SKハイニックス株は、日本から購入できます。
主な投資方法は、NASDAQ上場の米国ADR、韓国普通株、メモリ企業へ分散できるETF、国内の日本株口座で取引できるETNの4つです。
ただし、それぞれ取引通貨や必要な口座、値動きの特徴が異なります。
本記事では、米国ADR・韓国普通株・ETF・ETNの違いや買い方を比較し、松井証券・楽天証券・SBI証券の特徴、必要資金、NISA対応、投資時の注意点まで解説します。
SKハイニックス株は日本から買える?
SKハイニックス株は、日本から購入できます。
以前は韓国市場に上場する普通株を購入する方法が中心でしたが、2026年7月にはSKハイニックスのADRがNASDAQへ上場しました。
ADRとは「米国預託証券」のことで、米国以外の企業の株式を裏付けとして発行され、米国市場で売買できる証券です。
SKハイニックスのADRは米国株口座から米ドルで取引できるため、日本からSKハイニックスへ直接投資する方法として利用しやすい選択肢となりました。
また、韓国市場の普通株を直接購入する方法や、SKハイニックスを組み入れるETF・ETNを利用する方法もあります。
主な投資方法は、以下の4つです。
| 投資方法 | 主な銘柄 | 投資対象 | 取引市場 | 取引通貨 |
|---|---|---|---|---|
| 米国ADR | SKHY | SKハイニックス | NASDAQ | 米ドル |
| 韓国普通株 | 000660 | SKハイニックス | KOSPI | 韓国ウォン |
| 米国ETF | DRAM・EWY | メモリ企業・韓国株 | 米国市場 | 米ドル |
| 国内ETN | 2033 | KOSPI200 | 東京証券取引所 | 日本円 |
SKハイニックスへ直接投資したい場合は、NASDAQに上場するADR「SKHY」を米国株として購入する方法が利用しやすいでしょう。
米国株口座を利用でき、日本円を韓国ウォンへ直接両替する必要もありません。
一方、韓国市場に上場する普通株を直接保有したい場合は、証券コード「000660」の韓国普通株を購入できます。
SKハイニックスだけでなく、SamsungやMicronなどのメモリ企業へ分散投資したい場合は、ラウンドヒル・メモリーETF(DRAM)が選択肢です。
韓国株全体へ分散したい場合はiシェアーズMSCI韓国ETF(EWY)、外国株口座を開設せず、日本株口座から韓国市場へ投資したい場合はNEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブルETN(2033)も利用できます。
ただし、ETFやETNはSKハイニックスだけに投資する商品ではありません。
SKハイニックスの株価へ直接投資したいのか、メモリ企業や韓国市場全体へ分散したいのかによって、投資方法を選ぶことが重要です。
SKハイニックスは米国ADR・韓国普通株・ETF・ETNのどれで買うのがおすすめ?
SKハイニックスへ投資する方法には、米国ADR、韓国普通株、米国ETF、国内ETNがあります。
それぞれ投資対象や取引通貨、必要な口座が異なるため、投資目的に合わせて選びましょう。

SKハイニックス単独の業績や株価上昇へ直接投資したい場合は、米国ADRまたは韓国普通株が選択肢です。
一方、複数のメモリ企業へ分散したい場合はDRAM、韓国株全体へ投資したい場合はEWYを利用できます。
2033は、日本株口座から韓国市場へ投資できる点が特徴です。
ただし、KOSPI200の日々の値動きのおおむね2倍を目指すレバレッジ型ETNであり、SKハイニックス単独へ投資する商品ではありません。
SKハイニックスへ直接投資するなら米国ADR
SKハイニックスへ直接投資したい場合は、NASDAQに上場する米国ADR「SKHY」が利用しやすい選択肢です。
米国株口座を利用して米ドルで売買できるため、韓国株専用の取引サービスを利用したり、日本円を韓国ウォンへ直接両替したりする必要はありません。
日本では、松井証券や楽天証券など多くの証券会社がSKハイニックスを取り扱います。
特に松井証券では、日本円から米ドル、米ドルから日本円へ両替する際の為替手数料が無料なため使いやすいです。
為替コストを抑えながらSKハイニックスへ直接投資したい場合は、米国ADR「SKHY」と松井証券の組み合わせを検討できます。
▼公式サイトはこちら韓国市場の普通株を保有したいなら韓国株
SKハイニックスの普通株は、韓国取引所のKOSPI市場に上場しています。
証券コードは「000660」です。
韓国普通株を購入すると、韓国市場に上場するSKハイニックス株を直接保有できます。
ADRではなく、本国市場の普通株を保有したい場合に選択肢となります。
一方、日本では韓国株を取り扱う証券会社が限られています。
SBI証券では、韓国市場に上場するSKハイニックスの普通株を取り扱っています。
