光通信関連のETFはある?AI光通信・光半導体に投資できるETF・投資信託を比較

生成AIの普及でデータセンター内の通信量が急増し、光トランシーバーや光半導体、シリコンフォトニクスなどの重要性が高まっています。個別株ではフジクラや古河電工、ルメンタム・ホールディングス(LITE)などが注目されますが、複数の光通信・フォトニクス企業へまとめて投資できるETFも2026年に相次いで登場しました。

日本から購入しやすい代表例が、米国ETFのFOTO(Tuttle Capital Pure Play Photonics ETF)とLAZR(Tema Photonics & Optical ETF)です。楽天証券・SBI証券・松井証券などで取扱いが確認でき、個別の光通信株を選ばずにテーマ全体へ分散投資できる選択肢が広がっています。

一方、国内の投資信託では「THE 5G」のように次世代通信全体へ投資する商品が中心で、光通信への純度はETFごとに大きく異なります。ETF・投資信託の構成銘柄やコスト、購入できる証券会社まで比較していきます。

※商品内容・構成銘柄・証券会社の取扱状況は2026年8月18日時点。

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目次

光通信に投資できるETF・投資信託を一覧比較

光通信に投資できるETF・投資信託を一覧比較

光通信への投資を目的とするなら、現在はFOTO・LAZR・LYTEのようなフォトニクスETFが有力な選択肢です。 ただし「光通信ETF」という名称の商品が統一的に存在するわけではなく、光通信を中心にレーザー、光半導体、シリコンフォトニクス、光学部品などへ投資する商品が中心です。

商品種類光通信への純度経費率・実質コスト特徴
タトル・キャピタル・ピュアプレイ・フォトニクスETF(FOTO)米国ETF高い0.75%光通信・光半導体などフォトニクスのピュアプレイ企業を重視
Tema フォトニクス&オプティカルETF(LAZR)米国ETF高い0.75%AIデータ通信を軸に光通信企業+Anthropicにも投資
Roundhill フォトニクス&オプティクスETF(LYTE)米国ETF高い0.65%世界のフォトニクス・光学企業へ集中投資
THE 5G投資信託中程度約1.848%通信インフラ・通信サービス・IoT機器まで広く投資
THE 5G
(予想分配金提示型)
投資信託中程度約1.848%THE 5Gと同系統の運用で毎月分配を判断

光通信そのものへの集中度を重視するなら、FOTO・LAZR・LYTEの3商品が比較対象になります。国内投信のTHE 5Gは購入・積立のしやすさが強みですが、Apple、NVIDIA、TSMC、キオクシアなども組み入れており、投資対象は光通信よりかなり広めです。

日本で買える光通信ETF・投資信託と取扱証券会社

FOTOとLAZRは、日本の主要ネット証券で購入できます。取扱例として楽天証券・SBI証券・松井証券などがあり、2026年に設定されたばかりのETFながら、日本から光通信テーマへ投資しやすくなっています。

商品ティッカー種類取扱証券会社(例)NISA
タトル・キャピタル・ピュアプレイ・フォトニクスETFFOTO米国ETF楽天証券、SBI証券、松井証券など主要証券で対象外または対象表示なし
Tema フォトニクス&オプティカルETFLAZR米国ETF楽天証券、SBI証券、松井証券など主要証券で対象外または対象表示なし
Roundhill フォトニクス&オプティクスETFLYTE米国ETF主要ネット証券では取扱い未確認
次世代通信関連 世界株式戦略ファンド投資信託楽天証券、SBI証券、松井証券など通常型は成長投資枠対象
THE 5G(予想分配金提示型)投資信託楽天証券、SBI証券、松井証券など対象外

取扱例では、楽天証券が2026年8月14日からFOTO・LAZRを新規取扱いし、松井証券も8月6日から両ETFを追加しています。SBI証券でもFOTO・LAZRの取扱いが確認できます。証券会社によって取扱開始時期やNISA対応は異なるため、実際の買付前に最新の商品ページを確認してください。

