自動運転の成長に投資したいものの、「ティアフォーやテスラのような個別株を選ぶ自信はない」「関連企業へまとめて投資できる商品はないか」と考えている人も多いのではないでしょうか。複数の関連企業へ分散できるETFや投資信託は、その受け皿になります。
ただし、自動運転ETFを探している人と自動運転の投資信託を探している人では、求めている商品性が違います。ETFは株式と同じようにリアルタイムで売買でき、東証に上場する国内ETFと米国ETFを選べます。投資信託は100円などの少額から積み立てやすく、インデックス型とアクティブ型、為替ヘッジのあり・なしを選べる点が特徴です。
そこで両者を混ぜてランキングにするのではなく、ETF3商品と投資信託3商品をそれぞれ独立して比較します。各商品では手数料、純資産、為替ヘッジ、NISA、主要組入銘柄を確認したうえで、どんな投資家に向くのかを整理します。

自動運転ETFおすすめ3選|日本・米国の商品を比較

ETFを探している人には、円で手軽に売買したいなら2867、自動運転以外のロボット・AIまで広げたいなら2522、米国ETFとして持ちたいならDRIVという分かれ方になります。自動運転との関連性、日本からの買いやすさ、コスト、投資対象の広がりを基準に3商品を比べます。3商品ともNISAの成長投資枠が対象です。
| ETF(市場) | 主なテーマ | 運用管理費用・経費率 | 純資産 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| グローバルX 自動運転&EV ETF(2867・東証) | 自動運転+EV | 年0.704%(直近期総経費率1.01%) | 4億3,200万円 | 円で取引したい |
| iシェアーズ オートメーション&ロボット ETF(2522・東証) | 自動運転+AI+ロボット | 年0.528%程度 | 55億6,300万円 | 複合テーマへ分散したい |
| グローバルX 自動運転&EV ETF(DRIV・米国NASDAQ) | 自動運転+EV | 年0.68%(総経費率) | 約3億7,118万ドル | 米国ETFで保有したい |
ETFでは信託報酬だけでなく、純資産の規模、出来高、気配値(板に出ている売り買いの値段)、売買スプレッド(買値と売値の差)も確認したいところです。特に2867は東証で円売買できる手軽さがある一方、純資産は2026年8月26日時点で4億3,200万円と小さいため、実際に注文する前に出来高や気配値を見ておくと判断しやすくなります。
なお、米国ETFのNISA対象可否は証券会社ごとに異なります。DRIVは国内の複数の証券会社で、NISA成長投資枠の対象として取扱いを確認しています。
グローバルX 自動運転&EV ETF(2867)|日本円で自動運転・EVへ投資
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 上場市場 | 東京証券取引所 |
| 連動指数 | Solactive Autonomous & Electric Vehicles Index(円換算) |
| 運用管理費用 | 年0.704% |
| 純資産 | 4億3,200万円(2026年8月26日時点) |
| 取引通貨 | 日本円 |
| 為替ヘッジ | 原則なし |
| NISA | 成長投資枠 |
| 参考:直近期総経費率 | 1.01%(2025年9月25日~2026年3月24日) |
主要組入銘柄:2026年7月31日時点では、米国ETFのDRIVを約26.8%組み入れています。個別株ではインテル、エヌビディア、アルファベット、マイクロソフト、トヨタなどが上位です。
2867は東京証券取引所に上場する国内ETFで、「Solactive Autonomous & Electric Vehicles Index」の円換算値への連動を目指します。自動運転のソフトウェア・ハードウェアだけでなく、EVメーカー、半導体、バッテリー、重要鉱物まで、自動運転とEVのサプライチェーン全体へ投資する商品です。