韓国普通株は韓国ウォン建てで取引するため、SKハイニックスの株価だけでなく、日本円と韓国ウォンの為替変動も投資成果に影響します。
韓国ウォンはドル・ユーロなどの主要通貨より値動きが大きいため、韓国株で取引するのはやや上級者向けといえます。
メモリ企業へ分散するならDRAM
SKハイニックスだけでなく、世界のメモリ企業へまとめて投資したい場合は、ラウンドヒル・メモリーETF(DRAM)が選択肢となります。
DRAMは、HBM・DRAM・NANDなどのメモリを開発・製造する企業へ投資する米国ETFです。
SKハイニックスのほか、SamsungやMicronなども主要な投資先となっています。
構成銘柄と構成比率を知りたい方はこちら
| 順位 | 構成銘柄 | 構成比 |
|---|---|---|
| 1 | Micron Technology | 25.96% |
| 2 | Samsung Electronics | 25.40% |
| 3 | SKハイニックス | 23.46% |
| 4 | Sandisk | 4.41% |
| 5 | Seagate Technology | 4.28% |
| 6 | Western Digital | 4.26% |
| 7 | キオクシアホールディングス | 4.21% |
生成AIの普及によってHBMやサーバー向けメモリの需要が拡大すると考える場合、特定の企業だけでなく、メモリ業界全体の成長を狙えます。
複数の企業へ分散されるため、SKハイニックス単独で投資する場合よりも、個別企業の業績悪化による影響を抑えられる可能性があります。
一方、SKハイニックスの株価が大幅に上昇しても、SamsungやMicronなどの構成銘柄が下落すれば、DRAMの価格が同じように上昇するとは限りません。
SKハイニックスへ直接投資したい場合はSKHY、世界のメモリ企業へ分散投資したい場合はDRAMという使い分けができます。
韓国株全体へ分散するならEWY
韓国の大型株や中型株へ幅広く投資したい場合は、iシェアーズMSCI韓国ETF(EWY)が選択肢です。
EWYは、SKハイニックスやSamsungをはじめ、韓国を代表する企業へ分散投資する米国ETFです。
情報技術セクターの比率が高く、韓国の半導体産業の成長を取り込みながら、金融、自動車、資本財などの企業にも投資できます。
構成銘柄と構成比率を知りたい方はこちら
| 順位 | 構成銘柄 | 主な事業 | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 1 | SKハイニックス | HBM・DRAM・NAND | 24.66% |
| 2 | Samsung Electronics | 半導体・スマートフォン・家電 | 22.32% |
| 3 | SK Square | 半導体・ICT関連の投資会社 | 3.69% |
| 4 | Samsung Electro-Mechanics | 電子部品・積層セラミックコンデンサ | 2.84% |
| 5 | KB Financial Group | 銀行・金融サービス | 1.96% |
| 6 | Hyundai Motor | 自動車 | 1.88% |
| 7 | Shinhan Financial Group | 銀行・金融サービス | 1.54% |
| 8 | Kia | 自動車 | 1.28% |
| 9 | Hana Financial Group | 銀行・金融サービス | 1.21% |
| 10 | Hanwha Aerospace | 防衛・航空宇宙 | 1.17% |
SKハイニックスはEWYの主要構成銘柄ですが、半導体企業だけに投資するETFではありません。
そのため、SKハイニックスの業績が好調でも、韓国株全体の地合いやほかの構成銘柄の値動きによって、ETF価格が影響を受ける可能性があります。
SKハイニックスやメモリ企業へ重点的に投資したい場合はSKHYやDRAM、韓国株全体へ分散したい場合はEWYが選択肢となります。
日本株口座だけで韓国市場へ投資するなら2033
NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブルETN(2033)は、韓国の大型株で構成されるKOSPI200の値動きを対象とした、東京証券取引所上場のETNです。
円換算した「韓国総合株価指数200・レバレッジインデックス」への連動を目指しており、KOSPI200の日々の値動きのおおむね2倍となるよう設計されています。
構成銘柄と構成比率を知りたい方はこちら
| 順位 | KOSPI200の主要構成銘柄 | 主な事業 | 構成比 |
|---|---|---|---|
| 1 | Samsung Electronics | 半導体・スマートフォン・家電 | 35.33% |
