キオクシアは、NANDフラッシュメモリとSSDを主力とする日本の大手半導体メーカーです。経営方針説明会では、AI時代においてフラッシュメモリが高容量・高速アクセスを担う中核ストレージ技術として重要性を増していると説明しており、生産面では四日市工場と北上工場を軸に体制を強化しています。
こうした中で、AIデータセンター需要の拡大やSSD事業の強化を背景に、キオクシア関連銘柄への関心も高まりやすくなっています。もっとも、「関連銘柄」とひと口にいっても、キオクシアへの採用実績や取引関係が見える直接関連と、半導体メモリ投資や増産の恩恵を受けやすいテーマ関連は分けて見る必要があります。
この記事では、キオクシアと距離が近い企業、日本株の装置・材料関連、そして関連銘柄を見るときの考え方を整理します。関連銘柄を広げすぎず、どこまでが「直接」で、どこからが「テーマ」なのかをわかりやすく見ていきます。
キオクシア関連銘柄の結論【まず確認】

結論からいうと、キオクシア関連銘柄は、直接関連とメモリテーマ関連を分けて考えるのがいちばん実用的です。
キオクシア向け採用が開示されているような銘柄は数が限られる一方、実際に相場で本命視されやすいのは、装置・検査・材料まで広げた日本株群です。
直接関連はリガクHDのような採用・取引が見える銘柄
直接関連としてわかりやすい例が、リガクHDです。
リガクは2025年12月のリリースで、次世代半導体向け計測装置 XTRAIA MF-3400 について、キオクシアおよびキオクシア岩手の3D NANDフラッシュメモリ量産ラインへの導入決定を明記しています。
こうした銘柄は、「キオクシア関連」と説明する根拠がはっきりしているのが強みです。
本命の関連株は装置・検査・材料まで広げて見る
一方で、関連銘柄を実際に探すときは、装置・検査・材料まで広げて見るほうが現実的です。
キオクシアは経営方針説明会で、装置メーカー、材料サプライヤー、OSATとの協業強化を明言しており、供給網全体との関係を重視しています。
つまり、キオクシア向けの採用実績が個別に開示されていなくても、NANDやSSDの生産拡大で恩恵を受けやすい周辺企業は十分に関連候補になりえます。
「直接関連」と「メモリテーマ関連」は分けて整理したい
このテーマで大切なのは、「キオクシア向けが確認できる銘柄」と、「キオクシアを含むメモリ投資の恩恵候補」を混ぜないことです。
前者はリガクHDのように採用実績が確認できる銘柄、後者は東京エレクトロンやSCREEN、信越化学、SUMCOのように、NANDや半導体製造全般の波及効果を受けやすい銘柄として整理するのがわかりやすいです。
キオクシア関連銘柄の考え方

キオクシア関連銘柄を考える前提として、まず押さえておきたいのは、キオクシア自身が単独企業というより、顧客・JV相手・装置・材料サプライヤーとの連携で成り立つ会社だということです。
関連銘柄を見るときも、「キオクシア本体」だけでなく、その周辺のサプライチェーンや提携先まで視野を広げると全体像がつかみやすくなります。
キオクシアは装置メーカー・材料サプライヤーとの連携強化を掲げている
キオクシアは経営方針説明会で、競争力の源泉のひとつとしてパートナーシップを挙げており、装置メーカー、材料サプライヤー、OSATと強固なサプライチェーンを築く方針を示しています。
つまり、関連銘柄を考えるときは、単純に「同業メモリ株」を探すより、キオクシアの生産や開発を支える周辺企業まで見るのが自然です。
四日市・北上の増産やJV延長は周辺企業にも波及しやすい
生産面では、キオクシアは四日市工場と北上工場の連携を強化しながら生産拡大を進めています。
さらに、Sandiskとの共同リリースでは、四日市のJV契約を2034年まで延長したことが発表されており、長期的な生産基盤の継続が確認できます。
こうした増産・JV継続の動きは、前工程装置、検査計測、材料といった周辺企業にも波及しやすいテーマです。
SSD強化やDRAM調達は新たな関連先を生みやすい
関連銘柄の見方として、最近はSSD事業強化もかなり重要です。
キオクシアは2026年3月に、Nanya Technologyへの第三者割当増資引受と長期DRAM供給契約を公表しており、AI需要で拡大するSSD事業向けにDRAMを中長期で安定確保する方針を示しました。