東証上場のため日本円で注文・決済でき、日本株と同じ取引時間・注文方法で買えます。米ドルへの両替や米国市場の取引時間を意識せずに済む点が使いやすさです。ただし、円で売買できても為替リスクがなくなるわけではありません。外貨建て資産について原則として為替ヘッジを行わないため、円換算した基準価額は為替の変動を受けます。
自動運転だけに集中するETFではなくEVの比重も大きいため、自動運転とEVの長期成長をまとめて取りたい人に向く商品です。
iシェアーズ オートメーション&ロボット ETF(2522)|自動運転とフィジカルAIをまとめて狙う
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 上場市場 | 東京証券取引所 |
| 連動指数 | STOXX グローバルオートメーション アンド ロボティクス インデックス |
| 信託報酬 | 年0.528%程度(税込) |
| 純資産 | 55億6,300万円(2026年8月27日時点) |
| 取引通貨 | 日本円 |
| 為替ヘッジ | 原則なし |
| NISA | 成長投資枠 |
主要組入銘柄:投資先の外国籍ETFを通じた実質上位には、スノーフレーク、アドバンテスト、サービスナウ、SAP、エマソン・エレクトリック、キーエンス、シーメンス、エヌビディアなどがあります。
2522は自動運転専用のETFではありません。製造ロボティクス、自動運転車、AI、3Dプリンティングなど40以上のオートメーション・ロボティクス分野を対象とする指数への連動を目指します。対象企業は、関連事業の収益が全体の50%以上を占める企業を中心に選ばれます。
信託報酬は税込で年0.528%程度、純資産は2026年8月27日時点で約55億6,300万円で、東証上場の2867と比べると規模があります。自動運転が伸びるシナリオだけでなく、工場自動化、産業ロボット、AIといったフィジカルAI全体へテーマを分散できます。2522も東証で円売買できますが、主に外貨建て資産へ投資し原則として為替ヘッジを行わないため、為替変動の影響は受けます。
自動運転への純度よりも、機械の自律化・省人化という大きな需要トレンドを取りたい人に向くETFです。
グローバルX 自動運転&EV ETF(DRIV)|米国ETFで自動運転テーマへ直接投資
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 上場市場 | NASDAQ |
| 連動指数 | Solactive Autonomous & Electric Vehicles Index |
| 経費率 | 年0.68% |
| 純資産 | 約3億7,118万ドル(2026年8月26日時点) |
| 取引通貨 | 米ドル |
| 組入銘柄数 | 74銘柄(2026年8月25日時点) |
| NISA | 成長投資枠で取扱う国内証券会社あり |
主要組入銘柄:マイクロソフト、エヌビディア、インテル、アルファベット、テスラ、トヨタ、クアルコムなどが上位です。
DRIVはNASDAQに上場する米国ETFで、2867と同じ指数への連動を目指します。自動運転技術、EV、EV部品、バッテリー、リチウムなどの重要素材まで幅広く投資し、2026年8月時点ではマイクロソフト、エヌビディア、アルファベット、クアルコム、テスラなどを保有しています。
経費率は年0.68%です。2867の直近期の総経費率1.01%と比べると差は約0.33ポイントですが、DRIVは米ドルで売買する米国上場ETFのため、為替手数料や取引の手間も含めて考える必要があります。
国内の複数のネット証券で取扱いがあり、日本からも購入できます。2867と投資テーマが近いぶん、選択のポイントは中身よりも取引環境です。米国ETFを普段から使っている人や、純資産規模と米国市場での流動性を重視したい人に向きます。
HAILは自動運転テーマに近いが、2027年2月に清算予定のため選外
米国ETFには、SPDR S&P Kensho スマート・モビリティETF(HAIL)もあります。S&P Kensho Smart Transportation Indexに連動し、EV、自動運転車、先進輸送システム、民間・商用ドローンなどへ投資するため、自動運転・次世代モビリティとの関連性は高い商品です。総経費率も0.45%とDRIVより低く、通常なら比較候補に入るETFです。