| 2 | SKハイニックス | HBM・DRAM・NAND | 26.41% |
| 3 | SK Square | 半導体・ICT関連の投資会社 | 2.66% |
| 4 | Samsung Electro-Mechanics | 電子部品 | 2.26% |
| 5 | Hyundai Motor | 自動車 | 2.20% |
| 6 | KB Financial Group | 銀行・金融サービス | 1.26% |
| 7 | Samsung C&T | 商社・建設・バイオ関連 | 1.02% |
| 8 | Shinhan Financial Group | 銀行・金融サービス | 1.02% |
| 9 | Hyundai Mobis | 自動車部品 | 1.00% |
| 10 | Doosan Enerbility | 発電設備・原子力関連 | 0.95% |
東京証券取引所に上場しているため、米国株口座や韓国株口座を開設する必要はありません。
外国株口座を新たに開設せず、韓国市場の上昇を狙える点は2033のメリットです。
一方、2033はSKハイニックスだけに投資する商品ではありません。
投資対象となるKOSPI200には、SKハイニックスやSamsungをはじめ、多くの韓国企業が含まれています。
そのため、SKハイニックスの株価が大幅に上昇しても、ほかの構成銘柄が下落すれば、2033の価格が同じように上昇するとは限りません。
もう1つ注意点として、2033では、KOSPI200の日々の値動きにおおむね2倍のレバレッジがかかります。
KOSPI200が1日で上昇した場合は大きな利益を狙える一方、下落した場合は損失も大きくなる可能性があります。
また、レバレッジ型商品は、指数が上昇と下落を繰り返す相場では、保有期間全体の値動きが単純に指数の2倍になるわけではありません。
相場が上下を繰り返すと、長期では指数との乖離や価格の目減りが起きる可能性があります。
SKハイニックスへ直接投資したい場合は米国ADRのSKHY、日本株口座だけでKOSPIの短期的な上昇を狙いたい場合は2033という使い分けができます。
投資目的に合わせて選ぶ
SKハイニックスへの投資方法は、投資したい対象や利用する証券口座によって異なります。
| 投資目的 | 選択肢 |
|---|---|
| SKハイニックスへ直接投資したい | 米国ADR「SKHY」 |
| 米国株口座から購入したい | 米国ADR「SKHY」 |
| 韓国市場の普通株を直接保有したい | 韓国普通株「000660」 |
| 世界のメモリ企業へ分散したい | DRAM |
| 韓国株全体へ分散したい | EWY |
| 日本株口座だけで韓国市場へ投資したい | 2033 |
| KOSPIの短期上昇を大きく狙いたい | 2033 |
SKハイニックス単独の業績やHBM事業の成長へ投資したい場合は、米国ADRのSKHYが利用しやすい選択肢です。
韓国市場の普通株を保有したい場合は000660、SamsungやMicronを含むメモリ業界へ分散したい場合はDRAMを検討できます。
韓国株全体へ投資したい場合はEWY、日本株口座だけでKOSPIの短期的な上昇を狙いたい場合は2033が選択肢となります。
SKハイニックスの米国ADRを購入する方法
SKハイニックスへ直接投資する場合は、NASDAQに上場するADR「SKHY」を米国株として購入できます。
日本の証券会社では、松井証券や楽天証券など多くの証券会社がSKHYを取り扱います。
基本的な購入手順は、以下のとおりです。
- SKHYを取り扱う証券会社で口座を開設する
- 米国株取引を利用できる状態にする
- 円貨決済または外貨決済を選ぶ
- 米国株の銘柄検索で「SKHY」を検索する
- 購入株数と注文価格を入力する
- 注文内容を確認して発注する
1.米国株口座を開設する
SKHYを購入するには、SKハイニックスのADRを取り扱う証券会社で口座を開設します。
まずは、証券総合口座を開設した後、米国株口座を利用できる状態にします。
口座開設後は、米国株のお客様サイトや取引画面からSKHYを検索できます。
すでに証券口座を持っている場合でも、米国株取引を利用していない場合は、米国株口座の開設状況を確認しましょう。
韓国普通株を購入する場合は韓国株の取引サービスが必要ですが、SKHYは米国株口座から購入できます。
2.円貨決済または外貨決済を選ぶ
SKHYは米ドル建てで取引されますが、必ず事前に日本円を米ドルへ両替する必要があるわけではありません。
米国株の主な決済方法には、日本円のまま注文する「円貨決済」と、事前に用意した米ドルで購入する「外貨決済」があります。
| 決済方法 | 特徴 |
|---|---|
| 円貨決済 | 日本円の買付余力から注文し、証券会社が自動的に米ドルへ換算する |
| 外貨決済 | 事前に日本円を米ドルへ両替し、米ドルの買付余力から注文する |