NISAについては、楽天証券ではFOTO・LAZRとも成長投資枠の対象外です。SBI証券はFOTOを対象外と明示していますが、LAZRは対象可否を明示した情報を確認できません。松井証券の新規取扱一覧でもFOTO・LAZRにNISA対象の表示はありません。したがって、主要ネット証券では「NISA対象外または対象表示なし」として確認するのが適切です。

日本から買える光通信ETF

FOTO|Tuttle Capital Pure Play Photonics ETF

FOTOは、光通信・光半導体を含むフォトニクス企業への「純度」を重視したい場合に分かりやすいETFです。 2026年5月27日に設定され、通常時は純資産の80%以上を、光通信・シリコンフォトニクス・LiDAR・産業レーザー・光電子デバイスなどを主力とする企業の株式へ投資します。

項目内容
ティッカーFOTO
設定日2026年5月27日
経費率0.75%
運用アクティブ
主な対象光通信、シリコンフォトニクス、光半導体、レーザー、LiDARなど
国内取扱楽天証券、SBI証券、松井証券など

特徴は、単にフォトニクス技術を少し持つ大型テック企業を集めるのではなく、売上高や営業利益の過半をフォトニクス関連から得る企業を基本的な対象とする「ピュアプレイ」志向です。運用会社は小型・中型の専門企業に魅力的な投資機会が多いと考えており、光通信テーマへの感応度が高い企業をまとめて保有しやすくなっています。

光トランシーバー、レーザー、InP基板、ファウンドリーなどサプライチェーンの複数工程へ分散できるため、「どの光通信部品が最も伸びるかを個別に当てるより、フォトニクス市場全体の成長を取りたい」場合に向くETFです。

LAZR|Tema Photonics & Optical ETF

LAZRは、光通信とAIインフラをセットで狙う性格が強いETFです。 2026年6月30日に設定され、AIを支えるチップ、サーバー、データセンター間で高速にデータを移動させる企業を中心に投資しています。経費率は0.75%、2026年8月14日時点の組入銘柄数は27銘柄です。

項目内容
ティッカーLAZR
設定日2026年6月30日
経費率0.75%
組入銘柄数27銘柄(2026年8月14日時点)
主な対象光通信・フォトニクス+AIインフラ
国内取扱楽天証券、SBI証券、松井証券など

FOTOとの大きな違いは、光通信企業だけに閉じず、AI需要そのものを生み出す企業まで投資対象を広げていることです。LAZRはSPV(特別目的事業体)を通じて未上場のAnthropic(アンソロピック)にも投資しており、光通信の供給側だけでなく、AIモデルの成長によるデータセンター投資拡大まで取り込もうとしています。

上位にはルメンタム・ホールディングス(LITE)、AXT(AXTI)、AIXTRON(AIXA)、アプライド・オプトエレクトロニクス(AAOI)などが並び、日本株では古河電工も組み入れています。AIデータセンターの高速通信を中心テーマにしつつ、光通信より一段広いAIインフラへ投資したい場合に比較しやすいETFです。

LAZRの主な構成銘柄(Anthropic SPVを除く)

LAZRは光部品メーカーだけでなく、化合物半導体材料、製造装置、光ファイバーまで幅広く組み入れています。Tema公式が2026年8月17日時点で掲載する「Top 10 Holdings」は以下の上場企業10社です。

銘柄(ティッカー・コード)比率光通信との主な関係
ルメンタム・ホールディングス(LITE)14.97%レーザー・光トランシーバー
AXT(AXTI)11.24%InPなど化合物半導体基板
AIXTRON(AIXA)9.16%化合物半導体向けMOCVD装置
アプライド・オプトエレクトロニクス(AAOI)6.62%光トランシーバー・光部品
エア・テスト・システムズ(AEHR)5.52%半導体・フォトニクス関連テスト
ランドマーク・オプトエレクトロニクス(3081)4.64%光通信用半導体・部品
古河電工(5801)4.30%光ファイバー・レーザー・接続部品
タワーセミコンダクター(TSEM)4.27%半導体ファウンドリー
コヒレント(COHR)3.81%レーザー・光通信部品
YOFC/長飛光繊光纜(6869.HK/601869.SH)2.93%光ファイバー・光ケーブル

なお、Anthropic(アンソロピック)はSPVを通じた非上場投資として別枠で保有されています。Temaは2026年7月21日時点で純資産の12.06%を占めるトップ保有銘柄と公表し、その後もトップ保有銘柄として維持する意向を示しています。8月17日時点の公式「Top 10 Holdings」表にはSPVが掲載されていないため、上記表はAnthropic SPVを除く上場企業の構成銘柄です。

FOTOとLAZRはどっちがいい?