ただしState Streetは2026年8月21日、HAILを閉鎖・清算すると正式に通知しました。設定・解約注文の最終日は2027年2月17日、NYSE Arcaでの取引は2月18日の市場開始時から停止され、清算代金は2月24日ごろに株主へ送付される予定です。そのため、今回の3選から外しています。
HAILの運用資産残高は2026年8月24日時点で約1,888万ドルと小さく、ETFを選ぶときはテーマ性や経費率だけでなく、純資産規模と商品の継続性まで見ておきたいことが分かる例でもあります。
目的別に見るETFの選び方
自動運転ETFを初めて買う人には、東証で円建て売買できる2867が最も分かりやすい候補です。自動運転とEVの両方を対象とし、国内の証券会社から日本株と同じ感覚で注文できます。
自動運転だけにテーマを集中させず、ロボティクスや工場自動化、AIへも分散したい場合は2522が候補になります。自動運転の商用化が想定よりゆっくり進んでも、別の自動化需要を取り込める商品設計です。
米国ETFを普段から利用しているならDRIVが比較しやすい選択肢です。2867とテーマが近いため、判断の軸は円建ての東証ETFで持つか、米ドル建ての米国ETFで持つかという取引環境の違いになります。

自動運転投資信託おすすめ3選|インデックス・アクティブを比較

投資信託では、コストを抑えて積み立てたいならeMAXIS Neo 自動運転、銘柄選定を運用会社へ任せたいならグローバル自動運転関連株式ファンドが候補です。後者は為替ヘッジのあり・なしを選べます。3商品とも世界の自動運転関連株が投資対象で、NISAは成長投資枠の対象です。
| 投資信託 | 運用方式 | 為替ヘッジ | 管理費用 | 純資産 | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| eMAXIS Neo 自動運転 | インデックス | なし | 年0.792% | 72億1,300万円 | コスト・積立重視 |
| グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジなし) | アクティブ | なし | 年約1.903% | 720億8,300万円 | 銘柄選定を任せたい |
| グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジあり) | アクティブ | あり | 年約1.903% | 143億3,000万円 | 為替変動を抑えたい |
管理費用の差は年1.111ポイントです。仮に100万円を1年間保有した場合、費用の差はおよそ1万1,000円になります。この差に見合う成果をアクティブ運用に期待するかどうかが、選択の分かれ目です。
eMAXIS Neo 自動運転|インデックス型で積み立てたい人向け
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運用方式 | インデックス型 |
| 連動指数 | S&P Kensho Autonomous Vehicles Index(配当込み、円換算ベース) |
| 管理費用 | 年0.792%以内(税込) |
| 純資産 | 72億1,300万円(2026年8月27日時点) |
| 為替ヘッジ | 原則なし |
| 購入時手数料 | なし |
| 信託財産留保額 | なし |
| NISA | 成長投資枠 |
主要組入銘柄:2026年7月31日時点では、エヴァ・テクノロジーズ、アンバレラ、ルーシッド・グループ、エヌビディア、STマイクロエレクトロニクス、モービルアイ、オースターなどが上位です。
eMAXIS Neo 自動運転は、S&P Kensho Autonomous Vehicles Index(配当込み、円換算ベース)への連動を目指すインデックスファンドです。主に米国の金融商品取引所へ上場している、日本を含む世界各国の自動運転関連企業へ投資し、原則として為替ヘッジは行いません。
運用管理費用は年0.792%で、購入時手数料と信託財産留保額(解約時に差し引かれる費用)はどちらもありません。楽天証券では100円以上1円単位でスポット購入・積立ができるなど、ETFより少額の積立に向く商品です。
