キオクシアは、NAND型フラッシュメモリやSSDを手がける日本の半導体メーカーです。
スマートフォンやPCだけでなく、AIサーバーやデータセンターにも製品を供給しています。AI関連株として注目されていますが、GPUメーカーとは役割が異なります。
事業内容や強み、NANDの仕組み、AIとの関係、競合やリスクを解説します。

キオクシアは何の会社?
キオクシアは、一言で表すと「データを記憶・保存する半導体メモリの会社」です。
NAND型フラッシュメモリやSSDを開発・製造し、スマートフォン、PC、データセンター、AIサーバー、車載機器などへ供給しています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 会社名 | キオクシアホールディングス株式会社 |
| 証券コード | 285A |
| 主な事業 | フラッシュメモリ・SSD |
| 主力製品 | NAND型フラッシュメモリ、SSD、組み込み式メモリ |
| 主な用途 | スマートフォン、PC、データセンター、AIサーバー、車載機器 |
| 主な生産拠点 | 四日市工場、北上工場 |
| 前身 | 東芝のメモリ事業 |
| 上場市場 | 東証プライム |
CPUやGPUは、大量の計算処理を行うための半導体です。一方、キオクシアが主力とするNAND型フラッシュメモリは、写真や動画、プログラムなどのデータを保存する役割を担います。
キオクシアはNAND型フラッシュメモリを1987年に発明し、現在は世界最大級のフラッシュメモリ専業企業として、メモリからSSDまで幅広く展開しています。
生成AIの普及によって保存するデータ量が増加するなか、計算性能だけでなく、大量のデータを保存して必要なときに素早く読み出すストレージの重要性も高まっています。
キオクシアは「記憶・保存」に強い半導体メーカー
スマートフォンで撮影した写真や動画は、端末の電源を切っても消えません。
PCに保存したファイルやアプリ、クラウド上の企業データなども、必要なときに再び利用できる状態で保存されています。
こうしたデータの保存を支えている半導体の一つが、キオクシアの主力製品であるNAND型フラッシュメモリです。
主な保存対象には、次のようなものがあります。
・スマートフォンの写真や動画
・PCのOS、ソフトウェア、各種ファイル
・クラウドサービス上の企業データ
・AIが学習や推論に利用するデータ
・生成AIが作り出した画像、動画、文章などのデータ
NAND型フラッシュメモリは、電源を切っても記録したデータを保持できる「不揮発性メモリ」です。
AIではGPUの計算性能が注目されやすいものの、AIモデルや大量の参照データ、生成されたデータを保存するためには、NANDやSSDも欠かせません。
キオクシアはデータを計算する企業ではなく、膨大なデータを保存し、必要なときに活用できる状態にする半導体メモリ企業です。
キオクシアホールディングスとキオクシア株式会社の違い
キオクシアグループには、「キオクシアホールディングス株式会社」と「キオクシア株式会社」があります。
名前は似ていますが、それぞれの役割は異なります。
| 会社 | 主な役割 |
|---|---|
| キオクシアホールディングス株式会社 | グループの経営戦略策定・経営管理 |
| キオクシア株式会社 | メモリ・SSDの研究、開発、設計、製造、販売 |
東京証券取引所に上場しているのは、持株会社であるキオクシアホールディングス株式会社です。
株式市場でキオクシア株を購入する場合は、証券コード285Aのキオクシアホールディングスへ投資することになります。
一方、実際にNAND型フラッシュメモリやSSDの研究・開発、設計、製造、販売を担う中心的な事業会社がキオクシア株式会社です。
投資対象はキオクシアホールディングスですが、製品開発や製造の中心は傘下のキオクシア株式会社と理解すると分かりやすいでしょう。
キオクシアは旧東芝メモリ
キオクシアのルーツは、東芝の半導体メモリ事業です。
東芝は1987年に世界初のNAND型フラッシュメモリを発明し、その後、スマートフォンやSSDなどへ用途を広げてきました。
キオクシアへ至る主な流れは次のとおりです。
| 年月 | 主な出来事 |
|---|---|
| 1987年 | 世界初のNAND型フラッシュメモリを発明 |
| 2017年4月 | 東芝メモリ株式会社が発足 |
| 2019年3月 | 東芝メモリホールディングス株式会社を設立 |
| 2019年10月 | キオクシアへ社名変更 |
| 2024年12月 | キオクシアホールディングスが東証プライムへ上場 |
「キオクシア」という社名は、日本語の「記憶(KIOKU)」と、ギリシャ語で価値を意味する「AXIA」を組み合わせた名称です。
