三菱HCキャピタル株を配当目的で検討していると、「配当はいくらもらえるのか」「配当利回りは高いのか」「権利確定日はいつなのか」と気になる人も多いと思います。
三菱HCキャピタルは、高配当株・連続増配株として注目されやすい銘柄です。長期保有で配当を受け取りたい投資家にとっては、配当金の水準や増配が続くかどうかが重要な判断材料になります。
一方で、配当利回りが高いからといって、それだけで買うのは注意が必要です。配当を安定して受け取るためには、配当性向、業績、資金調達コスト、信用コスト、減配リスクなどもあわせて確認する必要があります。
この記事では、三菱HCキャピタルの配当金、配当利回り、権利確定日、配当金の支払時期、配当推移、今後の配当見通しについてわかりやすく解説します。
三菱HCキャピタルの配当金はいくら?
三菱HCキャピタルの配当金は、2026年3月期実績で年間46円です。2027年3月期は年間51円配当が予想されています。
配当目的で見る場合、まず確認したいのは「1株あたり何円の配当が出るのか」です。三菱HCキャピタルは連続増配を続けており、2027年3月期予想が実現すれば28期連続増配となる見通しです。
2026年3月期の年間配当は46円
2026年3月期の三菱HCキャピタルの年間配当は、1株あたり46円でした。
内訳は、中間配当22円、期末配当24円です。当初予想からは1円の増配となり、前期比では6円の増配となりました。
三菱HCキャピタルは高配当株として見られやすいだけでなく、増配実績が長く続いている点も特徴です。2026年3月期時点では27期連続増配となっており、配当目的の投資家にとっては注目しやすい銘柄といえます。
ただし、過去に連続増配しているからといって、将来の増配が必ず保証されるわけではありません。今後も増配が続くかを見るには、業績や配当性向も確認する必要があります。
2027年3月期は年間51円配当予想
2027年3月期の年間配当予想は、1株あたり51円です。
内訳は、中間配当25円、期末配当26円の予想です。2026年3月期の年間46円から5円増配となる見通しで、実現すれば28期連続増配となります。
| 決算期 | 中間配当 | 期末配当 | 年間配当 |
|---|---|---|---|
| 2026年3月期 | 22円 | 24円 | 46円 |
| 2027年3月期予想 | 25円 | 26円 | 51円 |
年間51円配当という予想は、配当目的の投資家にとってポジティブな材料です。特に連続増配が続いている点は、長期保有を考えるうえで魅力になります。
一方で、配当金が増えるほど、配当を支える利益が十分にあるかも重要になります。配当金額だけでなく、純利益や配当性向もあわせて確認することが大切です。
100株保有すると配当金はいくら?
三菱HCキャピタル株を100株保有した場合、2027年3月期予想ベースでは年間5,100円の配当金を受け取れる計算です。
保有株数ごとの年間配当予想は以下の通りです。
| 保有株数 | 年間配当予想 |
|---|---|
| 100株 | 5,100円 |
| 300株 | 15,300円 |
| 500株 | 25,500円 |
| 1,000株 | 51,000円 |
ただし、これは税引前の金額です。特定口座や一般口座で受け取る場合、通常は配当金に税金がかかります。そのため、実際の手取り額は税引後の金額になります。
一方で、NISA口座で保有している場合は、条件を満たせば配当金を非課税で受け取ることができます。配当目的で長期保有する場合は、NISA口座との相性も確認しておきたいところです。
三菱HCキャピタルの配当利回りは?
三菱HCキャピタルの配当利回りは、2027年3月期の予想配当51円をベースに計算します。
2026年5月18日時点では、予想配当利回りは3.82%と表示されています。3%台後半の利回りであれば、高配当株として検討しやすい水準といえます。
ただし、配当利回りは株価によって変動します。株価が下がれば利回りは上がり、株価が上がれば利回りは下がります。そのため、投資判断時には、最新の終値ベースで確認することが大切です。
予想配当利回りは3%台後半
三菱HCキャピタルの予想配当利回りは、2027年3月期の年間配当予想51円をもとに計算します。
2026年5月18日時点では、予想配当利回りは3.82%と表示されています。日本株の中でも、3%台後半の利回りは高配当株として見やすい水準です。
ただし、配当利回りが高い理由には注意が必要です。増配によって利回りが高い場合はポジティブですが、株価下落によって利回りが高く見えている場合は、業績悪化や減配懸念が背景にないか確認する必要があります。
三菱HCキャピタルを見る場合も、利回りだけで判断するのではなく、業績、配当性向、資金調達コスト、信用コストをセットで確認した方がよいでしょう。
配当利回りの計算方法
配当利回りは、1株あたりの年間配当金を株価で割って計算します。
配当利回り = 1株配当 ÷ 株価 × 100
たとえば、年間配当が51円、株価が1,335円の場合、配当利回りは以下のように計算できます。
51円 ÷ 1,335円 × 100 = 約3.8%
このように、配当利回りは株価によって変わります。同じ51円配当でも、株価が下がれば利回りは上がり、株価が上がれば利回りは下がります。
高配当株として魅力はある?