運用会社の裁量で銘柄を選ぶのではなく、指数のルールに沿って自動運転テーマ全体へ投資したい人、毎月一定額を積み立てたい人に向きます。
グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジなし)|アクティブ運用で銘柄選定を任せる
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運用方式 | アクティブ型 |
| 投資対象 | 世界の自動運転関連企業 |
| 実質的な管理費用 | 年約1.903%(投資先ファンドの費用を含む目安) |
| 純資産 | 720億8,300万円(2026年8月27日時点) |
| 為替ヘッジ | なし |
| 購入時手数料 | 上限3.30%(実際の料率は販売会社による) |
| NISA | 成長投資枠 |
主要組入銘柄:2026年7月末時点の投資先ファンドでは、サムスン電子、サムスン電機、インフィニオン、テクニップFMC、TSMC、CATL、モノリシック・パワー・システムズなどが上位です。
このファンドは、自動運転技術の進化・普及によって業績拡大が期待される世界の企業を、運用側が選ぶアクティブ型です。自動運転関連株を均等に持つのではなく、技術力や成長性を分析してポートフォリオを組みます。純資産は720億8,300万円と、今回の投資信託3商品では最も大きい規模です。
管理費用は投資先ファンドの費用を含めて年約1.903%で、eMAXIS Neo 自動運転より高くなります。その代わり、指数に縛られず銘柄を選べる点がアクティブ型の特徴です。購入時手数料は上限3.30%で、実際の料率は販売会社によって変わります。
為替ヘッジを原則行わないため、海外株の値動きに加えて為替の影響も受けます。円安局面の恩恵も含めて外貨資産を持ちたい人や、銘柄選定を運用会社へ任せたい人に向きます。
グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジあり)|為替変動を抑えたい人向け
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 運用方式 | アクティブ型 |
| 投資対象 | 世界の自動運転関連企業 |
| 実質的な管理費用 | 年約1.903%(投資先ファンドの費用を含む目安) |
| 純資産 | 143億3,000万円(2026年8月26日時点) |
| 為替ヘッジ | あり |
| 購入時手数料 | 上限3.30%(実際の料率は販売会社による) |
| NISA | 成長投資枠 |
主要組入銘柄:投資先ポートフォリオは為替ヘッジなしコースと共通で、サムスン電子、サムスン電機、インフィニオン、テクニップFMC、TSMC、CATLなどが上位です。
投資先の企業も運用方針もヘッジなしコースと同じで、違いは原則として対円で為替ヘッジを行う点です。外国株の株価が上がっても円高で円換算のリターンが目減りする、という影響を抑えたい場合の選択肢になります。
管理費用は年約1.903%です。為替ヘッジにはコストがかかるため、ヘッジありが安全と単純に考えるのではなく、自動運転関連株の値動きと為替のどちらを取りたいかで選ぶことになります。
今後の円高を想定している人や、海外株の成長は取りたい一方でドル円の変動をポートフォリオへ大きく持ち込みたくない人に向きます。
目的別に見る投資信託の選び方
シンプルなインデックス型で管理費用を抑えながら積み立てたい場合は、eMAXIS Neo 自動運転が候補です。管理費用は年0.792%で、グローバル自動運転関連株式ファンドの年約1.903%より低くなります。
一方、自動運転市場は完成車、半導体、センサー、ソフトウェア、地図と事業領域が広く、勝ち組企業が固定されているわけではありません。指数連動ではなく企業分析で投資先を入れ替えるアクティブ運用に対価を払う考え方なら、グローバル自動運転関連株式ファンドが候補になります。
為替ヘッジは、円安による外貨資産の値上がりも取り込みたいならヘッジなし、円高による円換算価値の低下を抑えたいならヘッジありが基本的な考え方です。自動運転市場の成長とは別に、為替リスクをどこまで持つかで判断します。
自動運転ETFと投資信託はどっちがおすすめ?