旧東芝メモリから事業内容が大きく変わったわけではなく、現在もフラッシュメモリとSSDを中核事業としています。
キオクシアは、東芝が長年育ててきたNAND型フラッシュメモリ事業を引き継ぐ日本の半導体メーカーです。
キオクシアの事業内容
キオクシアは、会計上では「メモリ事業」の単一セグメントです。
一方、売上収益については、製品が使用される用途に応じて「SSD & Storage」「Smart Devices」「Other」の3分野に分類しています。
2026年3月期の売上収益は、2兆3,376億円でした。
| 用途別売上 | 2026年3月期 | 売上比率 | 主な製品・用途 |
|---|---|---|---|
| SSD & Storage | 1兆3,626億円 | 58.3% | PC、データセンター、企業向けSSD |
| Smart Devices | 7,600億円 | 32.5% | スマートフォン、タブレット、車載向け |
| Other | 2,150億円 | 9.2% | SDカード、USBメモリなど |
| 合計 | 2兆3,376億円 | 100% | ― |
※売上は億円未満を四捨五入。
売上の中心は、PCやデータセンター、企業サーバー向けのSSDを含むSSD & Storageです。
スマートフォン向けメモリの会社という印象もありますが、現在はデータセンターやエンタープライズ向けを含むストレージ分野が売上の約6割を占めています。
SSD & Storage|最大の売上分野
SSD & Storageは、2026年3月期に1兆3,626億円を売り上げ、キオクシア全体の売上収益の約58%を占めました。
主な製品・用途は次のとおりです。
・PC向けのクライアントSSD
・クラウドデータセンター向けSSD
・企業サーバーやストレージシステム向けSSD
・SSDなどに搭載されるNAND型フラッシュメモリ
SSDは、NAND型フラッシュメモリにコントローラーやファームウェアなどを組み合わせたデータ保存装置です。
キオクシアはNANDを製造するだけでなく、NANDの性能を引き出すコントローラーやファームウェア、完成品のSSDまで開発しています。
特にデータセンターでは、クラウドサービスや生成AIの普及によって、保存するデータ量が増加しています。
AIサーバーでは、AIモデルや参照データ、生成データを保存し、必要な情報をGPUへ素早く供給することが求められるため、高性能・大容量SSDの重要性が高まっています。
SSD & Storageはキオクシア最大の売上分野であり、AI・データセンター需要の拡大を取り込む中心事業です。
Smart Devices|スマートフォンや車載向けメモリ
Smart Devicesには、スマートフォンやタブレット、車載機器、産業機器などで使用される組み込み式メモリが含まれます。
2026年3月期の売上収益は7,600億円で、全体の約32.5%を占めました。
スマートフォンでは、次のようなデータの保存にNAND型フラッシュメモリが利用されています。
・写真や動画
・アプリ
・音楽
・OSや各種設定
・端末内で使用するAIモデルやデータ
組み込み式メモリは、NAND型フラッシュメモリに制御機能を加え、スマートフォンなどへ搭載しやすくした製品です。
また、自動車ではカーナビの地図データやカメラ映像、運転支援システムに関するデータなど、保存する情報が増えています。
AIスマートフォンやAI PCの普及によって端末内で扱うデータ量が増えれば、搭載されるNAND容量の増加につながる可能性があります。
Smart Devicesは、スマートフォンを中心に、車載・産業機器など幅広い端末のデータ保存を支える分野です。
Other|SDカードやUSBメモリなど
Otherには、SDメモリカードやmicroSDカード、USBフラッシュメモリなどのリテール向け製品が含まれます。
2026年3月期の売上収益は2,150億円で、全体の約9.2%です。
主な製品には、次のようなものがあります。
・SDメモリカード
・microSDメモリカード
・USBフラッシュメモリ
・個人向けSSD
家電量販店やインターネット通販でも販売されているため、一般消費者が「KIOXIA」のブランドを直接目にしやすい製品です。
ただし、キオクシア全体では、一般消費者向け製品よりも、スマートフォンメーカー、PCメーカー、データセンターなどへ供給するBtoB向けメモリ・SSDの売上が中心です。
なお、Otherにはリテール向け製品だけでなく、製造合弁会社を通じて計上されるサンディスクグループ向けの売上なども含まれます。
SDカードやUSBメモリは身近な製品ですが、キオクシアの事業の中心は法人向けのNANDとSSDです。
NAND型フラッシュメモリとは?

