレッジインデックス
値動きの特徴KOSPI200の日々の騰落率の2倍を目指す
上場市場東京証券取引所
売買単位1口
管理費用年率0.80%
向いている人KOSPI200の短期上昇を狙いたい人

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)は、通常の韓国株ETFではなく、レバレッジ型のETNです。

KOSPI200が上昇する局面では、通常の指数連動商品よりも大きな値上がりを狙えます。一方で、KOSPI200が下落した場合は、損失も大きくなりやすいです。

また、レバレッジ型商品は、相場が上下を繰り返すと、単純に「指数の2倍」とは違う値動きになることがあります。

たとえば、KOSPI200が上がったり下がったりを繰り返す相場では、日々の騰落率に対して2倍の値動きを目指す仕組みの影響で、中長期のリターンが指数の2倍とは大きくズレることがあります。

そのため、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)は、中長期で韓国株に投資する商品というより、短期的にKOSPI200の上昇を狙う商品として考えた方がよいです。

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)とは?

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034) は、KOSPI200先物の下落局面で利益を狙うインバース型ETNです。

NEXT NOTES公式サイトでは、2034は円換算した「韓国総合株価指数200(先物)・インバースインデックス」への連動を目指す商品とされています。同商品も東京証券取引所に上場しており、管理費用は年率0.80%です。

項目内容
商品名NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN
銘柄コード2034
連動対象韓国総合株価指数200(先物)・インバースインデックス
値動きの特徴KOSPI200先物の日々の騰落率の-1倍を目指す
上場市場東京証券取引所
売買単位1口
管理費用年率0.80%
向いている人KOSPI200の短期下落を狙いたい人

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、KOSPI200先物が下がる局面で利益を狙う商品です。

韓国株の下落を短期的にヘッジしたい場合や、KOSPI200先物の下落を狙いたい場合に使われることがあります。

ただし、KOSPI200先物が上昇すると損失が出ます。韓国株が強い相場では、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は値下がりしやすくなります。

また、インバース型商品も長期保有には注意が必要です。相場が上下を繰り返すと、対象指数の累積リターンとインバース商品の値動きがズレることがあります。

そのため、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、中長期で保有する商品というより、短期的にKOSPI200先物の下落を狙う商品として説明した方がよいです。

ETFではなくETNである点に注意

NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)やNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、ETFではなくETNです。

ETFは投資信託の一種で、実際に株式や先物などの資産を保有しながら、指数への連動を目指す商品です。一方、ETNは指標連動証券と呼ばれる商品で、発行体の信用力をもとに指数への連動を目指します。

つまり、ETFとETNはどちらも市場で売買できる商品ですが、仕組みは異なります。ETFは裏付け資産を持つ投資信託に近い商品であるのに対し、ETNは発行体が指数に連動する価値を提供する証券です。

NEXT NOTES公式サイトでは、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)やNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、外国指標連動証券を信託財産とするETN/JDRであり、発行会社はノムラ・ヨーロッパ・ファイナンス・エヌ・ブイ、保証会社は野村ホールディングス株式会社とされています。

比較項目ETFETN
仕組み投資信託指標連動証券
裏付け資産株式・先物などを保有することが多い発行体の信用力に依存
主なリスク価格変動、流動性、為替価格変動、流動性、為替、発行体信用リスク
KOSPI関連商品1313は上場廃止済み2033、2034が現行の主な選択肢

ETNで特に注意したいのは、発行体信用リスクです。対象指数が上がっていても、発行体や保証会社の信用力に問題が生じた場合、価格に影響が出る可能性があります。

また、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)とNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、通常のレバレッジなしロング型ではありません。2033は2倍ブル型、2034はベア型の商品です。

そのため、韓国株指数に中長期で投資したい人は、これらを通常の韓国株ETFと同じ感覚で保有するのではなく、商品性を理解したうえで使う必要があります。

KOSPIとKOSPI200の違い

KOSPI関連商品を探すときに注意したいのが、KOSPIとKOSPI200の違いです。

KOSPIは、韓国株式市場全体を表す代表的な指数です。韓国取引所のKOSPI市場に上場する普通株を対象としており、韓国株全体の地合いを見る指標として使われます。

一方、KOSPI200は、韓国を代表する大型株・流動性の高い200銘柄で構成される指数です。韓国株市場の中でも、特に代表的な大型株の動きを見る指数として使われます。