どちらが常に優れているという関係ではありません。同じ自動運転テーマへ投資する場合でも、売買方法と運用スタイルが違うため、自分の投資の仕方に合う方を選ぶことになります。
| 比較項目 | ETF | 投資信託 |
|---|---|---|
| 売買方法 | 市場でリアルタイム売買 | 1日1回の基準価額で購入・売却 |
| 少額積立 | 商品・証券会社による | 100円など少額から可能 |
| 注文方法 | 指値・成行が使える | 金額・口数で申込 |
| コスト | 比較的低めの商品が多い | 商品による差が大きい |
| 向いている人 | 売買タイミングを自分で決めたい | 積立・長期保有を簡単にしたい |
相場が大きく下げた日に指値で買う、利益確定の価格を自分で決めるなど、株式と同じようにタイミングを管理したい場合はETFが使いやすくなります。毎月一定額を自動で積み立てたい場合は、投資信託の方が手間がかかりません。
2867とDRIVの違い|同じ指数でも買い方が違う
2867とDRIVは、どちらもSolactive Autonomous & Electric Vehicles Indexへの連動を目指すため、投資テーマはほぼ同じです。違いは上場市場、通貨、取引時間、コストに集約されます。
| 項目 | 2867 | DRIV |
|---|---|---|
| 上場市場 | 東京証券取引所 | NASDAQ |
| 取引通貨 | 日本円 | 米ドル |
| 連動指数 | Solactive Autonomous & Electric Vehicles Index | 同左 |
| 運用管理費用・経費率 | 年0.704% | 年0.68% |
| 実際のコストの参考 | 直近期総経費率1.01% | 総経費率0.68% |
| 純資産 | 4億3,200万円(8月26日時点) | 約3億7,118万ドル(8月26日時点) |
| 為替の考え方 | 円売買だが原則為替ヘッジなし | 米ドル売買で為替変動の影響あり |
2867の0.704%は運用管理費用で、直近期の総経費率は1.01%です。DRIVの0.68%は総経費率のため、実際のコストを比べる場合は2867の1.01%を参考にした方が実態に近くなります。なお、2867の1.01%は直近計算期間の実績値であり、今後も同じ水準になるとは限りません。
中身で大きな差をつけるより、自分の取引環境で選びやすい組み合わせです。日本株の口座だけで完結させたいなら2867、米国ETFをすでに使っているならDRIVが候補になります。
eMAXIS Neoとグローバル自動運転関連株式ファンドはどっちがいい?
投資信託では、この2本の違いが最初の分かれ道です。eMAXIS Neo 自動運転は指数連動のインデックス型、グローバル自動運転関連株式ファンドは企業分析で銘柄を選ぶアクティブ型という違いがあります。
| 項目 | eMAXIS Neo 自動運転 | グローバル自動運転関連株式ファンド |
|---|---|---|
| 運用方式 | インデックス | アクティブ |
| 管理費用 | 年0.792% | 年約1.903% |
| 為替 | 原則ヘッジなし | あり・なしを選択 |
| 銘柄選定 | 指数ルール | 運用会社が分析・選定 |
| 向く人 | 低コスト・積立重視 | 運用力・銘柄選別重視 |
自動運転への投資範囲は商品によって違う
名称に「自動運転」と入っていても、実際の投資対象は同じではありません。何を自動運転関連と定義しているかを確認すると、値動きの理由も理解しやすくなります。
- 2867・DRIV:自動運転+EV+バッテリー・素材まで含むモビリティ型
- 2522:自動運転+AI+産業ロボット+オートメーションのフィジカルAI型
- eMAXIS Neo 自動運転:自動運転関連の指数へ連動するテーマインデックス型
- グローバル自動運転関連株式ファンド:運用会社が自動運転の普及で恩恵を受ける企業を選ぶアクティブ型
自動運転の商用化そのものへ集中したいのか、EVやロボティクスなど周辺市場まで含めたいのかによって、適した商品が変わります。
自動運転ETF・投資信託はNISAで買える?楽天・SBI・松井の取扱いなどを確認