NAND型フラッシュメモリは、写真や動画、アプリなどのデータを記憶する半導体メモリです。
最大の特徴は、電源を切っても保存したデータが消えないことです。
| 特徴 | 内容 |
|---|---|
| データを保存 | 写真、動画、アプリなどを記録 |
| 電源を切っても消えない | 不揮発性メモリ |
| 大容量化しやすい | 多くのデータを保存可能 |
| 主な用途 | SSD、スマートフォン、SDカード、USBメモリ |
NAND型フラッシュメモリは、メモリセルを高密度に配置しやすく、大容量のデータ保存に適しています。
スマートフォンやPCの内部だけでなく、企業サーバー、クラウドデータセンター、AIサーバーなど、幅広い機器に使用されています。
電源を切ってもデータが消えない半導体メモリ
半導体メモリには、電源を切るとデータが消えるものと、電源を切ってもデータが残るものがあります。
NAND型フラッシュメモリは、電源が供給されていない状態でもデータを保持できる「不揮発性メモリ」です。
スマートフォンの電源を切った後も写真や動画が残っているのは、NAND型フラッシュメモリなどにデータが保存されているためです。
同様に、PCのSSDへ保存したファイルや、データセンターに蓄積された企業データも、電源を切るたびに消えることはありません。
NAND型フラッシュメモリでは、メモリセルと呼ばれる小さな領域に電子を蓄え、その状態の違いを利用して「0」と「1」のデータを記録します。
また、メモリセルを高密度に並べられるため、写真や動画、AIデータなどの大容量化にも対応しやすい特徴があります。
NAND型フラッシュメモリは、デジタル機器やデータセンターにおける長期的なデータ保存を支える基幹部品です。
NANDとSSDの違い
NAND型フラッシュメモリとSSDは、同じものではありません。
NANDはデータを記憶する半導体チップであり、SSDはNANDを利用してデータを保存・読み書きする装置です。
| 項目 | NAND型フラッシュメモリ | SSD |
|---|---|---|
| 種類 | 半導体メモリ | データ保存装置 |
| 役割 | データを記憶 | NANDを制御してデータを保存・読み書き |
| 主な構成 | メモリチップ | NAND、コントローラー、ファームウェアなど |
SSDの内部には、データを保存するNAND型フラッシュメモリだけでなく、読み書きを管理するコントローラーや、SSD全体を制御するファームウェアなどが搭載されています。
コントローラーは、データの読み書き、高速化、エラー訂正、書き換え回数の管理、暗号化などを行います。
NANDの性能が高くても、コントローラーやファームウェアの設計が不十分であれば、SSD全体の速度や耐久性、信頼性を十分に高められません。
キオクシアは、NANDチップだけでなく、コントローラーやファームウェアを含むSSDの開発も手がけています。
NANDはSSDを構成する中核部品であり、SSDはNANDを実際の保存装置として使えるようにした製品です。
NAND・DRAM・HBM・GPUの違い
AI関連の半導体としては、NANDのほかにDRAM、HBM、GPUなどがあります。
いずれもAIシステムで使われますが、それぞれの役割は異なります。
| 製品 | 主な役割 | データ保持 | AIでの役割 |
|---|---|---|---|
| NAND | データの長期保存 | 電源を切っても残る | 学習・推論データを保存 |
| SSD | NANDを使った記憶装置 | 電源を切っても残る | 大量データを保存・供給 |
| DRAM | 一時的な作業用メモリ | 電源を切ると消える | CPUやGPUの処理を補助 |
| HBM | 高速・広帯域のDRAM | 電源を切ると消える | AI GPUへ大量のデータを高速供給 |
| GPU | 大量の計算処理 | データ保存が主目的ではない | AIの学習・推論を実行 |
GPUは、AIモデルの学習や推論に必要な大量の計算を実行します。
HBMはGPUの近くに配置され、計算に必要なデータを高速で受け渡すメモリです。DRAMもCPUやGPUが処理中のデータを一時的に置く作業領域として使用されます。
一方、NANDとSSDは、AIモデル、企業データ、画像、動画、生成データなどを長期的に保存する役割を担います。
キオクシアは、SKハイニックスやマイクロンのようにHBMを主力とするメーカーではありません。また、エヌビディアのようなGPUメーカーでもありません。
ただし、AIで利用するデータ量が増えるほど、大容量のNANDやSSDも必要になります。
キオクシアはAIの「計算」を直接担う会社ではなく、AIが使用する膨大なデータの「記憶・保存」を支える会社です。
3次元フラッシュメモリ「BiCS FLASH™」とは
BiCS FLASH™は、キオクシアが開発する3次元NAND型フラッシュメモリです。
従来の平面型フラッシュメモリでは、メモリセルを横方向に細かく並べることで容量を増やしていました。
しかし、微細化が進むと、メモリセル同士の干渉やデータ保持の安定性などが課題になります。
そこで、メモリセルを横方向だけでなく縦方向にも積み重ね、限られた面積へ多くのメモリセルを配置する技術が3次元フラッシュメモリです。
建物に例えると、平屋の住宅を高層マンションへ建て替え、同じ土地面積に多くの部屋を設けるイメージです。
キオクシアは2007年に世界で初めて3次元フラッシュメモリ技術を発表し、現在は「BiCS FLASH™」として世代ごとに進化させています。