三菱HCキャピタルは、高配当株として魅力のある銘柄といえます。
理由は、予想配当利回りが3%台後半であることに加えて、連続増配の実績があるためです。単に配当利回りが高いだけでなく、長期的に配当を増やしてきた点は、配当目的の投資家にとって評価しやすいポイントです。
一方で、利回りだけを見て買うのは注意が必要です。高配当株では、株価下落によって見かけの利回りが高くなることもあります。また、業績が悪化すれば、将来的に減配リスクが意識される可能性もあります。
三菱HCキャピタルを配当目的で見るなら、以下の点を確認したいところです。
- 純利益が安定しているか
- 配当性向が無理のない水準か
- 連続増配が続けられそうか
- 金利上昇で資金調達コストが増えていないか
- 貸倒関連費用など信用コストが増えていないか
配当利回りは魅力的ですが、長期保有するなら配当の原資となる利益も確認することが重要です。
三菱HCキャピタルの権利確定日はいつ?
三菱HCキャピタルの配当を受け取るには、権利確定日に株主として記録されている必要があります。
同社の期末配当の基準日は毎年3月31日、中間配当の基準日は毎年9月30日です。基本的には、3月末と9月末が配当を受け取るための重要なタイミングになります。
ただし、配当を受け取るには、基準日当日に株を買えばよいわけではありません。実際には、権利付き最終日までに株を保有している必要があります。
期末配当の基準日は3月31日
三菱HCキャピタルの期末配当の基準日は、毎年3月31日です。
3月末時点で株主名簿に記載されている株主が、期末配当を受け取る対象になります。ただし、株式の受け渡しには日数がかかるため、3月31日に株を買っても期末配当を受け取れるとは限りません。
実際には、権利付き最終日までに株を購入し、保有している必要があります。権利付き最終日は年によって変わるため、証券会社のカレンダーや取引所のスケジュールで確認しましょう。
期末配当を狙う場合は、3月末の権利日が近づく前に、いつまでに買えば配当を受け取れるのか確認しておくことが大切です。
中間配当の基準日は9月30日
三菱HCキャピタルの中間配当の基準日は、毎年9月30日です。
同社は原則として年2回配当を行っており、9月末基準の中間配当と、3月末基準の期末配当があります。2027年3月期予想では、中間配当25円、期末配当26円が予定されています。
中間配当と期末配当の両方を受け取りたい場合は、9月末と3月末の権利日に注意する必要があります。
特に配当目的で買う場合は、「いつ買えば配当をもらえるのか」を事前に確認しておきましょう。権利付き最終日を過ぎてから購入しても、その回の配当は受け取れません。
権利付き最終日と権利落ち日に注意
配当を受け取るためには、権利付き最終日までに株を保有している必要があります。
権利確定日とは、会社が株主名簿を確認する日です。一方で、実際に株を買って配当の権利を得るには、権利付き最終日までに購入しておく必要があります。
初心者の方は、以下の違いを押さえておくとわかりやすいです。
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| 権利確定日 | 株主として記録される基準日 |
| 権利付き最終日 | 配当を受け取るために株を保有しておく最終日 |
| 権利落ち日 | 配当の権利がなくなった後の取引日 |
権利落ち日には、配当分を意識して株価が下がることがあります。配当をもらえるからといって、権利付き最終日の直前に買えば必ず得をするわけではありません。
配当目的で投資する場合は、権利日だけでなく、株価水準や長期保有の方針もあわせて考えることが大切です。
三菱HCキャピタルの配当金はいつもらえる?