今回紹介した6商品はいずれも、NISAのつみたて投資枠ではなく成長投資枠で利用する商品です。投資信託は販売会社によってNISAの取扱いが異なる場合があるため、注文前に確認してください。
| 商品 | 楽天証券 | SBI証券 | 松井証券 | NISA |
|---|---|---|---|---|
| 2867 | ○ | ○ | ○ | 成長投資枠 |
| 2522 | ○ | ○ | ○ | 成長投資枠 |
| DRIV | ○ | ○ | ○ | 成長投資枠 |
| eMAXIS Neo 自動運転 | ○ | ○ | ○ | 成長投資枠 |
| グローバル自動運転(ヘッジなし) | ○ | ○ | ○ | 成長投資枠 |
| グローバル自動運転(ヘッジあり) | ○ | ○ | ○ | 成長投資枠 |
※取扱商品とNISA対象は変更される場合があります。購入前に各証券会社の最新の画面で確認してください。
【PR】ETFを買うなら手数料無料&ポイントが使える楽天証券がおすすめ

ETFを購入するなら、売買手数料を抑えながら楽天ポイントも利用できる楽天証券がおすすめです。
楽天証券では、手数料コースに「ゼロコース」を選択すると、国内ETFを含む国内株式の現物取引手数料が約定金額にかかわらず0円になります。少額で購入する場合はもちろん、まとまった金額を投資する場合や、複数回に分けて購入する場合にも手数料を気にせず取引しやすいのがメリットです。
また、ETFの現物購入には、普段の買い物などで貯めた楽天ポイントを1ポイント=1円分として利用できます。NISAの成長投資枠でもポイント投資を利用できるため、手元の資金だけでなく、余っている楽天ポイントを活用してETF投資を始めることも可能です。
すでに楽天サービスを利用している人や、コストを抑えて日本のETFを購入したい人は、楽天証券の利用を検討してみてください。手数料無料と楽天ポイントを活用して、日本のETFをお得に購入したい方におすすめです。
※国内株式の取引手数料を無料にするには「ゼロコース」の選択など所定の条件があります。ポイント投資の対象ポイントや利用上限などの詳細は、楽天証券の公式サイトをご確認ください。
自動運転ETF・投資信託へ投資するときの注意点
商品を選ぶ前に、投資対象の広さ、値動きの大きさ、為替、コストの意味の4点を押さえておくと、購入後のギャップが小さくなります。
「自動運転」と書いてあってもEV比率が大きい商品がある
2867やDRIVは、自動運転ソフトウェアだけでなくEVメーカー、バッテリー、半導体、素材まで投資対象に含みます。そのため自動運転のニュースだけでなく、EVの販売動向、半導体市況、素材価格の影響も受けます。自動運転の進展だけで基準価額が動くわけではない点は、事前に理解しておきたいところです。
テーマ型はS&P500や全世界株より値動きが大きくなりやすい
自動運転やロボティクスといったテーマ型商品は、投資先の業種や成長株への偏りが大きく、広範な株式指数より値動きが大きくなる場合があります。ポートフォリオ全体では、中核ではなくサテライト(補完的な位置づけ)として使う考え方もあります。
海外資産へ投資する商品は、円建てETFでも為替の影響を受ける
為替リスクは何円で注文するかではなく、実質的にどの通貨の資産へ投資しているかで決まります。2867と2522は東証で日本円売買できますが、いずれも外貨建て資産について原則として為替ヘッジを行わないため、円高・円安で円換算の運用成果が変わります。DRIVなどの米国ETFや、為替ヘッジなしの投資信託も同じです。取引通貨と為替の影響を受ける範囲は、分けて考える必要があります。
信託報酬だけでなく投資対象の違いを見る
コストは大切な判断材料ですが、年0.5%台の商品と年1.9%の商品では運用方式そのものが異なります。安い商品を選ぶという基準だけで比べるのではなく、インデックス運用を求めるのか、アクティブな銘柄選定へ対価を払うのかを先に決めると比較しやすくなります。
自動運転ETF・投資信託についてよくある質問
自動運転ETFのおすすめは?
日本円で注文・決済したいなら2867、フィジカルAIまで広げたいなら2522、米国ETFとして同じ自動運転+EV指数へ投資したいならDRIVが比較候補です。HAILもテーマとしては有力でしたが、2027年2月の清算が決まっているため、この記事では3選から外しています。
自動運転の投資信託のおすすめは?