光通信への純度を重視するならFOTO、AIインフラ全体まで取り込みたいならLAZRという違いが分かりやすいです。 経費率はいずれも0.75%で、楽天証券・SBI証券・松井証券などで購入できるため、商品選びでは構成思想の違いが重要になります。

比較項目FOTOLAZR
投資テーマフォトニクスのピュアプレイAIデータ通信+フォトニクス
光通信への純度より高め高いがAI企業も含む
銘柄の傾向小型・中型の専門企業を重視光通信、材料、装置、AI企業まで
Anthropic基本的に対象外SPV経由で投資
経費率0.75%0.75%
取扱証券会社(例)楽天証券、SBI証券、松井証券など楽天証券、SBI証券、松井証券など

FOTOは、光通信・レーザー・光半導体などが事業の中心となる企業へ投資するため、光通信市場の拡大を比較的ストレートに取り込みたい投資家向けです。大型AI株を保有するファンドとは値動きの要因が変わりやすく、専門企業の成長がパフォーマンスを左右します。

LAZRは光通信の恩恵株を押さえながらAnthropic(アンソロピック)も組み入れるため、「AIが伸びる→データ量が増える→光通信投資が増える」という一連の成長をまとめて取りたい場合に特徴があります。純粋な光通信ETFというより、AIデータ移動のボトルネック解消へ投資する商品と考えると違いが見えやすくなります。

海外にはほかにも光通信ETFがある

LYTE|Roundhill Photonics & Optics ETF

LYTEは、FOTO・LAZRに続いて2026年8月6日に設定されたフォトニクスETFです。 経費率は0.65%と3商品の中では低く、フォトニクス・光学関連売上が50%以上を占める企業を中心に投資します。光トランシーバー、レーザー、シリコンフォトニクス、InPなどの基板材料、光ファイバーまで対象は幅広いです。

項目内容
設定日2026年8月6日
経費率0.65%
運用アクティブ
上位例ルメンタム(LITE)、コヒレント(COHR)、Eoptolink(300502)、Zhongji Innolight(300308)、シエナ(CIEN)
国内取扱主要ネット証券では取扱い未確認
(2026年8月18日時点)

設定時点の上位5銘柄にはルメンタム・ホールディングス(LITE)、コヒレント(COHR)に加えて、中国のEoptolink(300502)やZhongji Innolight(300308)、通信装置のシエナ(CIEN)が入っています。米国企業だけでなく世界の光通信・フォトニクス企業へ広げたい点が特徴です。

一方、2026年8月18日時点では、国内主要ネット証券ではLYTEの取扱いを確認できません。商品自体は光通信テーマとの相性が高いため、国内ネット証券で取扱いが始まればFOTO・LAZRと並ぶ比較候補になります。

光通信関連の投資信託はある?

国内の投資信託では、光通信だけに特化した商品より「次世代通信」全体へ投資するファンドが中心です。代表的なのが三井住友トラスト・アセットマネジメントの「次世代通信関連 世界株式戦略ファンド(THE 5G)」です。

次世代通信関連 世界株式戦略ファンド「THE 5G」

THE 5Gは、光通信だけでなく通信インフラ、通信サービス、IoT機器・装置まで広く投資する世界株ファンドです。 2017年12月設定で運用実績が長く、楽天証券・SBI証券・松井証券などで購入できます。通常型はNISAの成長投資枠対象です。

項目内容
設定日2017年12月15日
投資対象日本を含む世界の次世代通信関連株
実質的な運用管理費用年率1.848%程度
NISA通常型は成長投資枠対象
取扱証券会社(例)楽天証券、SBI証券、松井証券など