三菱HCキャピタルの配当金は、基準日のすぐ後にもらえるわけではありません。
一般的に、9月末基準の中間配当は12月ごろ、3月末基準の期末配当は6月ごろに支払われることが多いです。正確な支払開始日は年によって変わるため、公式IRや配当通知で確認する必要があります。
中間配当は12月ごろに支払われることが多い
三菱HCキャピタルの中間配当は、9月30日を基準日として、その後12月ごろに支払われることが多いです。
たとえば、2026年3月期の中間配当は、2025年12月5日が支払開始日でした。中間配当は9月末に権利が確定しても、実際に入金されるまでには少し時間があります。
毎年の支払開始日は変わる可能性があるため、正確な日付は公式IRや配当金計算書、証券会社のお知らせで確認しましょう。
配当目的で投資する場合は、「権利確定日」と「実際に入金される日」が違う点を理解しておくと安心です。
期末配当は6月ごろに支払われることが多い
期末配当は、3月31日を基準日として、6月ごろに支払われることが多いです。
3月末に権利を取っても、すぐに配当金が入金されるわけではありません。期末配当は、定時株主総会や取締役会決議などを経て支払われるため、実際の入金は6月ごろになるのが一般的です。
具体的な支払開始日は、毎年の決算短信や配当通知、公式IRで確認できます。
配当金の入金を目的に資金計画を立てる場合は、権利確定月と支払月のズレに注意しましょう。
配当金の受け取り方法
配当金の受け取り方法には、主に証券口座で受け取る方法、銀行口座で受け取る方法、郵便局などで受け取る方法があります。
現在は、証券口座で配当金を受け取る「株式数比例配分方式」を利用している人も多いです。この方法では、保有株数に応じた配当金が証券口座に入金されます。
配当金の主な受け取り方法は以下の通りです。
| 受け取り方法 | 特徴 |
|---|---|
| 株式数比例配分方式 | 証券口座で受け取る方法 |
| 登録配当金受領口座方式 | 指定した銀行口座で受け取る方法 |
| 配当金領収証方式 | 郵便局などで受け取る方法 |
NISA口座で配当金を非課税で受け取りたい場合は、原則として株式数比例配分方式を選択している必要があります。銀行口座受け取りなどにしていると、NISA口座で保有していても配当金が非課税にならない場合があります。
配当目的でNISAを活用する場合は、購入前に証券会社の配当金受取方式を確認しておきましょう。
三菱HCキャピタルの配当推移
三菱HCキャピタルは、長期的に増配を続けている銘柄として注目されています。
配当目的で株を選ぶ場合、現在の配当利回りだけでなく、過去にどれだけ安定して配当を増やしてきたかも重要です。三菱HCキャピタルは、2027年3月期予想が実現すれば28期連続増配となる見通しであり、長期配当株として見られやすい理由の一つになっています。
連続増配が続いている
三菱HCキャピタルは、連続増配銘柄として知られています。
2027年3月期の年間配当予想は51円で、これが実現すれば28期連続増配となる見通しです。高配当株として注目されるだけでなく、長期にわたって配当を増やしてきた実績がある点は、配当目的の投資家にとって大きな魅力です。
単に利回りが高い銘柄の場合、業績悪化や株価下落によって一時的に高配当に見えているケースもあります。一方で、三菱HCキャピタルは増配実績が積み上がっているため、長期配当株として検討しやすい銘柄といえます。
ただし、連続増配が続いているからといって、将来も必ず増配が続くとは限りません。今後も増配を続けられるかは、純利益の成長や配当性向の水準、金利上昇や信用コストの影響を確認する必要があります。
近年の配当推移
三菱HCキャピタルの近年の配当推移を見ると、着実に年間配当が増えていることがわかります。
2023年3月期は年間33円でしたが、2024年3月期は37円、2025年3月期は40円、2026年3月期は46円と増配が続いています。さらに、2027年3月期は年間51円配当が予想されています。
| 決算期 | 年間配当 |
|---|---|
| 2023年3月期 | 33円 |