インデックス型でコストを重視するならeMAXIS Neo 自動運転、アクティブ運用で銘柄選定を任せたいならグローバル自動運転関連株式ファンドが候補です。後者は為替ヘッジのあり・なしを選べます。
自動運転ETFはNISAで買える?
今回紹介した2867、2522、DRIVは、NISA成長投資枠での取扱いを確認しています。米国ETFは証券会社によってNISAの対象可否が異なる場合があるため、実際の注文画面で確認してください。
eMAXIS Neo 自動運転はつみたて投資枠で買える?
eMAXIS Neo 自動運転はNISA成長投資枠の対象ですが、つみたて投資枠の対象ではありません。テーマ型の投資信託として、成長投資枠で利用する形になります。
為替ヘッジあり・なしはどっちがいい?
自動運転関連株の成長に加えて外貨資産も持ちたい場合はヘッジなし、円高による円換算リターンの悪化を抑えたい場合はヘッジありが比較候補です。将来の為替を正確に予測するのは難しいため、ポートフォリオ全体の外貨比率から考える方法もあります。
まとめ|ETFと投資信託は分けて選ぶ
自動運転市場へまとめて投資する方法にはETFと投資信託がありますが、両者は売買方法も選び方も異なります。ETFなら2867・2522・DRIVを、自動運転への純度、円建てか米ドル建てか、ロボット・AIまで広げるかで比較すると整理しやすくなります。
投資信託なら、eMAXIS Neo 自動運転とグローバル自動運転関連株式ファンドを、インデックスかアクティブか、管理費用、為替ヘッジの3点で比べるのが基本です。管理費用の差は年1.111ポイントあるため、その差を運用力へ払う価値があると考えるかどうかが判断の分かれ目になります。
6商品を同じランキングで並べるより、まず自分がETFを使いたいのか、積立しやすい投資信託を使いたいのかを決め、その中で商品を選ぶ方が判断しやすくなります。購入前には、目論見書で投資対象と費用を確認しておきたいところです。

出典
Global X Japan「グローバルX 自動運転&EV ETF(2867)」 https://globalxetfs.co.jp/funds/2867/index.html
BlackRock「iシェアーズ オートメーション&ロボット ETF(2522)」 https://www.blackrock.com/jp/individual/ja/products/306039/ishares-automation-and-robot-etf-fund
Global X「Autonomous & Electric Vehicles ETF(DRIV)」 https://www.globalxetfs.com/funds/driv
三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Neo 自動運転」 https://www.am.mufg.jp/fund/253585.html
楽天証券「eMAXIS Neo 自動運転」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000HR52
三井住友DSアセットマネジメント「グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」 https://www.smd-am.co.jp/fund/177106/
三井住友DSアセットマネジメント「グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジあり)」 https://www.smd-am.co.jp/fund/177006/
楽天証券「グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000EU19
楽天証券「グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジあり)」 https://www.rakuten-sec.co.jp/web/fund/detail/?ID=JP90C000EU01
SBI証券「海外ETF取扱銘柄一覧」 https://search.sbisec.co.jp/v2/popwin/info/stock/pop6040_etf.html
松井証券「グローバルX 米国ETF」 https://www.matsui.co.jp/us-stock/etf/global-x/
松井証券「eMAXIS Neo 自動運転」 https://www.matsui.co.jp/fund/fund-value-point/list/detail.html?id=B0195
松井証券「グローバル自動運転関連株式ファンド(為替ヘッジなし)」 https://www.matsui.co.jp/fund/fund-value-point/list/detail.html?id=B0153
State Street「SPDR S&P Kensho Smart Mobility ETF(HAIL)」 https://www.ssga.com/us/en/individual/etfs/state-street-spdr-sp-kensho-smart-mobility-etf-hail
State Street「Notice to APs – SPDR ETF Closure 8.21.26」 https://www.ssga.com/library-content/products/fund-docs/etfs/us/information-schedules/ap-notice/notice-to-aps-spdr-etf-closure-8-21-26.pdf
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