第8世代BiCS FLASH™では、メモリセルを駆動する回路とメモリセル部分を別々のウエハーに作り、貼り合わせるCBA技術を採用しました。218層の構造によって、大容量化と高性能化を進めています。
第10世代では積層数を332層まで増やし、ビット密度やデータ転送速度、電力効率を改善しています。
こうした技術によって、同じチップ面積でも保存できるデータ量を増やし、高速化や低消費電力化を進めることが可能です。
BiCS FLASH™は、キオクシアの大容量化・高性能化・低消費電力化を支える中核技術です。
キオクシアの強み
キオクシアの強みは、NAND型フラッシュメモリを発明した技術力に加え、世界最大級の生産規模、サンディスクとの協業、NANDからSSDまで開発できる総合力にあります。
| 強み | 内容 |
|---|---|
| NANDの技術力 | 世界初のNAND型フラッシュメモリを発明 |
| 3次元フラッシュ技術 | BiCS FLASH™やCBA技術を開発 |
| 世界最大級の生産規模 | 四日市工場・北上工場を展開 |
| 生産効率 | AI・ビッグデータを活用したスマートファクトリー |
| サンディスクとの協業 | 共同開発や設備投資でスケールを確保 |
| SSDの総合開発力 | NAND、コントローラー、ファームウェアを組み合わせる |
半導体メモリでは、単に記憶容量を増やすだけでなく、データの転送速度、消費電力、信頼性、製造コストを同時に改善する必要があります。
キオクシアは、長年の研究開発によって蓄積したメモリ技術と、大規模な生産拠点を組み合わせることで、スマートフォンからAIサーバーまで幅広い用途へ製品を供給しています。
NAND型フラッシュメモリを発明した技術力
キオクシアのルーツである東芝は、1987年にNAND型フラッシュメモリを発明しました。
現在ではスマートフォンやSSD、SDカードなどに広く使われていますが、キオクシアはNANDが普及する前から研究開発を続けてきた企業です。
その後も、メモリセルを平面上に並べる技術から、縦方向へ積み重ねる3次元フラッシュメモリへ開発を進めました。
2007年には、世界で初めて3次元フラッシュメモリ技術を発表しています。
キオクシアが長年取り組んできた技術には、次のようなものがあります。
・メモリセルの微細化
・メモリセルの3次元化
・1つのセルに記録するデータ量の増加
・データ転送速度の向上
・消費電力の低減
・耐久性や信頼性の改善
現在もBiCS FLASH™やXL-FLASH™をはじめ、AIサーバーやデータセンターに対応する次世代メモリの開発を進めています。
NANDを発明した実績だけでなく、製品の大容量化や高速化を継続していることが、キオクシアの技術面での強みです。
BiCS FLASH™やCBA技術
BiCS FLASH™は、メモリセルを縦方向へ積み重ねるキオクシアの3次元フラッシュメモリです。
平面上だけにメモリセルを並べる場合、1つのチップへ搭載できるセルの数には限界があります。
一方、メモリセルを立体的に積み重ねれば、同じ面積でもより多くのデータを保存できます。
さらに、第8世代以降のBiCS FLASH™には、CBAと呼ばれる技術が採用されています。
CBAは「CMOS directly Bonded to Array」の略で、データを保存するメモリセル部分と、メモリを制御するCMOS回路を別々のウエハーで製造し、後から直接接合する技術です。
別々に製造することで、それぞれに適した製造プロセスを選びやすくなります。
これにより、次のような改善が期待できます。
・記憶容量を増やすビット密度の向上
・データ転送速度の高速化
・消費電力の低減
・チップ面積の効率化
・用途に合わせた性能設計
第10世代の3次元フラッシュメモリにもCBA技術が採用されており、キオクシアとサンディスクは2026年7月、北上工場の第2製造棟で生産を開始したと発表しました。
高性能・大容量・低消費電力という特徴は、大量のデータを扱うAIサーバーやデータセンター向けSSDで特に重要になります。
四日市工場・北上工場の生産規模
キオクシアは、三重県の四日市工場と岩手県の北上工場を主要な生産拠点としています。
両工場の生産能力を組み合わせることで、世界最大級のフラッシュメモリ生産規模を確保しています。
半導体メモリは、大量生産によって1ビットあたりの製造コストを下げることが重要です。
生産規模が大きければ、設備や研究開発へ継続的に投資しながら、製造コストを抑えやすくなります。
また、キオクシアの工場では、製造装置や検査装置から集めた大量のデータをAIで分析しています。
例えば、製品の異常を早期に検知したり、不良が発生した原因を自動的に特定したりすることで、生産効率や歩留まりの改善につなげています。
四日市工場では、製造ラインから1日に約30億件のデータが生成されると説明されています。
こうしたAIやビッグデータを活用したスマートファクトリーによって、大規模生産と高い生産効率の両立を目指している点も強みです。
サンディスクとの長期パートナーシップ
キオクシアは、サンディスクと25年以上にわたりフラッシュメモリの共同開発・共同生産を続けています。
両社は四日市工場と北上工場で、3次元フラッシュメモリの研究開発や設備投資、生産を共同で行っています。
半導体工場の建設や製造設備の導入には、多額の資金が必要です。
サンディスクと投資や生産規模を共有することで、キオクシア単独で投資する場合よりも大規模な設備投資を行いやすくなります。