| 2024年3月期 | 37円 |
| 2025年3月期 | 40円 |
| 2026年3月期 | 46円 |
| 2027年3月期予想 | 51円 |
この推移を見ると、三菱HCキャピタルは配当を段階的に引き上げてきたことがわかります。
配当目的で投資する場合、現在の利回りだけでなく、こうした増配の継続性も重要です。増配が続けば、購入時点の利回りだけでなく、将来的な受取配当額の増加も期待しやすくなります。
配当成長率も確認したい
三菱HCキャピタルの年間配当は、2023年3月期の33円から2027年3月期予想の51円まで増加しています。
この期間だけを見ると、配当金は大きく増えており、単純な高配当株ではなく、増配が続いている銘柄として評価しやすいです。配当を長期で受け取りたい投資家にとって、配当金が増えていることは大きなメリットになります。
ただし、今後も同じペースで増配が続くとは限りません。配当金を増やすには、その原資となる利益の成長が必要です。利益が伸びないまま配当だけを増やすと、配当性向が上昇し、将来の増配余地が狭くなる可能性があります。
そのため、三菱HCキャピタルの配当を見るときは、配当金の推移だけでなく、純利益や配当性向とのバランスも確認することが大切です。
三菱HCキャピタルの配当方針
三菱HCキャピタルは、株主還元に積極的な企業として見られやすいです。
特に配当を重視している点は、配当目的の投資家にとって重要なポイントです。2028中期経営計画では配当性向45%以上を目標に掲げており、今後も配当を通じた株主還元を重視する姿勢がうかがえます。
株主還元は配当を基本としている
三菱HCキャピタルは、株主還元について、原則として年2回の配当を通じて行う方針を示しています。
そのため、自社株買いによる還元を期待する銘柄というよりも、配当を中心に株主還元を受け取る銘柄として見られやすいです。毎年の配当金や増配方針を重視する投資家にとっては、相性の良い銘柄といえます。
また、三菱HCキャピタルは連続増配実績が長く、配当を安定的に増やしてきた点も特徴です。配当目的で長期保有を考える場合、会社が配当を重視しているかどうかは重要な判断材料になります。
ただし、配当方針があるからといって、業績に関係なく配当が維持されるわけではありません。今後も配当を安定して受け取るには、業績や財務状況の確認が欠かせません。
2028中計では配当性向45%以上が目標
三菱HCキャピタルは、2028中期経営計画で配当性向45%以上を目標に掲げています。
2027年3月期予想の配当性向は45.8%であり、中計で示された方針と整合しています。株主還元を重視する姿勢が明確である点は、配当目的の投資家にとってポジティブです。
配当性向とは、純利益のうちどれだけを配当に回しているかを示す指標です。配当性向45%以上という方針は、利益の一定割合を株主に還元する姿勢を示していると考えられます。
一方で、配当性向を高めるだけでは十分ではありません。理想的なのは、利益が成長し、その利益成長にあわせて配当も増えていく形です。利益が伸びない中で配当性向だけが高まると、将来的な増配余力に不安が出る可能性があります。
配当性向の上昇には注意
三菱HCキャピタルの配当性向は、2026年3月期の40.7%から、2027年3月期予想では45.8%へ上昇する見通しです。
配当性向の上昇は、株主還元を強化しているという意味ではポジティブです。特に配当目的の投資家にとっては、会社が配当を重視していることが確認できる材料になります。
ただし、配当性向が上がるほど、利益が下振れしたときの余裕は小さくなります。2027年3月期予想の45.8%という水準が直ちに危険というわけではありませんが、今後の利益成長が伴うかどうかは確認したいポイントです。
仮に純利益が伸びない中で増配を続けると、配当性向はさらに上昇します。その場合、将来の増配余地が狭くなったり、減配リスクが意識されたりする可能性があります。
三菱HCキャピタルを配当目的で見る場合は、配当金額だけでなく、配当性向が無理のない水準に収まっているかを確認することが大切です。
三菱HCキャピタルは減配する可能性がある?