円貨決済では、自分で米ドルへ両替する手続きは必要ありません。
日本円のままSKHYを注文すると、証券会社が取引時の為替レートを使って自動的に換算します。一方、外貨決済を利用する場合は、事前に日本円を米ドルへ両替します。
また、注意したいのが、円貨決済でも外貨決済でも、買付・売却レートに差(スプレッド)が生じる場合や為替手数料が発生する場合があります。
主要ネット証券の為替手数料・スプレッドはこちら
| 証券会社 | 円貨決済の為替コスト (1米ドルあたり) | 外貨決済用の両替コスト | スプレッドの有無 |
|---|---|---|---|
| 松井証券 | 25銭 | 円→ドル:無料 ドル→円:無料 | スプレッド無料 |
| 楽天証券 | 買付:25銭 売却:25銭 | 往復0銭 (リアルタイム為替のみ) | 有 |
| SBI証券 | 25銭 | 往復0銭 (リアルタイム為替のみ) | 有 |
ただし、松井証券のように、日本円から米ドル、米ドルから日本円へ事前に両替する場合の為替手数料・スプレッドが無料な証券会社もあるため、少しでもコストを抑えたい場合は選択肢となります。
「SKHY」を検索する
米国株の銘柄検索画面で、ティッカー「SKHY」を入力します。
銘柄名には「SKハイニックス」または「SK hynix Inc.」と表示されます。
注文前に、以下の項目を確認しましょう。
| 確認項目 | 内容 |
|---|---|
| ティッカー | SKHY |
| 銘柄名 | SK hynix Inc. |
| 上場市場 | NASDAQ |
| 株式種類 | ADR |
| 取引通貨 | 米ドル |
同じような企業名やティッカーを誤って選択しないように、銘柄名や上場市場を確認してから注文画面へ進みます。
購入株数と注文価格を入力する
SKHYの注文画面を開いたら、購入する株数と注文方法を入力します。
主な注文方法には、成行注文と指値注文があります。
| 注文方法 | 内容 |
|---|---|
| 成行注文 | 価格を指定せず、その時点の市場価格で売買する |
| 指値注文 | 購入したい価格を指定して注文する |
成行注文は約定しやすい一方、株価が大きく変動している場合は、想定より高い価格で購入する可能性があります。
指値注文では購入価格を指定できますが、株価が指定価格まで下がらなければ注文が成立しません。
SKハイニックスはAI・半導体関連銘柄として注目度が高く、上場直後は値動きが大きくなる可能性があります。
購入価格を重視する場合は、指値注文も検討しましょう。
注文内容を確認して購入する
購入株数や注文価格を入力したら、注文内容を確認します。
主な確認項目は、以下のとおりです。
- 銘柄名がSKハイニックスになっているか
- ティッカーが「SKHY」になっているか
- 購入株数に間違いがないか
- 成行注文または指値注文の設定が正しいか
- 外貨決済または円貨決済の選択が正しいか
- 注文金額や買付余力に問題がないか
内容に間違いがなければ注文を発注します。
注文後は、注文照会画面で約定状況を確認しましょう。
韓国市場でSKハイニックスの普通株を購入する方法
SKハイニックスの普通株は、韓国取引所のKOSPI市場に上場しています。
韓国市場での証券コードは「000660」です。
米国ADRのSKHYを利用する方法とは異なり、韓国市場に上場する普通株を直接保有できます。
日本から韓国普通株を購入する場合は、韓国株を取り扱う証券会社で外国株式口座を開設し、銘柄コード「000660」を検索して注文します。
基本的な購入手順は、以下のとおりです。
- 韓国株を取り扱う証券会社で口座を開設する
- 外国株式取引を利用できる状態にする
- 銘柄コード「000660」を検索する
- 決済通貨を選択する
- 購入株数と注文価格を入力する
- 注文内容を確認して発注する
韓国株を取り扱う証券会社で口座を開設する
韓国普通株を購入する場合は、総合口座に加えて、外国株式取引を利用できる状態にします。
外国株式口座の開設後は、韓国株の取引画面からSKハイニックスを検索できます。
韓国普通株は、米国ADRと同じようにSKハイニックスへ直接投資できる方法です。
ただし、取引市場や通貨が異なります。
米国ADRのSKHYはNASDAQで米ドル建て、韓国普通株はKOSPI市場で韓国ウォン建てで取引されます。
韓国市場の普通株を直接保有したい場合は韓国株、普段利用している米国株口座から購入したい場合は米国ADRを検討できます。
「000660」を検索する
韓国株の銘柄検索画面で、証券コード「000660」を入力します。
SKハイニックスの主な銘柄情報は、以下のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄名 | SKハイニックス |
| 英語表記 | SK hynix Inc. |