協業による主なメリットは次のとおりです。
・研究開発費の分担
・工場や製造設備への共同投資
・生産規模の拡大
・量産によるコスト競争力の向上
・安定した製品供給
2026年1月には、四日市工場の共同事業契約を2034年末まで延長すると発表しました。
北上工場の契約期間も四日市工場とそろえ、2034年末まで協業を続ける方針です。
サンディスクとの関係は、技術開発力と生産規模の両方を支える重要なパートナーシップとなっています。
NANDからSSDまで開発できる
キオクシアは、NAND型フラッシュメモリのチップだけを販売する会社ではありません。
NANDを使用したSSDや、その性能を引き出すためのコントローラー、ファームウェアも開発しています。
SSDは、主に次の要素で構成されます。
・データを保存するNAND型フラッシュメモリ
・データの読み書きを管理するコントローラー
・SSD全体を制御するファームウェア
・データを一時的に処理するメモリ
・外部機器と接続するインターフェース
同じNANDを使用していても、コントローラーやファームウェアの設計によって、速度や耐久性、消費電力、信頼性は変わります。
キオクシアは、NANDの特性を理解したうえでSSD全体を設計できるため、PC、企業サーバー、データセンター、AIサーバーなど、用途に合わせて性能を最適化できます。
NANDから完成品のSSDまで一貫して開発できることは、顧客の細かな要望へ対応するうえでも強みとなります。
キオクシアのNAND世界シェアは何位?
TrendForceによると、キオクシアの2026年第1四半期におけるNAND売上高シェアは13.9%で、世界3位でした。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| NAND売上高シェア | 13.9% |
| 世界順位 | 3位 |
| 調査時点 | 2026年第1四半期 |
| 主な競合 | サムスン、SKハイニックス、マイクロン、サンディスクなど |
※TrendForce調べ。市場シェアは四半期ごとに変動します。
2026年第1四半期のキオクシアのNAND売上高は約59億6,000万ドルとなり、前四半期から80%増加しました。
ただし、メモリ価格や出荷量によって各社の売上高は大きく変動するため、四半期ごとに市場シェアや順位が入れ替わる可能性があります。
世界の主要NANDメーカー
NAND型フラッシュメモリ市場では、少数の大手メーカーが世界の供給の多くを占めています。
主なNANDメーカーは次のとおりです。
| 企業 | 特徴 |
|---|---|
| サムスン電子 | NAND、DRAM、HBMなどを幅広く展開 |
| SKハイニックス・Solidigm | NANDに加えDRAM・HBMも主力 |
| キオクシア | NANDとSSDへ集中する日本企業 |
| マイクロン | NAND、DRAM、HBMを展開する米国企業 |
| サンディスク | NAND・SSDを展開しキオクシアと共同生産 |
| YMTC | 中国を拠点とするNANDメーカー |
2026年第1四半期のNAND売上高では、サムスン電子が31.6%で首位、SKハイニックスグループが17.6%で2位でした。
キオクシアは13.9%で3位となり、マイクロンとサンディスクがそれぞれ13.9%で続いています。
キオクシアはNANDへ特化
キオクシアは、NAND型フラッシュメモリとSSDが事業の中心です。
サムスン電子やSKハイニックス、マイクロンは、NANDだけでなくDRAMやHBMも展開しています。
一方、キオクシアはフラッシュメモリに経営資源を集中しているため、NAND市場の成長による恩恵を受けやすい事業構造です。
NAND需要が増加し、販売価格が上昇すると、売上高や利益が大きく伸びる可能性があります。
特に、AIサーバーやデータセンター向けの高性能・大容量SSDが成長すれば、キオクシアの製品構成や収益性の改善につながることが期待されます。
ただし、NANDへ特化していることはリスクにもなります。
NANDの供給が需要を上回り、販売価格が下落すると、他の半導体事業で補うことが難しく、業績への影響が大きくなりやすいからです。
NANDへ特化した事業構造は、メモリ市況が好調なときの強みである一方、市況悪化時には弱みにもなります。
サンディスクは競合であり協業相手
キオクシアとサンディスクは、それぞれ自社ブランドでNANDやSSDを販売しています。
そのため、製品市場では顧客やシェアを競う競合関係です。
一方、フラッシュメモリの研究開発や製造では、両社が共同事業を行っています。
四日市工場と北上工場では、両社が共同で設備投資を行い、生産されたフラッシュメモリをそれぞれの販売活動へ使用しています。
つまり、両社の関係は次のように整理できます。
| 分野 | 関係 |
|---|---|
| NAND・SSDの販売 | 競合 |
| 技術開発 | 協業 |
| 工場への設備投資 | 協業 |
| フラッシュメモリの生産 | 協業 |
| 市場シェア | 別々に集計 |
キオクシアとサンディスクの株価は、同じNAND価格やデータセンター需要の影響を受ける場合があります。
ただし、両社では顧客構成や製品構成、財務状況が異なるため、株価が常に同じように動くわけではありません。
サンディスクは、販売面では競合でありながら、キオクシアの技術開発と生産規模を支える重要な協業相手でもあります。
キオクシアはなぜAI関連企業として注目されている?