これは、キオクシア関連銘柄が単なるNAND製造装置や材料だけでなく、SSD供給網や周辺部材まで広がりうることを示しています。
直接性が高いキオクシア関連銘柄

キオクシア関連銘柄を探すときに、まず押さえたいのは「本当にキオクシアとの接点が確認できるか」です。
関連銘柄という言葉は広く使われがちですが、記事として信頼感を出すなら、まずは採用実績や取引関係が明示されている銘柄から見るほうがわかりやすいです。
リガクHD:キオクシアの3D NAND量産ラインへの導入決定
直接関連として最もわかりやすいのが、リガクHDです。
リガクは2025年12月の公式リリースで、次世代半導体向け計測装置「XTRAIA MF-3400」について、キオクシアおよびキオクシア岩手の3D NANDフラッシュメモリ量産ラインへの導入決定を明記しています。
ここまで具体的に採用先が示されている銘柄は少ないため、キオクシア関連銘柄の中でも直接性はかなり高いといえます。
まずは「採用実績が明示されているか」で関連度を判断したい
関連銘柄を選ぶときは、まず「キオクシア向け」「キオクシア岩手向け」など、採用実績が会社開示で確認できるかを見たいところです。
こうした明示がある銘柄は、単なる連想ではなく、事業上の接点を根拠に関連づけやすいからです。逆に、半導体関連というだけで広げると、キオクシアとの距離がかなり遠い銘柄まで混ざりやすくなります。
直接関連銘柄は数が少ないため、過度に広げすぎないほうがいい
実際には、キオクシアとの直接的な採用・取引が確認できる日本株はそれほど多くありません。
そのため、直接関連銘柄は数が少ない前提で、無理に候補を増やしすぎないほうが安心です。
まずはリガクHDのような“開示で確認できる銘柄”を押さえ、そのうえで装置・材料のテーマ関連へ広げる流れが自然です。
半導体メモリ関連として見られやすい銘柄

キオクシア関連銘柄を考えるうえでは、キオクシア本体がどんな位置づけの会社かも押さえておきたいです。
キオクシアグループは、公式サイトでフラッシュメモリとSSDの大手、さらにメモリソリューションの世界的リーダーと説明されています。
つまり、キオクシアを中心に関連銘柄を考えるなら、NANDフラッシュやSSDの増産・投資・需要拡大の周辺にいる企業群へ視野を広げるのが基本になります。
キオクシア本体は日本のNANDメモリ中核企業
キオクシアは、NANDフラッシュメモリを発明した流れを受け継ぐ企業であり、現在もフラッシュメモリとSSDを主力としています。
公式サイトでも、NANDフラッシュとSSDを開発・生産・販売する企業として位置づけられており、日本株の中ではメモリテーマの中心銘柄として見られやすい存在です。
メモリ価格やAI需要で連想されやすいのはメモリ・ストレージ周辺
キオクシアの経営方針説明会では、AI市場でNANDフラッシュメモリが重要なストレージソリューションになると説明されており、AIデータセンター需要やSSD拡大が成長テーマとして示されています。
こうした文脈では、関連銘柄として連想されやすいのは、メモリ本体だけでなく、SSD、ストレージ、前工程装置、計測、材料の周辺企業です。
つまり、キオクシア関連銘柄は“メモリそのもの”より、むしろ周辺サプライチェーンに広がりやすいテーマだといえます。
ただし日本株では“純メモリ量産株”は多くない
一方で、日本株全体を見ても、キオクシアのようにNANDメモリ量産のど真ん中にいる上場企業は多くありません。
そのため、実務上は「キオクシア本体」と「それを支える装置・検査・材料株」という見方になりやすいです。
装置関連で注目される日本株

キオクシア関連銘柄を装置側から見るなら、ポイントはNANDの多層化・微細化・量産安定化に必要な工程を担っているかです。
キオクシアは経営方針説明会で、装置メーカーや材料サプライヤーとの強固なサプライチェーン構築を掲げており、NANDやSSDの生産拡大を考えると、前工程・検査計測・後工程まで広く波及しやすい構図があります。
東京エレクトロン:3D NAND向けエッチ技術で関連性が高い
東京エレクトロンは、3D NANDの多層化に直結するエッチ工程で関連性が高い銘柄です。
公式発表では、400層を超える3D NANDフラッシュ向けに、10µm深さのメモリチャネルホールを高速で形成できる新しいエッチ技術を開発したとしています。