三菱HCキャピタルは、現時点では増配予想を出しており、すぐに減配を前提に考える状況ではありません。
2027年3月期は年間51円配当を予想しており、実現すれば28期連続増配となる見通しです。連続増配が続いている点は、配当目的の投資家にとって大きな安心材料です。
ただし、将来の減配リスクがゼロというわけではありません。配当は企業の利益から支払われるため、業績が悪化すれば配当方針が見直される可能性もあります。
現時点では増配予想
三菱HCキャピタルは、2027年3月期に年間51円の配当を予想しています。
2026年3月期の年間配当46円から5円増配となる見通しで、配当方針だけを見るとポジティブな内容です。28期連続増配が見込まれていることも、長期配当株として注目される理由になります。
そのため、現時点で直ちに減配を前提に考える必要性は高くないでしょう。少なくとも、会社予想では増配が示されており、株主還元姿勢は維持されています。
一方で、配当投資では「今期の配当予想」だけでなく、「今後もその配当を維持できるか」を見ることが重要です。将来的に利益が下振れしたり、信用コストや資金調達コストが増えたりすれば、減配リスクが意識される可能性があります。
減配リスクを見るポイント
三菱HCキャピタルの減配リスクを見るときは、配当金額だけでなく、配当を支える利益やリスク要因を確認する必要があります。
特に重要なのは、純利益、配当性向、信用コスト、資金調達コスト、セグメント利益です。これらが悪化すると、配当余力に影響する可能性があります。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 純利益 | 会社予想を達成できるか |
| 配当性向 | 45%台から大きく上がりすぎないか |
| 信用コスト | 貸倒関連費用が増えていないか |
| 資金調達コスト | 金利上昇で利益が圧迫されていないか |
| セグメント利益 | 航空・不動産・海外事業が悪化していないか |
三菱HCキャピタルはリース・ファイナンスを中心とする会社なので、金利上昇や信用コストの増加は業績に影響しやすいです。特に資金調達コストが上がると、利益率が圧迫される可能性があります。
また、航空、不動産、海外事業などは市況や外部環境の影響も受けます。配当の安定性を見るには、全体の純利益だけでなく、主要セグメントが安定して利益を出しているかも確認したいところです。
連続増配だから必ず安心とは限らない
三菱HCキャピタルの連続増配実績は、大きな魅力です。
長期にわたって配当を増やしてきた企業は、配当目的の投資家から評価されやすくなります。三菱HCキャピタルも、高配当株・連続増配株として注目される理由があります。
ただし、過去の増配実績が将来の増配を保証するわけではありません。業績が悪化した場合や、資金調達コスト・信用コストが想定以上に増加した場合には、配当方針が変更される可能性もあります。
配当投資で大切なのは、配当金の高さだけを見ることではありません。その配当が、どの利益から支払われているのか、今後も無理なく続けられるのかを確認することです。
三菱HCキャピタルを長期配当株として見る場合も、連続増配という実績を評価しつつ、純利益、配当性向、金利環境、信用コストを定期的に確認することが重要です。
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三菱HCキャピタル株は配当目的で買う価値がある?
三菱HCキャピタル株は、配当目的の長期投資候補として見る価値がある銘柄です。
連続増配の実績があり、予想配当利回りも3%台後半と、高配当株として注目しやすい水準です。また、2028中期経営計画では配当性向45%以上を掲げており、株主還元に前向きな姿勢も確認できます。
ただし、配当利回りが高いからといって、必ずしも安心して買えるわけではありません。株価下落リスクや金利上昇、信用コストの増加など、リース・金融株ならではの注意点もあります。
長期配当目的なら候補になりやすい
三菱HCキャピタルは、長期配当目的の投資候補になりやすい銘柄です。
理由は、連続増配の実績があり、2027年3月期予想が実現すれば28期連続増配となる見通しだからです。配当を長期で受け取りたい投資家にとって、増配実績が長く続いている点は大きな魅力です。
また、予想配当利回りは3%台後半で、高配当株として見やすい水準です。さらに、2028中計では配当性向45%以上を目標としており、配当を重視する株主還元方針も示されています。
このように、三菱HCキャピタルは「高配当」「連続増配」「配当性向45%以上」という点で、配当目的の投資家と相性が良い銘柄といえます。
ただし、配当目的で買う場合でも、利回りだけで判断するのではなく、業績や配当余力もあわせて確認することが大切です。
ただし株価下落リスクもある
三菱HCキャピタルは配当面で魅力がありますが、株価下落リスクもあります。
配当利回りが高くても、株価が大きく下がれば含み損を抱える可能性があります。配当金を受け取っていても、株価下落による損失が大きくなれば、トータルではマイナスになることもあります。
また、三菱HCキャピタルはリース・ファイナンス事業を中心とする会社です。そのため、金利上昇による資金調達コストの増加や、景気悪化による信用コストの増加はリスクになります。
さらに、2027年3月期の純利益予想は、表面的には前期比でやや減益に見える内容です。会社側は決算期変更影響を除けば実質増益としていますが、短期的には「今期減益予想」と受け止められて株価の重しになる可能性もあります。
配当目的であっても、買うタイミングは重要です。株価が割高な場面で買うと、配当を受け取りながらも含み損が続く可能性があります。配当利回り、業績、株価水準をセットで確認したいところです。
新NISAで買うならどう見る?