| 証券コード | 000660 |
| 上場市場 | KOSPI |
| 取引通貨 | 韓国ウォン |
注文前に、銘柄名や証券コード、上場市場を確認しましょう。
米国ADRのティッカーは「SKHY」、韓国普通株の証券コードは「000660」です。
同じSKハイニックスへ投資する商品ですが、取引市場や通貨が異なります。
韓国ウォンで注文する
韓国普通株は、韓国ウォン建てで取引されます。
主要証券会社では、韓国ウォンを利用する外貨決済と、日本円を利用する円貨決済を選択できます。
外貨決済を利用する場合は、事前に日本円を韓国ウォンへ両替し、買付代金に必要な韓国ウォンを用意します。
購入後に韓国ウォンを保有しておけば、韓国株を売買するたびに日本円へ戻す必要はありません。
円貨決済を利用する場合は、日本円の買付余力から韓国株を購入できます。
事前に韓国ウォンへ両替する手間を省けますが、適用される為替レートや為替コストを確認しておきましょう。
韓国普通株へ投資する場合は、SKハイニックスの株価だけでなく、日本円と韓国ウォンの為替相場も投資成果に影響します。
SKハイニックスの株価が韓国ウォン建てで上昇しても、韓国ウォンに対して円高が進んだ場合、日本円換算の利益が小さくなる可能性があります。
反対に、株価上昇と韓国ウォン高が同時に進めば、日本円換算の利益が大きくなる場合もあります。
購入株数と注文価格を入力する
SKハイニックスの注文画面を開いたら、購入株数と注文価格を入力します。
SBI証券では、韓国株を1株単位で購入できます。
購入に必要な資金は、以下の計算式で概算できます。
SKハイニックスの株価 × 購入株数 × 円・ウォンの為替レート
実際の購入時には、株式の購入代金に加えて、売買手数料や為替コストも確認する必要があります。
注文価格を指定する場合は、株価の表示単位や値幅を確認して入力します。
購入株数、注文価格、決済方法を確認し、内容に間違いがなければ注文を発注します。
注文後は、注文照会画面で約定状況を確認しましょう。
SKハイニックス株を購入できるおすすめ証券会社
SKハイニックスへの投資方法によって、利用できる証券会社は異なります。
米国ADRのSKHYを購入する場合は松井証券、楽天証券、SBI証券、韓国普通株の000660を購入する場合はSBI証券が選択肢となります。
主な対応状況は、以下のとおりです。
| 証券会社 | 米国ADR | 韓国普通株 | 米国ETF | 2033 | 主な特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 松井証券 | ○ | − | ○ | ○ | 日本円・米ドルの為替手数料が無料 |
| 楽天証券 | ○ | − | ○ | ○ | 米国株や海外ETFの取扱商品が豊富 |
| SBI証券 | ○ | ○ | ○ | ○ | 米国ADRと韓国普通株の両方を購入できる |
SKハイニックスへ直接投資し、為替コストも抑えたい場合は松井証券、普段から楽天証券を利用している場合は楽天証券を検討できます。
韓国市場の普通株を直接保有したい場合は、SBI証券が選択肢となります。
松井証券|為替手数料・スプレッドを抑えてSKHYを購入できる

松井証券では、NASDAQに上場するSKハイニックスの米国ADR「SKHY」を、米国株口座から購入できます。
松井証券の主な特徴は、以下のとおりです。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| SKHYを購入できる | 米国株口座からSKハイニックスへ直接投資できる |
| 為替手数料・スプレッドが無料 | 日本円から米ドル、米ドルから日本円への両替コストを抑えられる |
| 1株から購入できる | 投資金額を調整しやすい |
| NISAに対応 | SKHYは新NISAの成長投資枠対象 |
| NISAなら米国株の売買手数料が無料 | 購入時・売却時の取引コストを抑えられる |
| DRAMも取り扱う | 世界のメモリ企業へ分散投資できる |
| 2033も購入できる | 日本株口座から韓国市場へ投資できる |
特に注目したいのが、日本円と米ドルを両替する際のコストです。
松井証券では、日本円から米ドルへ両替する場合だけでなく、米ドルを日本円へ戻す場合も、為替手数料・スプレッドが無料です。
米国株へ投資する場合は、株式の売買手数料だけでなく、購入前の円からドルへの両替や、売却後のドルから円への両替にもコストがかかる場合があります。
松井証券なら、購入時と売却後の両方で両替コストを抑えやすいため、SKHYを中長期で保有する場合にも利用しやすいでしょう。
また、松井証券のNISA口座では米国株の売買手数料が無料となるため、為替コストだけでなく、購入時・売却時の取引コストも抑えられます。
つまり、SKハイニックスの米国ADRをNISAで購入する場合、手数料や為替コストをかけずに取引できます。