キオクシアのようにNANDの高積層化を進めるメーカーにとって、こうしたエッチ技術は競争力の土台になりやすく、関連株として見られやすい理由になります。
SCREEN HD:洗浄・塗布現像など前工程装置の代表格
SCREENホールディングスは、洗浄や塗布現像など前工程装置の代表格として関連づけやすい銘柄です。
公式製品ページでは、単枚洗浄装置、ブラシ・薬液洗浄、スピンプロセッサなどが並んでおり、NANDを含む半導体前工程で必要な洗浄・レジストプロセスを広くカバーしています。
キオクシア向けを個別に断定するより、NAND量産の前工程需要を取り込みやすい装置株として整理するのが自然です。
アドバンテスト:NAND/NVM向けメモリテストで恩恵候補
アドバンテストは、NAND/NVM向けメモリテストの面から関連候補になりやすいです。
公式サイトでは、T5230 や T5833 などのメモリテストシステムが、NAND flash や non-volatile memory devices のウエハーテストや最終テストに対応すると説明されています。
キオクシアのようなメモリメーカーの生産・高集積化が進むほど、テスト工程の重要性も高まるため、装置関連の有力候補として見やすいです。
ディスコ:研削・ダイシング工程で間接恩恵を受けやすい
ディスコは、研削・ダイシング工程を担う後工程寄りの関連株として見やすい銘柄です。
公式サイトでは、Grinding や Dicing Before Grinding などのソリューションを展開しており、ウエハーの薄化・切断・個片化に関する加工技術を提供しています。
キオクシア向け直納を断定する材料ではありませんが、半導体量産全般の後工程需要に連動しやすく、やや間接的な関連株として位置づけるのが自然です。
リガクHD:計測・検査の直接関連枠として注目
リガクHDは、装置関連の中でも直接関連枠としてかなり使いやすい銘柄です。
2025年12月の公式リリースでは、XTRAIA MF-3400 がキオクシアおよびキオクシア岩手の3D NANDフラッシュメモリ量産ラインに導入決定と明記されています。
材料関連で注目される日本株

材料関連でキオクシア関連銘柄を見るときは、キオクシア向け直納を断定するのではなく、NAND・半導体製造全般の恩恵候補として捉えるのが安全です。
キオクシアは四日市・北上を軸に量産体制を強化し、装置・材料サプライヤーとの連携強化も掲げています。
そのため、ウエハー、フォトレジスト、CMPスラリー、前駆体、誘電材料などの川上企業は、テーマ関連として十分注目しやすいです。
信越化学:半導体用シリコンウエハーの世界大手
信越化学は、半導体用シリコンウエハーの世界大手として材料関連の本命候補です。
公式サイトでは、IC向けのシリコンウエハーを展開し、最先端の大口径・高平坦ウエハーを安定供給していると説明しています。
NAND製造でもシリコンウエハーは基礎材料なので、キオクシア関連を材料側から見るなら外しにくい銘柄です。
SUMCO:シリコンウエハーでメモリ投資の恩恵候補
SUMCOも、シリコンウエハーでキオクシア関連のテーマ候補になりやすい銘柄です。
公式サイトでは、シリコンウエハーが半導体をつくるための不可欠な基礎材料だと説明しており、300mmウエハーを含む高品質製品を供給しています。
キオクシア向けを個別に示す開示ではありませんが、メモリ投資や生産拡大の波及を受けやすい日本株として整理しやすいです。
東京応化工業:フォトレジストの有力銘柄
東京応化工業は、フォトレジストの有力銘柄として関連づけやすいです。
公式サイトでは、東京応化工業が半導体向けフォトレジストの有力メーカーであり、各種露光装置に対応する幅広いレジスト材料を展開していると説明しています。
NANDやロジックを問わず前工程で重要な材料なので、キオクシア関連を材料側から見る際の代表格のひとつです。
富士フイルムHD:フォトレジスト・CMPスラリー・ポリイミドを展開
富士フイルムHDは、フォトレジスト、CMPスラリー、ポリイミドまで持つ材料株として見やすいです。
公式の半導体材料ページでは、CMPスラリーや高純度材料を含む広い電子材料ポートフォリオを展開しており、2026年のSEMICON向け発表でも、photoresists、CMP solutions、advanced packaging materials(polyimide) を扱うと示しています。