日本で買えるNEXT NOTES系ETNは、KOSPIそのものではなく、KOSPI200やKOSPI200先物に関連する指数を連動対象にしています。

比較項目KOSPIKOSPI200
対象KOSPI市場全体韓国を代表する200銘柄
使われ方韓国株全体の地合いを見るETF・ETN・先物・オプションの対象になりやすい
銘柄数市場全体200銘柄
特徴広く韓国株を見る大型株・流動性の高い銘柄が中心
日本からの投資直接連動商品は選択肢が限られるETNで投資しやすい

「KOSPI ETF」を調べている人は、韓国株全体に投資したいと考えている場合が多いと思います。ただし、日本から買いやすい商品は、KOSPIそのものではなく、KOSPI200関連商品であることが多いです。

そのため、購入前には「KOSPIに連動する商品なのか」「KOSPI200に連動する商品なのか」「KOSPI200先物に連動する商品なのか」を確認することが大切です。

米国ETFで韓国株に投資する方法

米国株口座を使える場合は、米国上場ETFで韓国株に投資する方法もあります。

代表例は、iShares MSCI South Korea ETF(EWY)です。EWYはKOSPIそのものではなく、MSCI Korea 25/50 Indexへの連動を目指すETFです。

つまり、EWYは「KOSPI ETF」ではありません。ただし、韓国株全体に投資する米国ETFとしては代表的な選択肢の1つです。

商品名ティッカー連動対象上場市場通貨
iShares MSCI South Korea ETFEWYMSCI Korea 25/50 Index米国市場米ドル

EWYを使うメリットは、米国株口座から韓国株にまとめて投資しやすい点です。サムスン電子やSKハイニックスなど、韓国を代表する大型株へのエクスポージャーを取ることができます。

一方で、EWYは米ドル建てで取引するため、ドル円の為替リスクがあります。また、KOSPIやKOSPI200に直接連動する商品ではないため、KOSPIの値動きと完全に一致するわけではありません。

韓国株に中長期で投資したい場合は、東証上場のレバレッジ型・インバース型ETNだけでなく、米国ETFのEWYも比較対象になります。

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松井証券はKOSPI関連ファンドやETFを検討する人にとって使いやすい選択肢の1つです。特に、日本と米国のETFの取引がしやすいことがおすすめです。

松井証券のメリットは、主に以下です。

メリット内容
投信残高ポイントがある投資信託の保有残高に応じてポイント還元を受けられる
NISAで活用しやすい成長投資枠で投資信託・国内ETF・米国株などを検討できる
米国ETFも選択肢になる米国ETFを検討しやすい
為替手数料を抑えやすい米国株・米国ETFを買うときの為替コストを意識しやすい
サポートを使いやすい投信、米国株、NISAなどの問い合わせ窓口がある

特に注目したいのが、投資信託の保有残高に応じたポイント還元です。
投資信託やETFは、中長期で保有する人も多いテーマです。短期売買よりも、毎月積立や長期保有でじっくり育てたい場合、保有しているだけでポイント還元を受けられる仕組みはメリットになります。

松井証券は、米国株や米国ETFを検討する人にとって、為替手数料の面でも見やすい証券会社です。
松井証券では、米ドルと日本円の両替時の為替手数料が無料です。そのため、米国ETFへの投資を考える人にとって、為替コストを抑えやすい点はメリットです。

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韓国上場ETFでKOSPIに投資する方法

より直接的にKOSPIやKOSPI200へ投資したい場合は、韓国取引所に上場するETFを買う方法もあります。

たとえば、韓国市場にはKODEX KOSPIやKODEX 200などがあります。KODEX KOSPIはKOSPIに連動するETFで、KODEX 200はKOSPI200に連動するETFです。

また、KOSPI200に連動する代表的な韓国上場ETFとしては、TIGER 200もあります。

商品名連動対象上場市場特徴
KODEX KOSPIKOSPI韓国取引所KOSPI市場全体に投資
KODEX 200KOSPI200韓国取引所韓国代表200銘柄に投資
TIGER 200KOSPI200韓国取引所KOSPI200連動の代表的ETF

韓国上場ETFを使えば、KOSPIやKOSPI200により直接近い形で投資できます。レバレッジなしで韓国株指数に投資したい人にとっては、韓国上場ETFは候補になります。

ただし、日本のすべての証券会社で韓国上場ETFを買えるわけではありません。対応している証券会社、取扱銘柄、手数料、為替、特定口座対応などを確認する必要があります。