2026年6月末の主要投資先では、通信インフラ関連39.65%、通信サービス関連15.95%、IoT機器・装置関連42.68%という構成です。国別では米国56.24%が最大ですが、日本も12.08%組み入れられています。光通信だけに集中するのではなく、半導体やAIサーバー、通信サービスまで含めて次世代通信の成長を取り込む設計です。

THE 5Gの主な構成銘柄

銘柄比率主な分類
Apple4.13%IoT機器・装置
NVIDIA3.91%通信インフラ・AI半導体
TSMC3.90%IoT機器・装置
Amazon3.64%通信インフラ・クラウド
キオクシアHD3.55%IoT機器・装置
サムスン電機(009150.KS)3.45%IoT機器・装置
蘇州東山精密製造3.15%通信インフラ
SKハイニックス(000660.KS)3.06%IoT機器・装置
マーベル・テクノロジー(MRVL)3.00%通信インフラ
村田製作所3.00%IoT機器・装置

上位を見ると、光通信専業企業よりもApple、NVIDIA、TSMC、Amazon、メモリ企業などが目立ちます。THE 5GをFOTOやLAZRの代替と考えるより、「次世代通信・AIインフラまで広げた分散型テーマファンド」と考える方が実態に近いです。

THE 5G(予想分配金提示型)

THE 5Gには、同じ次世代通信テーマへ投資する「予想分配金提示型」もあります。通常型が年1回決算なのに対し、予想分配金提示型は毎月7日に決算を行い、基準価額水準などに応じて分配金を決定する仕組みです。楽天証券・SBI証券・松井証券などで購入できます。

投資対象の考え方は通常型に近い一方、予想分配金提示型はNISA対象外で、信託期間も2028年1月7日までです。光通信・次世代通信の長期成長を資産形成目的で取り込みたい場合は、NISAを利用でき、分配より再投資を続けやすい通常型の方が比較しやすいでしょう。

「SBI・光 ハイクオリティ・バリュー株ファンド」は光通信投信ではない

「SBI・光 ハイクオリティ・バリュー株ファンド」は名称に「光」が入っていますが、光ファイバーや光半導体へ投資するテーマファンドではありません。国内株式を対象に企業価値と株価の乖離に着目するアクティブファンドで、名称の「光」は投資助言を行う光通信投資顧問株式会社に由来します。光通信技術への投資を目的とする商品とは性格が異なります。

光通信ETFと投資信託はどっちを選ぶ?

光通信テーマへの集中度を優先するならFOTO・LAZRなどのETF、NISAや少額積立の使いやすさを優先するならTHE 5Gが選択肢になります。 商品名だけでなく、どの範囲まで「光通信」として投資したいかを決めると選びやすくなります。

比較項目光通信ETFTHE 5Gなどの投資信託
光通信への純度高い中程度
投資対象光通信・フォトニクス専門企業が中心次世代通信・半導体・IoTまで広い
コストFOTO/LAZR 0.75%、LYTE 0.65%THE 5G 実質約1.848%
売買米国市場で株式と同様に売買金額指定・積立がしやすい
NISAFOTO・LAZRは主要証券でNISA対象外または対象表示なしTHE 5G通常型は成長投資枠対象
向いている狙いAIデータセンターの光化を直接狙う次世代通信全体へ広く投資

光通信へ集中するならETF

FOTOやLAZRは、光トランシーバー、レーザー、光ファイバー、化合物半導体など、AIデータセンターの通信高速化による恩恵を受けやすい企業をまとめて保有できる点が魅力です。NVIDIAなどAI半導体大手とは異なる企業群を組み入れやすいため、すでにGPUやメモリなどAI半導体株を多く保有している場合、光トランシーバーやレーザーなど「データを運ぶ側」へ投資先を分散できます。

NISA・積立の使いやすさなら投資信託

THE 5Gは光通信への純度ではETFに劣りますが、通常型はNISA成長投資枠を利用でき、ネット証券では少額から積み立てやすい点が強みです。個別のフォトニクス企業だけでなく、半導体・クラウド・通信サービスも含めて長期的な通信需要の拡大を取りたい場合に向いています。