材料の裾野が広いため、キオクシア関連を広く押さえたいときの有力候補です。
JSR:先端電子材料の有力プレーヤー
JSRは、先端電子材料の有力プレーヤーとして関連候補に入れやすいです。
公式資料では、ドーパント、CMP・洗浄関連材料、ALD/CVD precursors、photoactive insulation dielectric materials などを展開していると説明しています。
フォトレジストのイメージが強い会社ですが、実際には先端半導体向けの材料ラインアップが広く、NAND・先端パッケージ・多層化のテーマともつなげやすいです。
キオクシア関連銘柄を選ぶときの見方

キオクシア関連銘柄を見るときにまず大切なのは、直接関連か、テーマ関連かを分けることです。
関連銘柄という言葉は広く使われがちですが、キオクシア向けの採用実績や導入実績が確認できる銘柄と、NAND・SSD投資の恩恵を受けやすい周辺銘柄は、同じ扱いにしないほうが判断しやすくなります。
たとえばリガクHDは、公式リリースでキオクシアおよびキオクシア岩手の3D NAND量産ラインへの導入決定が確認できるため、直接関連として扱いやすい一方、東京エレクトロンやSCREEN、信越化学、SUMCOなどは、キオクシア向けを個別に断定するより、メモリ投資の恩恵候補として見るほうが自然です。
直接関連か、テーマ関連かをまず分ける
関連銘柄を広げすぎると、半導体関連なら何でも入ってしまいます。
だからこそ、まずはキオクシアとの接点が会社開示などで見えるかを確認し、そのうえでテーマ関連に広げるのが実務的です。
直接関連は数が少ないぶん精度が高く、テーマ関連は銘柄数は多いものの、あくまでメモリ投資やAI需要の波及で見るべきです。
キオクシアの設備投資・JV・供給契約に変化があるかを見る
キオクシア関連銘柄を見るときは、キオクシア本体の設備投資、JV、供給契約に変化があるかを確認したいところです。
キオクシアは経営方針説明会で、装置メーカー・材料サプライヤー・OSATとの連携強化を掲げています。また、Sandiskとの四日市JVを2034年まで延長し、Nanya Technologyとは長期DRAM供給契約を結んでSSD事業の供給力強化を打ち出しています。
こうした本体側の動きは、装置株や材料株に波及する起点になりやすいです。
メモリ価格とAIデータセンター需要をセットで見る
関連銘柄の強弱を見極めるには、メモリ価格とAIデータセンター需要をセットで見るのが大切です。
キオクシアは経営方針説明会で、AI時代のストレージ需要拡大を成長機会として示しており、SSDやフラッシュメモリの重要性を強調しています。
ただし、関連銘柄はキオクシア本体と違って、受注や売上に波及するまで時間差があることも多いので、単に「AI関連だから」でまとめないほうが実践的です。
装置株は受注、材料株は数量・稼働率の波及を意識したい
装置株と材料株では、見るポイントも少し違います。
装置株は、前工程や検査計測の受注や新ライン投資に敏感で、東京エレクトロンの3D NAND向けエッチ技術やSCREENの洗浄・塗布現像、アドバンテストのNAND/NVM向けテストシステムのように、工程そのものに直結しやすいです。
一方、材料株は、ウエハーやフォトレジスト、CMPスラリーなどの数量増加や工場稼働率の改善の恩恵を受けやすいので、キオクシア本体の増産や投資継続がどこまで続くかを見るほうが大事です。
キオクシアの今後の注目材料

関連銘柄探しで大事なのは、今後どう見るかまで分析することです。
キオクシア本体の材料が強ければ、周辺の装置株や材料株にも波及しやすくなりますし、逆に本体の成長シナリオが崩れると関連銘柄の見方も変わります。
今後の注目点は、次回決算、工場投資やJVの動き、SSD供給力の強化、そしてメモリ価格動向の4つに絞るとわかりやすいです。
次回決算でAI需要とSSD成長が続くか
まず見たいのは、次回決算でもAI需要とSSD成長が続くかです。
キオクシアはAI時代におけるSSDやフラッシュメモリの重要性を強調しており、関連銘柄の評価もこの成長ストーリーに左右されやすいです。
関連株を見るときも、単にキオクシアが「半導体株」だからではなく、AIデータセンター向けの需要が実際に継続しているかを確認したいところです。