キオクシアは、AIの計算を行うGPUメーカーではありません。
AIが使用する大量のデータを保存し、必要なデータをGPUへ効率よく供給するNAND型フラッシュメモリやSSDを開発しています。
AIシステムでは、GPUやHBMだけでなく、AIモデルや企業データ、生成されたデータを保存するストレージも必要です。
そのため、AIの利用が学習から推論へ広がり、世界で扱われるデータ量が増えるほど、高性能・大容量SSDの需要が拡大する可能性があります。
AIには大量のデータを保存するストレージが必要
生成AIを動かすためには、計算処理を行うGPUだけでなく、大量のデータを保存するストレージが必要です。
AIシステムで保存される主なデータには、次のようなものがあります。
・AIモデル
・学習に使用する文章や画像
・動画や音声データ
・企業が保有する業務データ
・RAGで参照する外部情報
・AIが過去に行った計算結果
・生成AIが作った文章、画像、動画
企業が生成AIを本格的に導入すると、社内文書や顧客情報、商品データなどをAIへ参照させる機会も増えます。
また、AIが生成する画像や動画はファイルサイズが大きく、保存するデータ量の増加につながります。
こうしたデータを低コストで大量に保存し、必要なときに高速で読み出す役割を担うのがNANDやSSDです。
AIの計算性能が向上するほど、ストレージからGPUへデータを送る速度が処理全体のボトルネックになる可能性があります。
そのため、AI時代では容量だけでなく、高速なデータ転送や低遅延に対応したSSDの重要性も高まっています。
AIの学習から推論へ需要が拡大
生成AI市場では、AIモデルを作る「学習」に加え、完成したモデルを実際に利用する「推論」の需要が拡大しています。
学習では、大量のデータを使ってAIモデルの性能を高めます。
一方、推論は利用者からの質問に回答したり、文章や画像を生成したりする処理です。
生成AIの利用者が増えるほど、推論処理が行われる回数も増加します。
推論では、AIモデルだけでなく、過去の計算結果や企業データ、外部の参照情報へ繰り返しアクセスします。
そのため、GPUの計算性能だけでなく、データを保存して素早く供給するストレージ性能も重要です。
キオクシアは、AI推論のデータ処理で発生するボトルネックをフラッシュメモリやSSDによって改善する戦略を示しています。
ただし、AI市場が拡大しても、すべての需要がNANDへ直結するとは限りません。
DRAMやHBM、HDDなど他の記憶装置も使われるため、キオクシアが実際にどの程度の需要を獲得できるかを確認する必要があります。
AI向けSSDを展開
キオクシアは2026年6月のInvestor Dayで、AI推論システムへ対応するSSDとしてCMシリーズ、GPシリーズ、LCシリーズを紹介しました。
| 製品 | 主な特徴 | 想定用途 |
|---|---|---|
| CMシリーズ | 高帯域・高信頼性 | AI推論GPUサーバー、KVキャッシュ |
| GPシリーズ | 超高速のデータアクセス | GPUメモリ拡張、RAG |
| LCシリーズ | 最大245TBの大容量 | AI生成データ、大規模データベース |
CMシリーズは、AIが過去に行った計算結果であるKVキャッシュを保存するための高帯域SSDです。
KVキャッシュをSSDへ保存し、必要なときにGPUへ高速で供給することで、AI推論の効率を高めることを目指しています。
GPシリーズは、XL-FLASH™を採用した高性能SSDです。
1秒間に処理できる入出力回数を示すIOPSで1億回を超える性能を目標とし、GPUメモリの容量拡張やRAGサーバーでの使用を想定しています。
LCシリーズは、AIによって増加する大量の生成データへ対応する大容量SSDです。
最大245TBのモデルを展開し、AI生成データや大規模なデータベースの保存を想定しています。
キオクシアは、速度を重視する製品から容量を重視する製品までそろえ、AIシステムの用途に応じたSSDを提供する方針です。
AIスマートフォンやAI PCも追い風
AI需要は、データセンターだけでなくスマートフォンやPCにも広がっています。
AIスマートフォンやAI PCでは、クラウド上のAIだけでなく、端末内でAI処理を行う機能が増えています。
端末内でAIを利用する場合、AIモデルや関連データをスマートフォンやPC本体へ保存する必要があります。
また、AIを使って作成した画像や動画、文章などが増えると、端末内の保存容量も多く必要になります。
こうした変化によって、スマートフォンやPCへ搭載されるNANDの容量が増加する可能性があります。
キオクシアにとっては、データセンター向けのSSD & Storageだけでなく、スマートフォンなどを対象とするSmart Devicesにも成長機会があります。
ただし、端末販売台数が伸びなかった場合や、消費者が大容量モデルを選ばなかった場合は、想定ほどNAND需要が増えない可能性もあります。
次世代NAND・SSDの開発
キオクシアは、AIシステムに必要な高速化、大容量化、低消費電力化へ対応するため、次世代NANDやSSDの開発を続けています。
主な技術には、第10世代BiCS FLASH™やXL-FLASH™があります。
第10世代BiCS FLASH™では、CBA技術を採用し、高性能・大容量・低消費電力を目指しています。
キオクシアとサンディスクは2026年7月、北上工場の第2製造棟で第10世代3次元フラッシュメモリの生産を開始しました。
今後はCMシリーズをはじめ、データセンターやAI向けのSSDへ順次搭載する計画です。
XL-FLASH™は、一般的なNANDよりも低遅延で高速なデータアクセスを目指すメモリです。
GPUメモリの拡張やRAGなど、頻繁にデータを読み出す用途への活用が想定されています。
ただし、新しい技術が発表された段階と、量産されて売上や利益に貢献する段階は異なります。
次世代製品については、開発状況だけでなく、量産時期、顧客での採用、製造コスト、売上への貢献時期も確認する必要があります。
キオクシアの製品はどこで使われている?