また、韓国上場ETFはウォン建てで取引されるため、韓国ウォンの為替リスクもあります。日本円ベースで見ると、ETF価格だけでなく、ウォン円の変動もリターンに影響します。

日本から韓国株指数に投資する3つの方法

日本から韓国株指数に投資する方法は、大きく分けて3つあります。

1つ目は、東証上場ETNを使う方法です。NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)やNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、日本株と同じように円建てで売買しやすい商品です。ただし、ETFではなくETNであり、さらにレバレッジ型・インバース型である点には注意が必要です。

2つ目は、米国ETFを使う方法です。iShares MSCI South Korea ETF(EWY)のような韓国株ETFを米国市場で買う方法です。米国株口座で取引しやすい一方、米ドル建てであり、KOSPIそのものに連動する商品ではありません。

3つ目は、韓国上場ETFを直接買う方法です。KODEX KOSPIやKODEX 200などを使えば、KOSPIやKOSPI200に近い投資ができます。ただし、対応している証券会社が限られ、為替や手数料の確認も必要です。

方法メリットデメリット
東証上場ETN円建てで買いやすい、日本株と同じ感覚で売買できるETN特有の発行体リスクがある
米国ETF韓国株全体に投資しやすい、米国株口座で取引できる米ドル建て、KOSPIそのものではない
韓国上場ETFKOSPIやKOSPI200に直接近い投資ができる対応証券会社が限られる、為替・手数料を確認する必要がある

どの方法がよいかは、投資目的によって変わります。

短期的にKOSPI200の上昇や下落を狙うなら、東証上場ETNが使いやすいです。一方、中長期で韓国株全体に投資したいなら、米国ETFや韓国上場ETFも比較した方がよいです。

KOSPI関連商品を選ぶときの比較ポイント

KOSPI関連商品を選ぶときは、単に「韓国株に投資できるか」だけで選ばない方がよいです。

同じ韓国株関連の商品でも、連動対象、商品タイプ、上場市場、通貨、手数料、流動性、レバレッジの有無によって、値動きやリスクが大きく変わります。

比較ポイント確認する理由
連動対象KOSPI、KOSPI200、MSCI Koreaで中身が違う
商品タイプETFなのかETNなのかでリスクが違う
上場市場東証、米国市場、韓国取引所で取引条件が違う
通貨円建て、ドル建て、ウォン建てで為替リスクが違う
管理費用・経費率長期投資ではコスト差が効く
出来高・流動性売買しやすさやスプレッドに影響する
レバレッジ有無値動きの大きさや長期保有リスクが変わる
NISA対応証券会社ごとに対象可否を確認する

特に重要なのは、連動対象です。KOSPI、KOSPI200、MSCI Koreaでは、投資対象となる銘柄や指数の特徴が異なります。

また、商品タイプも確認が必要です。ETFは投資信託、ETNは指標連動証券であり、ETNには発行体信用リスクがあります。

さらに、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)やNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)のようなレバレッジ・インバース型商品は、値動きが大きくなりやすく、中長期保有には注意が必要です。

KOSPI関連商品に投資するメリット

KOSPI関連商品に投資するメリットは、韓国株や韓国の大型株にまとめて投資できることです。

個別株を選ばなくても、韓国株市場やKOSPI200に関連する値動きを取れるため、韓国株に関心がある投資家にとって選択肢になります。

メリット内容
韓国株にまとめて投資できる個別株を選ばずに韓国株指数へ投資できる
半導体・AI関連に投資しやすいサムスン電子・SKハイニックスなどの影響を受けやすい
分散投資になる個別銘柄リスクをある程度抑えられる
東証ETNなら円建てで買える日本株と同じように売買しやすい
米国ETFなら選択肢が広がるEWYなど韓国株ETFを使える

韓国株は、サムスン電子やSKハイニックスなどの大型半導体株の影響が大きい市場です。そのため、KOSPI関連商品を使えば、AI半導体、メモリ、HBMなどのテーマに間接的に投資しやすくなります。

また、個別株を選ぶよりも、指数やETF・ETNを使うことで分散投資しやすい点もメリットです。

ただし、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)とNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、通常の分散投資向け商品というより、短期的な値動きを狙う商品です。メリットだけでなく、商品性も理解して使う必要があります。