三菱HCキャピタル株は、新NISAで配当目的に保有する候補にもなり得ます。
NISA口座で保有すれば、条件を満たすことで配当金を非課税で受け取ることができます。高配当株を長期保有する場合、配当非課税のメリットは大きく、連続増配株との相性も良いです。
ただし、新NISAだからといって、1銘柄に集中しすぎるのは避けたいところです。三菱HCキャピタルは配当面で魅力がありますが、金融・リース株として金利や信用コスト、景気変動の影響を受ける可能性があります。
新NISAで買う場合は、以下のような見方が大切です。
| 確認項目 | 見るポイント |
|---|---|
| 配当利回り | 高配当株として魅力があるか |
| 配当性向 | 増配に無理がないか |
| 業績 | 純利益が安定しているか |
| リスク | 金利上昇や信用コスト増加に注意 |
| 投資割合 | 1銘柄に集中しすぎないか |
三菱HCキャピタルは、配当目的の長期保有候補として見る余地があります。ただし、新NISAで買う場合でも、分散投資を意識しながら、定期的に業績と配当方針を確認することが大切です。
三菱HCキャピタルの配当に関するよくある質問
三菱HCキャピタルの配当金はいくら?
2027年3月期は、年間51円配当予想です。中間25円、期末26円が予定されています。
三菱HCキャピタルの配当利回りは?
2026年5月18日時点のYahoo!ファイナンスでは、会社予想配当利回りは3.82%です。配当利回りは株価によって変動します。
三菱HCキャピタルの権利確定日はいつ?
期末配当の基準日は毎年3月31日、中間配当の基準日は毎年9月30日です。
三菱HCキャピタルの配当金はいつもらえる?
中間配当は12月ごろ、期末配当は6月ごろに支払われることが多いです。正確な支払開始日は公式IRで確認しましょう。
三菱HCキャピタルは連続増配銘柄?
2027年3月期予想が実現すれば、28期連続増配となる見通しです。
三菱HCキャピタルは減配する可能性がある?
現時点では増配予想ですが、将来の減配リスクはゼロではありません。純利益、配当性向、信用コスト、資金調達コストを確認する必要があります。
三菱HCキャピタルは配当目的で長期保有できる?
長期配当目的の候補にはなり得ます。ただし、配当利回りだけでなく、業績、配当性向、金利環境も確認することが大切です。
まとめ
三菱HCキャピタルは、配当目的で注目されやすい高配当株です。
2027年3月期は年間51円配当予想で、予想配当利回りは3%台後半です。さらに、実現すれば28期連続増配となる見通しであり、長期配当株としての魅力があります。
また、2028中期経営計画では配当性向45%以上を掲げており、株主還元を重視する姿勢も確認できます。配当目的の投資家にとっては、候補に入れやすい銘柄といえるでしょう。
一方で、配当性向の上昇、信用コストの増加、金利上昇による資金調達コストの増加には注意が必要です。配当利回りが高くても、業績が悪化すれば減配リスクや株価下落リスクが意識される可能性があります。
三菱HCキャピタルを配当目的で見る場合は、利回りだけで判断せず、業績、配当性向、配当方針、信用コスト、金利環境をあわせて確認することが大切です。
▼出典
三菱HCキャピタル株式会社「配当情報」
三菱HCキャピタル株式会社「株式基本情報」
三菱HCキャピタル株式会社「2026年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」
三菱HCキャピタル株式会社「2026年3月期 決算概要資料」
三菱HCキャピタル株式会社「2026~2028年度中期経営計画(2028中計)」
三菱HCキャピタル株式会社「中期経営計画」
Yahoo!ファイナンス「三菱HCキャピタル(8593)配当情報」
Yahoo!ファイナンス「三菱HCキャピタル(8593)株価・株式情報
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