SKハイニックスへ直接投資しながら、為替手数料や米国株の売買手数料を抑えたい場合は、松井証券が検討しやすい選択肢です。
松井証券の公式サイトはこちら
楽天証券|楽天ポイントを使ってSKHYを購入できる

楽天証券では、米国株口座からSKハイニックスの米国ADR「SKHY」を購入できます。
楽天証券の主な特徴は、以下のとおりです。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 楽天ポイントでSKHYを購入できる | 1ポイント=1円として米国株の買付代金に利用できる |
| NISAでもポイント投資に対応 | NISAの成長投資枠でも楽天ポイントを利用できる |
| 取引手数料の1%をポイント還元 | 米国株の取引手数料に応じて楽天ポイントが貯まる |
| 条件達成でSPU+0.5倍 | 米国株のポイント投資で楽天市場のポイント還元率が上がる |
| 最長16時間取引できる | プレマーケット・通常取引・アフターマーケットに対応 |
楽天証券の大きなメリットは、米国株への投資でも楽天ポイントを活用できることです。
楽天市場や楽天カードなどで貯めた楽天ポイントを、1ポイント=1円として米国株の購入代金に利用できます。
NISA口座でもポイント投資に対応しているため、貯まった楽天ポイントを使って、SKHYへ投資することも可能です。
また、米国株の取引で支払った取引手数料の1%相当が楽天ポイントで還元されます。
米国株を取引しながらポイントを貯め、そのポイントを再び米国株の購入へ利用できる点は、楽天証券ならではのメリットです。
さらに、米国株の取引手数料でも楽天ポイントが貯まるため、楽天ポイントを「使う」と「貯める」の両方で活用できます。
楽天ポイントを利用しながらSKハイニックスへ投資したい場合は、楽天証券が検討しやすい選択肢です。
▼公式サイトはこちらSBI証券|韓国普通株を直接購入したい人におすすめ
SBI証券では、KOSPI市場に上場するSKハイニックスの普通株「000660」を購入できます。
また、2026年7月13日からは、NASDAQ上場の米国ADR「SKHY」も取り扱う予定です。
SBI証券の主な特徴は、以下のとおりです。
| メリット | 内容 |
|---|---|
| 韓国普通株を購入できる | KOSPI上場の000660へ直接投資 |
| SKHYも購入できる | 米国ADRからもSKハイニックスへ投資 |
| 決済方法を選べる | 韓国株では外貨決済・円貨決済を利用可能 |
| 米国ETFを取り扱う | DRAMなどへ投資できる |
| 2033も購入できる | 日本株口座から取引可能 |
韓国普通株を直接保有したい場合は、SBI証券が有力な選択肢です。
韓国ウォン建ての普通株と、米ドル建ての米国ADRの両方を取り扱うため、投資方法を比較したうえで選べます。
米国ADRを購入する場合は松井証券や楽天証券も選択肢ですが、韓国普通株の000660を購入したい場合は、SBI証券の韓国株サービスを確認しましょう。
SKハイニックス株はいくらから買える?
SKハイニックスへの投資に必要な金額は、米国ADR、韓国普通株、ETF・ETNによって異なります。
米国ADRのSKHYは、1株単位で購入できます。
日本円で必要な金額は、以下の計算式で概算できます。
SKHYの株価 × 米ドル/円の為替レート
たとえば、SKHYの株価が100米ドル、1米ドルが160円の場合、1株の購入に必要な金額は約1万6,000円です。
実際には、株式の購入代金に加えて、証券会社の売買手数料や為替コストなどが発生する場合があります。
韓国普通株の000660も、SBI証券では1株単位で購入できます。
日本円で必要な金額は、以下の計算式で概算できます。
韓国普通株の株価 × 円・ウォンの為替レート
韓国普通株は株価が高い場合、米国ADRよりも1回の購入に必要な金額が大きくなる可能性があります。
DRAMやEWYなどの米国ETFは、基本的に1株単位で購入します。
必要資金は、ETF価格と米ドル/円の為替レートによって変動します。
2033は東京証券取引所に上場しており、1口単位で日本円から購入できます。
外国株口座や外貨への両替は必要ありませんが、商品価格が高い場合は、1口あたりの必要資金も大きくなります。
| 投資商品 | 売買単位 | 必要資金の目安 |
|---|---|---|
| SKHY | 1株 | 株価×ドル円レート |
| 韓国普通株「000660」 | 1株 | 株価×円・ウォンレート |
| DRAM・EWY | 1株 | ETF価格×ドル円レート |
| 2033 | 1口 | 日本円で表示される市場価格 |
株価や為替レートは日々変動するため、注文時の価格と買付余力を確認しましょう。
SKハイニックス株はNISAで購入できる?