KOSPI関連商品に投資するリスク・注意点

KOSPI関連商品は便利ですが、リスクもあります。

特に、KOSPIそのものではない商品が多い点、半導体株への集中、為替リスク、ETN特有の発行体信用リスク、レバレッジ・インバース商品の値動きには注意が必要です。

リスク内容
KOSPIそのものではない場合があるKOSPI200やMSCI Koreaに連動する商品も多い
半導体株への集中サムスン電子・SKハイニックスの影響が大きい
為替リスク円建てでも実質的にウォンやドルの影響を受ける
ETNの発行体リスク発行体・保証会社の信用力に影響される
流動性リスク出来高が少ない商品は売買しにくい
管理費用・経費率長期ではコスト差がリターンに影響する
レバレッジ・インバース長期保有に向かない場合がある
NISA・特定口座口座対応や対象銘柄は証券会社ごとに確認が必要

まず、KOSPI関連商品といっても、必ずしもKOSPIそのものに連動するわけではありません。NEXT NOTES系ETNはKOSPI200やKOSPI200先物に関連する指数を対象にしており、EWYはMSCI Korea 25/50 Indexに連動するETFです。

また、韓国株指数はサムスン電子やSKハイニックスなど半導体大型株の影響を受けやすいです。半導体株が弱い局面では、指数全体も下げやすくなります。

為替リスクにも注意が必要です。東証ETNは円建てで売買できますが、連動対象は韓国株や韓国株指数に関係するため、実質的にはウォンやドルの影響を受ける可能性があります。

さらに、ETNには発行体信用リスクがあります。ETFとは違い、ETNは発行体の信用力に依存する商品です。そのため、価格変動リスクだけでなく、発行体や保証会社の信用力も確認しておきたいポイントです。

KOSPI関連商品はどんな人に向いている?

KOSPI関連商品は、韓国株全体や韓国の半導体・輸出企業に投資したい人に向いています。

特に、韓国株に興味はあるものの、サムスン電子やSKハイニックスなどの個別株を直接選ぶのが難しい人にとって、指数関連商品は選択肢になります。

ただし、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)やNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)は、レバレッジ・インバース型の商品なので、短期トレード向けとして考える必要があります。

向いている人理由
韓国株に分散投資したい人個別銘柄を選ばずに指数で投資できる
AI半導体・メモリに注目している人韓国株指数は半導体大型株の影響が大きい
日本株以外に分散したい人アジア株の分散先になる
為替リスクを理解できる人ウォン・ドル・円の影響を受けるため
短期売買に慣れている人2033・2034は値動きが大きい商品だから

中長期で韓国株全体に投資したい人は、レバレッジ型・インバース型のETNだけでなく、米国ETFや韓国上場ETFも比較した方がよいです。

一方で、短期的にKOSPI200の上昇を狙いたい場合はNEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)、下落を狙いたい場合はNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)が選択肢になります。

ただし、どちらも値動きが大きくなりやすい商品です。投資する場合は、損失リスクや保有期間をあらかじめ決めたうえで使うことが大切です。

まとめ:KOSPI関連商品は日本から買えるが、ETFではなくETN中心

KOSPI関連商品は日本から買う方法があります。

ただし、過去に東証上場していたサムスンKODEX200証券上場指数投資信託[株式](1313)は、2023年3月1日に上場廃止されています。現在、日本の証券口座で売買しやすいKOSPI関連商品は、NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN(2033)やNEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN(2034)などのETNが中心です。

また、米国ETFのiShares MSCI South Korea ETF(EWY)や、韓国上場ETFのKODEX KOSPI、KODEX 200を使う方法もあります。

KOSPI関連商品を選ぶときは、ETFかETNか、KOSPIかKOSPI200か、円建てか外貨建てか、レバレッジ型か通常型かを確認することが大切です。

出典

上場廃止等の決定:サムスンKODEX200証券上場指数投資信託[株式] 他1銘柄|日本取引所グループ
https://www.jpx.co.jp/news/1021/20230130-01.html
NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN|NEXT NOTES
https://nextnotes.com/lineup/detail/2033_kspbull.html
NEXT NOTES 韓国KOSPI・ベア ETN|NEXT NOTES
https://nextnotes.com/lineup/detail/2034_kspbear.html
iShares MSCI South Korea ETF|BlackRock
https://www.ishares.com/us/products/239681/EWY
KODEX KOSPI|K-ETF
https://www.k-etf.com/ja/etf/226490
KODEX 200|K-ETF
https://www.k-etf.com/ja/etf/069500
TIGER 200|K-ETF
https://www.k-etf.com/en/etf/102110/
ETN銘柄一覧|日本取引所グループ
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etns/issues/index.html

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