光通信ETFの構成銘柄から注目企業を比較

光通信ETFでは、同じ企業が複数の商品で上位に入ることがあります。特にルメンタム・ホールディングス(LITE)やコヒレント(COHR)はLAZRとLYTEの両方で主要銘柄として扱われており、AIデータセンター向け光通信でETF運用会社から注目されている企業群が見えてきます。

企業(ティッカー・コード)主な光通信分野ETFでの位置づけ
ルメンタム・ホールディングス(LITE)レーザー・光トランシーバーLAZR上位、LYTE上位
コヒレント(COHR)レーザー・光通信部品LAZR上位、LYTE上位
AXT(AXTI)InPなど化合物半導体基板LAZR上位
AIXTRON(AIXA)化合物半導体製造装置LAZR上位
アプライド・オプトエレクトロニクス(AAOI)光トランシーバーLAZR上位
古河電工(5801)光ファイバー・レーザー・接続部品LAZR上位
Eoptolink(300502)高速光モジュールLYTE上位
シエナ(CIEN)光ネットワーク機器LYTE上位

ETFを選ぶ際は、経費率だけでなく「どの工程の企業が多いか」を見ることが重要です。光トランシーバー中心ならAIデータセンター投資への感応度が高くなりやすく、InP基板や製造装置まで含めれば上流にも分散できます。光ファイバーやネットワーク機器を含むETFでは、データセンター内だけでなく通信インフラ全体の成長も取り込みやすくなります。

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光通信ETFへ投資するメリット

個別株を選ばず光通信全体へ投資できる

光通信市場には、光ファイバー、光トランシーバー、レーザー、InP基板、シリコンフォトニクス、測定・製造装置など多くの工程があります。ETFなら特定製品の勝ち負けを一社に賭けるのではなく、サプライチェーン全体へ分散して成長を取り込めます。

日本株だけでは買いにくい海外の光通信企業へ投資できる

ルメンタム・ホールディングス(LITE)、コヒレント(COHR)、アプライド・オプトエレクトロニクス(AAOI)、Eoptolink(300502)など、AI光通信で重要な企業の多くは海外上場です。FOTO・LAZRなどを使えば、国内の電線株だけでは得られない海外フォトニクス企業へのエクスポージャーをまとめて持つことができます。

AI半導体とは異なる工程へ投資できる

生成AI投資ではGPUやメモリが注目されやすい一方、計算能力が上がるほどデータを運ぶ通信速度も重要になります。光通信ETFを使えば、AIインフラ投資という共通の成長要因を持ちながら、GPU・メモリとは異なる「データを運ぶ工程」へ投資できます。

光通信ETFへ投資する際の注意点

2026年設定のETFが多く運用実績は短い

FOTOは2026年5月、LAZRは6月、LYTEは8月に設定された新しいETFです。光通信テーマへの投資手段が増えた一方、長期の運用実績や相場下落時の値動きはまだ十分に蓄積されていません。 純資産や売買高、スプレッドの推移も確認したいポイントです。

テーマ型ETFなので値動きが大きくなりやすい

フォトニクスETFは一般的なS&P500などと比べて投資対象が狭く、小型・中型の専門企業も多く含みます。AIデータセンター投資への期待が高まる局面では大きく上昇する可能性がある一方、設備投資の鈍化や製品サイクルの変化によってテーマ全体が同時に売られやすい点は理解しておく必要があります。

米国ETFは為替の影響も受ける

FOTO・LAZR・LYTEは米国市場に上場するドル建てETFです。日本円で見た損益はETF価格だけでなくドル円の変動にも左右されます。光通信株が上昇しても円高が進めば円換算リターンが抑えられるため、テーマの成長と為替を分けて見ることが重要です。

「フォトニクスETF」でも中身は同じではない

FOTOはピュアプレイを重視し、LAZRはAnthropic(アンソロピック)まで組み入れ、LYTEは世界のフォトニクス企業へ集中します。同じ光通信・フォトニクスETFでも、AI企業を含むか、どの国・工程へ投資するかで値動きは変わります。 ティッカーや商品名だけでなく、最新の構成銘柄を確認して選ぶことが大切です。