SKハイニックスの米国ADR「SKHY」は、証券会社によって新NISAの成長投資枠で購入できます。
NISA口座で購入した場合は、一定の投資枠内で得た値上がり益や配当を非課税にできる可能性があります。
投資商品ごとのNISA対応状況は、以下のとおりです。
| 投資商品 | NISA |
|---|---|
| SKHY | 成長投資枠で購入可能 |
| 韓国普通株 | 証券会社ごとに確認が必要 |
| DRAM・EWY | 証券会社や銘柄ごとに確認が必要 |
| 2033 | 対象外 |
DRAMやEWYなどの米国ETFは、証券会社によってNISAでの取扱状況が異なる場合があります。
購入前に、利用する証券会社の銘柄検索画面やNISA対象銘柄一覧を確認しましょう。
2033はレバレッジ型ETNのため、新NISAの成長投資枠やつみたて投資枠の対象外です。
NISAを利用してSKハイニックスへ直接投資したい場合は、SKHYを成長投資枠で購入する方法が選択肢となります。
SKハイニックス株を購入するときの注意点
SKハイニックスは、AI向けHBM市場で高いシェアを持つ半導体メーカーです。
一方、投資方法によって取引市場や通貨、価格の動き方が異なります。
購入前に、米国ADR・韓国普通株・ETF・ETNの違いや、それぞれのリスクを確認しておきましょう。
ADRと韓国普通株は取引市場や通貨が異なる
米国ADRのSKHYと韓国普通株の000660は、どちらもSKハイニックスへ直接投資する方法です。
ただし、取引市場や通貨は異なります。
| 比較項目 | 米国ADR「SKHY」 | 韓国普通株「000660」 |
|---|---|---|
| 取引市場 | NASDAQ | KOSPI |
| 取引通貨 | 米ドル | 韓国ウォン |
| 主な取引時間 | 米国市場の取引時間 | 韓国市場の取引時間 |
| 必要な取引口座 | 米国株口座 | 韓国株対応の外国株式口座 |
| 日本の主な取扱証券会社 | 松井・楽天・SBI | SBI |
米国ADRは米国株口座から取引しやすい一方、韓国普通株は本国市場の株式を直接保有できます。
同じSKハイニックスへ投資する場合でも、取引時間や為替、売買コストを比較して選びましょう。
米ドルや韓国ウォンの為替変動を受ける
米国ADRのSKHYは米ドル建て、韓国普通株は韓国ウォン建てで取引されます。
そのため、日本円で投資する場合は、株価だけでなく為替相場の影響も受けます。
SKHYの株価が米ドル建てで上昇しても、米ドルに対して円高が進んだ場合、日本円換算の利益が小さくなる可能性があります。
韓国普通株でも、韓国ウォンに対して円高が進むと、日本円換算の資産価値が低下する場合があります。
反対に、株価上昇と円安が同時に進めば、日本円換算の利益が大きくなる可能性があります。
外国株へ投資する際は、株価の見通しだけでなく、為替変動による影響も考慮する必要があります。
ADR管理手数料が発生する場合がある
ADRでは、株式の売買手数料とは別に、預託銀行が管理費用を徴収する場合があります。
ADR管理手数料は、配当金から差し引かれたり、保有残高に応じて徴収されたりする場合があります。
費用の有無や金額は銘柄によって異なります。
少額で保有する場合でも、通常の米国株にはない費用が発生する可能性があるため、利用する証券会社の案内を確認しましょう。
ETFはSKハイニックスだけに投資する商品ではない
DRAMやEWYは、SKハイニックスを組み入れるETFです。
ただし、SKハイニックス単独へ投資する商品ではありません。
DRAMにはSamsungやMicronなどのメモリ関連企業も含まれ、EWYには半導体以外の韓国企業も含まれます。
SKハイニックスの株価が大幅に上昇しても、ほかの構成銘柄が下落した場合は、ETF価格の上昇が限定される可能性があります。
一方、複数企業へ分散できるため、特定企業の業績悪化による影響を抑えられる可能性があります。
SKハイニックス単独へ投資したい場合はSKHYまたは000660、複数企業へ分散したい場合はDRAMやEWYが選択肢となります。
2033はレバレッジ型で値動きが大きい
2033は、KOSPI200の日々の値動きのおおむね2倍を目指すレバレッジ型ETNです。
KOSPI200が1日で5%上昇した場合、2033は理論上、約10%の上昇を目指します。
一方、KOSPI200が1日で5%下落した場合は、約10%下落する可能性があります。
実際の市場価格は、為替や需給、連動誤差などの影響も受けるため、常に正確な2倍になるとは限りません。
上昇時の利益が大きくなる可能性がある一方、下落時の損失も大きくなりやすい商品です。
2033を利用する場合は、通常の韓国株ETFよりも値動きが大きいことを理解しておきましょう。
AI・メモリ関連株は値動きが大きい
SKハイニックスは、AI向けHBM需要の拡大を背景に注目されている半導体企業です。
一方、AI関連株やメモリ株は、市場の期待やメモリ価格、決算内容によって株価が大きく変動する場合があります。
好決算を発表しても、市場予想を下回った場合や、将来の成長率が鈍化すると判断された場合は、株価が下落する可能性があります。
また、NVIDIAなどのAI半導体需要、DRAM・NAND価格、SamsungやMicronとの競争も株価へ影響します。
短期間で株価が大きく上昇した後は、利益確定売りによって急落する可能性もあります。
購入する際は、1つの銘柄へ資金を集中しすぎず、投資金額や保有期間を考慮しましょう。
まとめ|SKハイニックスへ直接投資するなら米国ADRが利用しやすい
