楽天ポイントは今では多くの人に普及されるようになってきました。
楽天市場で使えたり、提携している店舗でも使うことができます。
ほとんどの人が楽天ポイントを使ったことがある人だと思いますが、そのポイントを使って投資ができるのはご存知でしょうか?
実は、「楽天証券」で投資信託をポイント利用できるだけでなく、楽天PointClubのアプリ上で「楽天ポイント運用」というのが利用できるのです。
この、「楽天ポイント運用」というのが、非常に手軽で、初心者でも始めやすいのが特徴です。
今回は楽天ポイント運用について、機能の特徴やオススメの投資方法についてご紹介します。
楽天ポイント運用とは?
楽天ポイント運用とは、楽天PointClubのアプリで利用できるポイント運用のサービスです。
楽天ポイントを使って運用の疑似体験ができるというサービスになっています。
投資信託の購入ではないので、面倒でなくシンプルなものになっています。
投資信託を始める前にお試しで利用するサービスとしては素晴らしいものになっています。
楽天ポイント運用の特徴
楽天ポイント運用の特徴は、「簡単、無料」という2つが挙げられます。
具体的に、どのような点が簡単で、手数料の仕組みについて説明します。
①手数料が一切かからない!
楽天ポイント運用は投資信託を購入するわけではありません。
投資信託の場合には、購入した時にかかる手数料、保有し続けているとかかる手数料、売却時にかかる手数料などがあり、中々プラスになりにくいです。
しかし、楽天ポイント運用は手数料が一切かかりません。つまり、運用に成功したら、成功した分だけ自分の取り分となります。
破格のサービスと言えますね。
②100ポイントから運用できる!引き出しは1ポイントから!
楽天ポイント運用が初心者にオススメな理由としては、運用額の敷居がものすごく低いということです。
最低ポイント数は100ポイントですので、気軽に運用を始めることができます。
また、引き出しは1ポイントからできます。
小額から始められるので、大きい損失を防ぐことができます。
③アクティブコース、バランスコースの2種類から選べる!
楽天ポイント運用で利用できる運用方法は、2種類あり、そのどちらかから選ぶだけという非常にシンプルな運用方法です。
運用コースには、日々の値動きが激しい「アクティブコース」と、日々の値動きが小さく、安定しているバランスコースがあります。
アクティブコースは、日本を含む全世界の株式に70%、世界の投資適格債権に30%の割合で運用を行うサービスです。
株式の運用割合が大きいので、世界中の景気動向に左右されます。
実際のチャートの動きはこのようになっています。(2020年5月2日現在)




基準価格が一番高い時で、11,297円で、一番下がった時で8,405円です。
プラスマイナスで12%程度の変動があると見て良いでしょう。
アクティブコースは比較的景気変動の動きに影響しやすいですが、日経平均株価ともある程度は連動しています。
ちなみに日経平均のグラフはこのようになっています。




完全に一致するというわけではありませんが、似たような動きをすることが多いので、参考材料になるでしょう。
一方バランスコースは、全世界株式に30%、投資適格債券に70%の割合で運用されています。
株式の割合が少ない分、値動きがあまり変動しません。
直近1年間のグラフはこのようになっています。




10,971円から9,576円程度の変動ですね、先ほどよりは変動の値が小さいのがわかります。
バランスコースは、日々の価格が上がったり下がったりしてストレスが溜まりますので、安定的に運用したいという方にはオススメの運用コースとなっています。
④口座開設の必要ナシ!
通常の投資信託であれば、「証券口座」を開設する必要があります。
口座開設は非常に面倒です。
いざ投資を始めよう!と意気込んでも、証券口座を作る段階で挫折してしまったり、作って満足してしまう人が多いです。
楽天ポイント運用はアプリ上で全ての手続きが完結します。
ポイントさえあれば、簡単に運用が開始できるのが特徴ですね。
楽天ポイント運用で損しないための運用方法とは?
楽天ポイント運用は投資初心者の型でもお手軽に始めることのできるサービスとして便利ですが、どうせ始めるなら失敗したくないですよね?
ここでは、なるべく損をしにくい方法について、解説します。
一つ注意点があります。投資には絶対に儲かる方法というのはありません。
そういった方法があるならみんなやっていますよね。
残念ながら投資というのは、全員が儲かる仕組みではないので、どれだけ勉強をしても、損してしまう場合も存在します。
一番大事なのは、「損失を抑える」ということです。
今日運用したポイントは、明日どうなるかはわかりません。もしかしたら大暴落するかもしれませんし、大きく上がっているかもしれません。
投資の鉄則として、長期的に分散して投資するという方法がオススメされています。
分散方法には、「銘柄の分散」と「時間の分散」という2種類があります。
1つの株だけを買うとその株価が暴落した時に大きな損失になります。
そのため、様々な国、種類の株を分散して買うことにより、地域情勢やその会社の状況に影響されにくく、リスクを分散できるのです。
時間を分散させるというのも同じ考えです。
1日で全てを投資してしまうと、その後下がった時に大きな損失となってしまいますが、時間を分散して積立式で投資することによりリスクを抑えることができます。
この二つを守ることである程度損しにくくなります。
楽天ポイント運用では、銘柄の分散はある程度できています。
アクティブコースでもバランスコースでも、様々な株、債券に運用されています。
では、あとは時間の分散を行うことが大事でしょう。
一気に全ポイントを運用するのではなく、段階的に運用していくことが大事です。
楽天ポイント運用の注意点
楽天ポイント運用は便利で手軽なサービスですが、できないこともあります。
ここでは、いくつか注意点について説明します。
運用スケジュールについて
楽天ポイント運用では、追加、引き出しを申請してすぐに反映されるわけではありません。
追加するときは、営業日(平日)の14時までに申請すると2日後の22時にポイントが反映されます。
価格が変動するのが毎日平日の22時ですので、2営業日後の価格から運用が始まるという「時差」が発生します。
引き出しの申請は、営業日の14時までに申請すると、翌営業日の22時に反映されます。
このように、申請時とは異なる価格で取引されるので、損してしまうケースもある点に注意が必要です。
期間限定ポイントは利用不可
楽天ポイントは、「通常ポイント」と「期間限定ポイント」の2種類があります。
楽天ポイント運用ではこのうち、「通常ポイント」でしか運用することができず、「期間限定ポイント」は使うことができません。
期間限定ポイントは期間内に使わないと失効してしまうので、何かに利用しましょう。
手続きのキャンセルは不可
通常の投資信託でもそうですが、一度ポイントを預け入れ、引き出しすると、キャンセルすことはできません。
手続きが簡単な分、間違ってポイントを投下したり、ポイント数の入力間違いには注意する必要があります。
手続きが完了するまで取引不可
運用スケジュールについて説明しましたが、一度追加、引き出しを行なって、ポイントが反映されるまでの間、再度追加、引き出しを行うことはできません。
ですので、通常の投資信託でできる、毎日分散して投下する投資方法ができません。
時差があるので分散投資がやりにくい点に注意しましょう。
終わりに
楽天ポイント運用では、手数料無料で簡単に手続きできるので、その日からすぐ運用を始めることができます。
私も実際に運用していますが、価格の低いときに購入し、上がったら売るという方法を続け、利益を出すことに成功しています。
実際の運用履歴はこちらです。




とにかく粘り強く、景気変動に注意しながら運用することが大事だと思いますので根気強く運用しましょう。
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