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まとめ

光通信・フォトニクスへまとめて投資できるETFは2026年に一気に増え、日本からも購入しやすくなりました。FOTOとLAZRは楽天証券・SBI証券・松井証券などで購入でき、個別の光通信株を選ばずにテーマ全体へ投資できます。

  • FOTO:光通信・光半導体などフォトニクスのピュアプレイ企業を重視
  • LAZR:AIデータ通信を軸に光通信企業とAnthropic(アンソロピック)へ投資
  • LYTE:世界のフォトニクス企業へ集中し、経費率は0.65%
  • THE 5G:光通信だけでなく半導体・IoT・通信サービスまで広く投資

光通信市場そのものへの感応度を重視するならFOTOやLAZR、NISAや積立の使いやすさを重視しながら次世代通信全体へ広げるならTHE 5Gという違いがあります。ETF・投資信託を選ぶときは「光通信への純度」「構成銘柄」「コスト」「購入できる証券会社」の4点を比較すると、自分が取りたい成長テーマに合う商品を選びやすくなります。

出典

・Tuttle Capital Pure Play Photonics ETF(FOTO)公式:https://fotoetf.com/fund-data

・Tema Photonics & Optical ETF(LAZR)公式:https://temaetfs.com/lazr

・Roundhill Photonics & Optics ETF(LYTE)公式:https://www.roundhillinvestments.com/etf/lyte/

・楽天証券「米国ETF 15銘柄の新規取扱い開始(8/14~)」:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/info/info20260814-01.html

・SBI証券「米国ETF6銘柄を取扱開始(2026/7/28~)」:https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?OutSide=on&_ActionID=DefaultAID&_ControlID=WPLETmgR001Control&_DataStoreID=DSWPLETmgR001Control&_PageID=WPLETmgR001Mdtl30&burl=search_foreign&cat1=foreign&cat2=info&dir=info&file=foreign_info250728_us_etf_add.html&getFlg=on

・SBI証券 LAZR銘柄情報:https://www.sbisec.co.jp/ETGate/?PER=&_ActionID=refreshStockPriceSingle&_ControlID=WPLETsiR001Control&_DataStoreID=DSWPLETsiR001Control&_PageID=WPLETsiR001Idtl11&exchange_code=NYS&getFlg=on&i_dom_flg=0&i_exchange_code=ALL&i_output_type=0&i_stock_sec=LAZR&s_rkbn=2&us_stock_sec_code_mul=LAZR

・松井証券「米国株 新たに11銘柄の取り扱いを開始」:https://www.matsui.co.jp/news/2026/detail_0806_01.html

・三井住友トラスト・アセットマネジメント THE 5G:https://www.smtam.jp/fund/detail/_id_510138/

・三井住友トラスト・アセットマネジメント THE 5G(予想分配金提示型):https://www.smtam.jp/fund/detail/_id_510182/

・三井住友トラスト・アセットマネジメント THE 5G関連資料(2026年8月17日):https://www.smtam.jp/report_column/pdf/cat_04/THE5G_260817_S0464.pdf

・松井証券 THE 5G:https://fund.matsui.co.jp/fund/detail/index.html?productCode=B0357

・SBIアセットマネジメント「SBI・光 ハイクオリティ・バリュー株ファンド」:https://www.sbiam.co.jp/hikari-value/

・Tema ETFs「Tema Photonics & Optical ETF (LAZR) Adds Anthropic as a Top Holding」:https://temaetfs.com/press/photonics-optical-etf-lazr-adds-anthropic-as-top-holding

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この記事を書いた人

投資歴7年。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員資格取得。2019年に100万円から投資スタート。2022年に1000万円→2025に年5000万円突破。
YouTubeでは株式投資・企業決算を中心とした解説動画を200本以上公開(チャンネル登録者数5000人)。日本株を中心に、企業決算や業績、株価材料を分析しています。

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