SKハイニックス株は、日本から購入できます。
主な投資方法は、米国ADR、韓国普通株、米国ETF、国内ETNの4つです。
投資目的ごとの選択肢は、以下のとおりです。
| 投資目的 | 主な選択肢 |
|---|---|
| SKハイニックスへ直接投資したい | 米国ADR「SKHY」 |
| 米国株口座から購入したい | SKHY |
| 韓国市場の普通株を直接保有したい | 韓国普通株「000660」 |
| 世界のメモリ企業へ分散したい | DRAM |
| 韓国株全体へ分散したい | EWY |
| 日本株口座だけで韓国市場へ投資したい | 2033 |
| KOSPIの短期上昇を大きく狙いたい | 2033 |
SKハイニックスへ直接投資したい場合は、NASDAQ上場の米国ADR「SKHY」を米国株として購入する方法が利用しやすい選択肢です。
松井証券では、SKHYを米国株として購入でき、日本円から米ドル、米ドルから日本円へ両替する際の為替手数料も無料です。
為替コストを抑えながらSKハイニックスへ投資したい場合は、松井証券を第一候補として検討できます。
普段から楽天証券で米国株を取引している場合は、既存の楽天証券口座からSKHYを購入する方法も選択肢です。
韓国市場の普通株を直接保有したい場合は、SBI証券で証券コード「000660」のSKハイニックスを購入できます。
SKハイニックスだけでなく、SamsungやMicronなどのメモリ企業へ分散したい場合はDRAM、韓国株全体へ投資したい場合はEWYを検討できます。
外国株口座を開設せず、日本株口座だけで韓国市場へ投資したい場合は2033も選択肢です。
ただし、2033はレバレッジ型の商品であり、SKハイニックスへ直接投資する商品ではありません。
投資対象や取引通貨、レバレッジの有無を比較し、自分の投資目的に合った方法を選びましょう。
【PR】SKハイニックス株を買うなら松井証券がおすすめ
SKハイニックスへの投資を検討するなら、松井証券の米国株サービスもチェックしておきたいところです。
特にメリットになるのが、為替手数料です。
松井証券では、日本円から米ドル、米ドルから日本円に両替するときの為替手数料が無料です。米国株に投資する場合、株価の値動きだけでなく為替コストも気になるポイントなので、両替コストを抑えやすいのは大きな魅力です。
SKハイニックスの株価下落をきっかけに投資を検討している方は、松井証券で取扱状況や米国株サービスを確認してみてください。
松井証券の公式サイトはこちら
出典
Nasdaq「SK hynix Rings the Opening Bell」
https://www.nasdaq.com/events/sk-hynix-rings-opening-bell
U.S. Securities and Exchange Commission「SK hynix Inc. Form F-1」
https://www.sec.gov/Archives/edgar/data/2120882/000119312526280172/d32785df1.htm
松井証券「【更新】【米国株】SKハイニックスの取り扱い開始日を7月13日(月)に変更します」
https://www.matsui.co.jp/news/2026/detail_0703_02.html
松井証券「米国株現物取引 手数料」
https://www.matsui.co.jp/us-stock/domestic/fee/
松井証券「ADR(米国預託証券)とはなんですか。」
https://support.matsui.co.jp/faq/show/35762?site_domain=faq
楽天証券「【米国IPO】SKハイニックス含む4銘柄、新規取扱いを順次開始!」
https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20260710-02.html
SBI証券「韓国株式取扱銘柄一覧」
https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/stock/pop6040_kr_list.html
Roundhill Investments「Memory ETF | Invest in Memory Stocks with DRAM」
https://www.roundhillinvestments.com/etf/dram/
iShares「iShares MSCI South Korea ETF | EWY」
https://www.ishares.com/us/products/239681/ishares-msci-south-korea-capped-etf
NEXT NOTES「NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN」
https://nextnotes.com/lineup/detail/2033_kspbull.html
日本取引所グループ「【2033】KOSPIブル」
https://www.jpx.co.jp/equities/products/etns/leveraged-inverse/files/2033-j.pdf
三菱UFJ信託銀行「銘柄コード:2033 NEXT NOTES 韓国KOSPI・ダブル・ブル ETN」
https://jdr.tr.mufg.jp/ja/products/nomura/nextnote3.html
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