アイリスオーヤマの安さの秘密と急成長中の理由を解説

アイリスオーヤマの商品は安さが魅力ですよね。
使ったことのある人は多いと思いますが、シンプルで使いやすいのも人気の秘密のようです。


アイリスオーヤマという会社自体は2010年以降急成長を遂げている企業で、最近になってたくさんの商品が出るようになっていますが、なぜここまで急成長できたのでしょうか?


また、商品が安くても粗悪品なのでは?と思ってしまいますよね。
どうして安い価格で商品を提供できるのでしょうか?


今回はアイリスオーヤマについて、
①なぜ急成長を遂げているのか?
②安さの秘密
を解説していきたいと思います。

目次

アイリスオーヤマは現在急成長中の企業!

アイリスオーヤマは年々売上高を伸ばし続けています。

https://www.irisohyama.co.jp/company/results/

2020年12月期の売上高は6,900億円で、前年比プラス38%と大幅に増加しています。
新型コロナウイルスの影響によるテレワークの増加、巣ごもり需要によって主力商品である家電や、デスク、チェアなどの売上が伸びたことや、マスクの売上も好調だったことが好決算の要因です。


利益面でも成長が見られており、2020年12月期の経常利益は621億円で前年の2.2倍の数字を記録しています。
売上の推移からも分かる通り、アイリスオーヤマは急成長中の企業なのです。

アイリスオーヤマが急成長している理由:価格の安さが人気

アイリスオーヤマが急成長している理由は単純明快です。
主力商品の家電を中心に商品がヒットしているからです。


アイリスオーヤマの家電商品が人気である理由はその価格の安さです。
他のメーカーの商品と比べても安い商品が多いため、消費者はアイリスオーヤマの製品を買うのです。

なぜ安いのか?:無駄のない商品だから

アイリスオーヤマの家電は安くて人気なのですが、安いからといって粗悪品というわけではありません。
品質を保ちつつ低価格で提供できている秘密は、「無駄な機能をつけていない」ということです。


従来の家電は色んな機能が付いていることが多いですよね?便利な機能も多いですが、意外と使わない機能がついていることも多いです。
アイリスオーヤマでは、不必要な機能を省くことで、製造コストを抑えて低価格で提供できるようにしているのです。
必要最低限の機能さえあれば良いという人も多いですし、他社より値段が安いとなればアイリスオーヤマの商品を買うのは当たり前のことですね。
もちろん多機能を求める人には刺さらない商品ですが、安く済ませたい人をターゲットにしているというわけなのです。

ヒット商品を生み出し続けられる秘密:商品開発力の高さ

アイリスオーヤマではこれまでに15,000以上の商品を開発しています。
基本的なコンセプトは、シンプルな機能、リーズナブルな価格、良い品質の3つで、商品開発会議は社長のOKがもらえない限り世に出ることはありません。
というのも、アイリスオーヤマでは商品が売れなかった場合は全て社長の責任になります。
もし売れなかった場合は社長の責任になるので、商品開発会議で社長からOKをもらうのには相当の努力が必要になるようです。


しかし、アイリスオーヤマでは毎週1,000点ほどの新商品案が生まれています。
それだけ多くの商品を提案できるのは、社員1人1人の商品開発力が高いということが大きな理由でしょう。


アイリスオーヤマの社員は、社員自身が消費者目線に立つことで、より良い商品を開発できるのです。
消費者目線に立つ方法として、他の企業の商品を使い家事や生活をしているようです。


他社の商品を使っているうちに感じた不満点や使いやすかった点を自社の商品開発の際に取り入れることで、より良い商品を生み出すことができるのです。
また、他社商品を使いながら本当に必要な機能と無駄な機能も選別することでよりシンプルで使いやすくリーズナブルな商品を企画できるようになるのです。


社員1人1人が消費者となることでより良いクオリティの商品を開発できるのがアイリスオーヤマの強みと言えます。

本記事のまとめ

今回はアイリスオーヤマが急成長している理由、安さの秘密について解説しましたが要点をまとめるとこんな感じです。

・アイリスオーヤマが急成長している理由とは?
→数々の商品が人気で売上が急増している

・アイリスオーヤマの人気の秘密
→他社より価格が安い、安いながら質も高め

・なぜ安いのか?
→無駄な機能を省くことでコストを抑えている

・ヒット商品を生み出し続けられる理由
→社員が消費者目線に立って商品を企画している

今後も新しい商品を開発し続けてさらに成長し続けていくことが予想されます。
新商品が出るのが楽しみですね。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

目次
閉じる