いらすとやは無料なのに儲かるのか?年収は?なぜ人気なのか?

いらすとやというフリー素材サイトをご存知でしょうか?

こういったタッチのイラストをフリーで公開しているサイトです。

見た事がある人も多いのではないでしょうか。

素材の種類も多いので、使う側からしたらかなり嬉しいのですが、無料で公開されている分作者の儲けが全く無いように感じますよね?

ですが、いらすとやのイラストを描いている方もボランティアでやっているわけではないので、稼げないコンテンツでは無いという事です。

では、収益構造はどうなっているのでしょうか?

今回はいらすとやがなぜ儲かっているのかについて解説します。

目次

いらすとやはどうやって儲けているの?

いらすとやの直接の収入源、それは

広告収入です。

いらすとや自体はサイトで運営しています。

https://www.irasutoya.com

このサイト上に広告を貼る事で、その広告をクリックしてもらえれば収益になります。

その他の収益としては、LINEスタンプ販売やグッズ展開、個別依頼への対応などがあります。

いらすとやの収益源その1:広告収入

メインの収入源は、広告収入でしょう。

いらすとやのホームページ上には、広告がいくつか貼ってあります。

その広告をクリックしてもらうと、作者に収益が入るようになります。

ブロガーやサイト運営者であればわかるとは思いますが、Googleが提供している「グーグルアドセンス」を利用しています。

グーグルアドセンスの収益は、クリックした広告やそのサイトの広告クリック率によっても様々で一概には言えないのですが、1%前後のクリック率で30円〜50円程度が相場のようです。

いらすとやのPV数は月間200〜300万PV程度は見込んでいるので、月の収益にすると100万円前後くらいになります。

もちろん実際のアドセンス収益額については不明ですが、あれだけ人気のサイトなのでそのくらいの収益があってもおかしくはないでしょう。

いらすとやの収益源その2:LINEスタンプ販売

いらすとやの収益源2つ目はLINEスタンプの販売です。

LINEスタンプは数十円〜数百円で販売されており、その一部が製作者の収益になります。

これ自体がどのくらいの売上になっているかは不明ですが、いらすとや自体の知名度が高いおかげで購入者数も多くなっているはずです。

元々の画像は無料で提供していても、商品展開によって稼げるようになっています。

いらすとやの収益源その3:グッズ販売

さらに、いらすとやのグッズというのも出ているのです。

調べてみると、ぬいぐるみ、ハンカチ、Tシャツ、キーホルダー、シール、雑貨、Tポイントカードなどが商品化されているようです。

グッズ展開をすることで、その商品が売れると制作者の利益になります。

いらすとやのコンテンツ事態が人気なので、ある程度の売上は期待できるでしょう。

いらすとやの収益源その4:個別の案件

いらすとやのイラストは、サイト上に公開しているものについては、無料で使えますが、その他のイラストを個別で対応したりもします。

こういった個別案件については、別途報酬が発生します。

企業などで、使いたいイラストを頼む時やいらすとやの規定以上のイラストを利用する時は個別に料金を支払う形になります。

いらすとやの画像は無料公開はされていますが、著作権放棄はされていないため、利用に制限があります。

商用利用の場合は1作品あたり20枚までとなっており、それ以上使う場合は有料となっています。

このように完全無料ではないので、個別案件に対応することで稼ぐことも可能になっています。

いらすとやはなぜここまで人気になったのか?

いらすとやが人気になった大きな理由は無料で使える範囲が広いということでしょう。

商用利用もOKなので、街で見かけることも多いです。

無料で使えるだけなら他のフリー画像のサイトと変わりませんが、いらすとやは提供されている素材の種類も豊富で、いつ使うの?というものまで幅広く取り揃えています。

いらすとやで探せば、希望している画像は確実に見つかると言っても過言ではないくらい、ボリュームも多いので利用者の満足度も高いのが人気の理由です。

結論:無料で提供できるというのをビジネスにした

いらすとやは他のイラストレーターとは全く別の観点でビジネスに成功した事例です。

通常イラストは販売されるもの、というイメージでしたが、いらすとやは無料提供してサイトの広告収入で稼ぐと言った手法をとることによって儲かっているということなのです。

フリー素材ならではの稼ぎ方ですし、唯一無二の稼ぎ方ではあるのですが、やり方としては非常に上手ですしいらすとやをここまで人気のコンテンツにしたという実績も素晴らしいです。

今後も多方面に展開していく可能性もありますね。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次
閉じる