四日市・北上の生産拡大が装置・材料株に波及するか
次に注目したいのが、四日市・北上の生産拡大です。
キオクシアは四日市と北上を主力拠点とし、SandiskとのJVも2034年まで延長しています。
こうした生産基盤の強化や長期継続は、前工程装置、検査計測、ウエハー、レジストなどの周辺企業にとって中長期の追い風になりやすいです。
Nanyaとの長期DRAM供給契約がSSD供給力強化につながるか
2026年3月のNanya Technologyとの長期DRAM供給契約も重要です。
キオクシアは、この契約をAI需要で拡大するSSD事業向けの安定調達策として位置づけています。
つまり今後は、NANDだけでなくSSD供給体制全体が強化されるかどうかも、関連銘柄を見るうえで無視できません。
メモリ価格の上昇が一巡しないか
最後に注意したいのは、メモリ価格の上昇が一巡しないかです。
キオクシア関連銘柄は、メモリ価格や市況の改善局面では注目を集めやすいですが、その勢いが鈍ると装置・材料株の見方も変わります。
関連銘柄を追うなら、キオクシア本体だけでなく、メモリ市況の温度感まで合わせて見ておくと判断しやすいです。
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キオクシア関連銘柄の本命はどれですか?
直接性で見るなら、リガクHDがかなりわかりやすいです。
公式リリースで、キオクシアおよびキオクシア岩手の3D NAND量産ラインへの導入決定が開示されているためです。
テーマ関連まで広げるなら、東京エレクトロン、SCREEN、アドバンテスト、信越化学、SUMCO、東京応化工業、富士フイルムHD、JSRなどが見やすい候補になります。
キオクシアと直接つながりが見える日本株はありますか?
あります。現時点でわかりやすいのはリガクHDです。
リガクは、XTRAIA MF-3400 がキオクシアおよびキオクシア岩手の3D NAND量産ラインへ導入決定と公表しています。
装置株と材料株はどちらを優先して見るべきですか?
短期の反応を見たいなら装置株、やや中長期の波及を見るなら材料株、という見方がしやすいです。
装置株は新ライン投資や受注で動きやすく、材料株はウエハー、レジスト、CMPスラリーなどの数量増加や稼働率改善に連動しやすいからです。
どちらか一方ではなく、キオクシア本体の投資フェーズに応じて見分けるのが実務的です。
キオクシア関連銘柄は今後も上がる可能性がありますか?
ありますが、条件つきです。
キオクシア本体でAI需要、SSD成長、JV継続、供給契約強化が続けば、関連銘柄も評価されやすくなります。
一方で、メモリ価格や市況が失速すれば、関連株の見方も弱くなりやすいです。関連銘柄は、本体の材料と市況をセットで追うのが基本です。
まとめ
キオクシア関連銘柄は、直接関連とテーマ関連を分けて見るべきです。直接性が高い例としては、キオクシアおよびキオクシア岩手の3D NAND量産ラインへの導入決定を開示しているリガクHDがわかりやすいです。
一方で、日本株の本命ウォッチ対象は、東京エレクトロン、SCREEN、アドバンテスト、ディスコ、信越化学、SUMCO、東京応化工業、富士フイルムHD、JSRのような装置・検査・材料株まで広げて考えるほうが実務的です。これらはキオクシア向け直納を一律に断定するのではなく、NAND・SSD投資や半導体製造全般の恩恵候補として見るのが自然です。
つまり、キオクシア向け確定とメモリ投資の恩恵候補は分けて判断したいということです。今後は、キオクシアの決算、工場投資、JV、供給契約、メモリ価格動向を軸に関連銘柄を見ていくのが基本になります。
▼出典
キオクシア 2025年経営方針説明会
IRニュース|キオクシアホールディングス株式会社
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研削(Grinding)|DISCO ソリューション
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SUMCO 公式サイト(半導体用シリコンウエハー)
フォトレジスト|東京応化工業
半導体材料事業説明資料|富士フイルムホールディングス
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