キオクシアの製品は、スマートフォンやPCなどの身近な機器から、AIサーバーやデータセンター、車載機器まで幅広い分野で使用されています。
| 使用分野 | 主な製品 | 保存するデータの例 |
|---|---|---|
| スマートフォン | 組み込み式メモリ | 写真、動画、アプリ |
| PC | クライアントSSD | OS、ソフト、ファイル |
| AIサーバー | 高性能SSD | AIモデル、KVキャッシュ、RAGデータ |
| データセンター | 大容量SSD | クラウドや企業データ |
| 車載機器 | 車載向けメモリ | 地図、カメラ、制御データ |
| デジタルカメラ | SDカード | 写真、動画 |
| USB機器 | USBメモリ | 文書、各種ファイル |
一般消費者がキオクシアの名前を目にしやすい製品は、SDカードやUSBメモリ、個人向けSSDです。
しかし、キオクシアの売上では、PCメーカーやスマートフォンメーカー、データセンター事業者などへ供給するBtoB向け製品の比重が大きくなっています。
スマートフォンの内部には、写真や動画、アプリを保存する組み込み式メモリが搭載されています。
PCにはOSやソフトウェア、ファイルを保存するSSDが使われます。
データセンターやAIサーバーでは、企業データやAIモデルなどを保存するため、より高性能・大容量なSSDが必要です。
自動車でも、地図データ、車載カメラの映像、運転支援に使用するデータなど、保存する情報量が増えています。
キオクシアの成長は、特定の製品だけでなく、社会全体で作られ、保存されるデータ量が増えることと関係しています。
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▼公式サイトはこちらキオクシアの弱み・リスク
キオクシアには技術力や生産規模の強みがある一方、NAND市況の変動や巨額の設備投資、世界大手との競争といったリスクがあります。
| リスク | 内容 |
|---|---|
| NAND市況 | 需給によって価格が大きく変動 |
| 事業集中 | NAND・SSDへの依存度が高い |
| 設備投資 | 工場や先端設備に多額の資金が必要 |
| 技術競争 | 海外大手との開発競争 |
| 顧客動向 | スマホ・PC・データセンター需要の影響 |
AI需要が拡大しても、競合との供給競争や顧客の在庫調整によって、販売価格や出荷量が変動する可能性があります。
強みだけでなく、メモリ業界特有の業績変動も確認する必要があります。
NAND価格によって業績が変動しやすい
NAND型フラッシュメモリは、需給によって販売価格が大きく変動する市況商品の側面があります。
需要が供給を上回ると、NAND価格が上昇し、メーカーの売上や利益が増えやすくなります。
一方、メーカーが生産能力を増やしすぎたり、スマートフォンやPCの販売が減少したりすると、供給過剰になる可能性があります。
供給過剰になると、次のような影響が想定されます。
・NANDの販売価格が下落する
・工場の稼働率が低下する
・在庫が増加する
・利益率が悪化する
・設備の減損損失が発生する
キオクシアの業績を見る際は、出荷量だけでなく、NANDの販売単価も重要です。
出荷量が増えても販売価格が大きく下落すれば、売上や利益が減少する場合があります。
NAND市況は好況と不況を繰り返す傾向があり、短期間で業績が大きく変動する点に注意が必要です。
NANDへ事業が集中している
キオクシアは、会計上「メモリ事業」の単一セグメントとして事業を展開しています。
売上の用途はSSD & Storage、Smart Devices、Otherに分かれていますが、いずれもNAND型フラッシュメモリやSSDを中心とする事業です。
NAND市況が好調なときは、販売価格の上昇や工場稼働率の改善によって、利益が大きく伸びる可能性があります。
一方、NAND価格が下落すると、複数の用途へ同時に影響が広がります。
サムスン電子やSKハイニックス、マイクロンは、NANDのほかにDRAMやHBMも展開しています。
DRAMやHBM市場が好調であれば、NANDの不振を一部補える可能性があります。
キオクシアはNANDへ集中しているため、NAND市場の成長を直接取り込める一方、市況悪化時の影響も受けやすい事業構造です。
巨額の設備投資が必要
先端的なNAND型フラッシュメモリを量産するためには、工場の建設や製造装置の導入に多額の資金が必要です。
積層数が増え、新しい製造工程が追加されると、設備の高度化や生産技術の開発も求められます。
キオクシアは、四日市工場や北上工場への設備投資に加え、次世代メモリやSSDの研究開発を継続しています。
2026年のInvestor Dayでは、今後3年間の年間平均設備投資額として約4,700億円を計画していると説明しました。
設備投資は将来の成長に欠かせませんが、需要予測を誤るリスクがあります。
工場の生産能力を増やした後にNAND需要が減少すると、供給過剰や工場稼働率の低下につながります。
また、設備投資や研究開発によって固定費が増えるため、売上が減少した場合に利益へ与える影響も大きくなります。
サンディスクとの共同投資は、投資負担を分担し、より大きな生産規模を確保できる点で強みです。
ただし、巨額の投資が期待した生産効率や売上につながるかは、量産開始後の歩留まりや顧客需要によって変わります。
世界大手との競争
NAND市場では、サムスン電子、SKハイニックス、マイクロン、サンディスク、中国のYMTCなどが技術開発と設備投資を進めています。
競争で重要になるのは、3次元NANDの積層数だけではありません。
主な競争項目は次のとおりです。
・1つのチップに保存できる容量
・データの読み書き速度
・消費電力
・耐久性や信頼性
・製造時の歩留まり
・1ビットあたりの製造コスト
・量産開始の時期
・顧客の製品への採用実績
積層数が多くても、製造コストが高かったり、十分な歩留まりを確保できなかったりすれば、利益を増やすことは難しくなります。
また、競合企業の中にはNANDだけでなくDRAMやHBMも保有し、キオクシアより大きな財務力を持つ企業があります。
中国では政府支援を背景に半導体の国内生産が進んでおり、YMTCなどの技術力や生産能力の向上も競争要因です。
キオクシアが世界市場でシェアを維持するためには、次世代製品を競合より早く量産し、性能とコストの両面で顧客から評価される必要があります。
まとめ
キオクシアは、NAND型フラッシュメモリとSSDを手がける日本の半導体メーカーです。東芝のメモリ事業を前身とし、スマートフォンやPC、データセンター、AIサーバーなどのデータ保存を支えています。
強みは、NANDを発明した技術力、BiCS FLASH™、四日市工場・北上工場の生産規模、サンディスクとの協業です。AIの計算を行うGPU企業ではなく、AIが使う大量のデータを保存・供給する役割を担っています。
一方、NAND価格の変動や巨額の設備投資、海外大手との競争には注意が必要です。今後はAI向けSSDの販売や次世代NANDの量産、NAND市況の動向が成長を左右します。
出典
キオクシアホールディングス株式会社 会社概要
https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/about/company.html
企業・グループ情報|キオクシアホールディングス株式会社
https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/about.html
キオクシア株式会社 会社情報
https://www.kioxia.com/ja-jp/about/about-us.html
製品とテクノロジー|キオクシアホールディングス株式会社
https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/product-technology.html
有価証券報告書・半期報告書|キオクシアホールディングス株式会社
https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/ir/library/securities.html
Investor Day(2026年6月2日)
https://www.kioxia-holdings.com/content/dam/kioxia-hd/shared/ir/library/event/asset/Kioxia-Investor-Day-2026-ja.pdf
「AI推論時代」における成長戦略をInvestor Dayにて発表|キオクシアホールディングス株式会社
https://www.kioxia-holdings.com/ja-jp/news/2026/20260602-1.html
四日市工場における合弁会社の契約期間延長について|キオクシア株式会社
https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2026/20260130-1.html
高性能、大容量、低消費電力を実現した第10世代BiCS FLASH™のサンプル出荷を開始|キオクシア株式会社
https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2026/20260703-1.html
キオクシアとサンディスク、北上工場第2製造棟において第10世代3次元フラッシュメモリの生産を開始|キオクシア株式会社
https://www.kioxia.com/ja-jp/about/news/2026/20260703-2.html
Combined Revenue of Top Five Global NAND Flash Suppliers Rose by 83.7% QoQ for 1Q26 as Supply Shortages Drove Price Hikes|TrendForce
https://www.trendforce.com/presscenter/news/20260525-13058.html
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