ユニチカ(3103)は、かつて「大手繊維メーカー」として知られた会社です。しかし現在は、フィルム・樹脂を中心とする高分子事業と、ガラスクロス・活性炭繊維などの機能資材事業を主力とする高機能素材メーカーへ事業構成を大きく変えています。
2024年に事業再生計画を公表して以降、祖業である繊維事業を含む不採算事業の譲渡・撤退を進める一方、食品包装用ナイロンフィルム、電子材料向けガラスクロス、エンジニアリングプラスチックなど、収益性や競争力の高い分野へ経営資源を集中しています。
この記事では、ユニチカが現在どのような事業を展開しているのか、繊維撤退後に何で稼ぐ会社へ変わっているのか、フィルム・樹脂・ガラスクロスなどの主力製品にはどんな強みがあるのかを、最新決算も交えて詳しく解説します。

ユニチカは何の会社?

ユニチカを現在の事業内容から表すなら、フィルム・樹脂・ガラス繊維などを手掛ける「高機能素材メーカー」です。1889年に尼崎紡績として創業した歴史から繊維会社の印象が強いものの、会社が現在掲げる主な事業は「高分子事業」と「機能資材事業」に集約されています。
高分子事業では、ナイロン・ポリエステルのフィルム、ナイロン・ポリエステル・ポリアリレートなどの樹脂、生分解性材料を展開しています。機能資材事業では、ガラス繊維、ガラスビーズ、活性炭繊維、モノフィラメントなどを扱っています。
現在は「高分子事業」と「機能資材事業」が中心
| 事業区分 | 主な製品・分野 | 主な用途の例 |
|---|---|---|
| 高分子事業 | フィルム、樹脂、生分解性材料 | 食品包装、工業材料、自動車部品、電気・電子部品など |
| 機能資材事業 | ガラスクロス、活性炭繊維、ガラスビーズ、中空糸膜、モノフィラメントなど | プリント配線基板、空気・液体浄化、道路反射材、半導体関連など |
会社の事業紹介でも、高分子事業は「フィルム」と「樹脂」、機能資材事業は「活性炭繊維」「ガラス繊維」「ガラスビーズ」「中空糸膜」などを中心に構成されています。ユニチカは衣料品の完成品を売る企業というより、食品包装、電子機器、自動車、インフラ、環境関連などの製品を支える素材を供給するBtoBメーカーとして見る方が現在の実態に近いでしょう。
最新決算では高分子事業が最大の収益柱
2026年8月6日に発表された2027年3月期第1四半期決算を見ると、現在どの事業が稼いでいるかが分かりやすくなります。高分子事業の売上高は170億円、営業利益は31億円でした。一方、機能資材事業は売上高49億円、営業利益11億円です。
| 事業 | 2027年3月期1Q 売上高 | 2027年3月期1Q 営業利益 | 前年同期との比較 |
|---|---|---|---|
| 高分子事業 | 170億円 | 31億円 | 増収増益 |
| 機能資材事業 | 49億円 | 11億円 | 売上減・大幅増益 |
高分子事業は全社の中でも最大の売上・利益を稼ぐセグメントで、フィルム売上が101億円、樹脂が45億円でした。つまり、現在のユニチカを理解するうえでは、まず「フィルムと樹脂が最大の柱」という点を押さえる必要があります。
ユニチカはもともと繊維会社だった
ユニチカの歴史は1889年に設立された有限責任尼崎紡績会社から始まります。1918年以降は大日本紡績として日本の繊維産業を支え、1969年に日本レイヨンと合併して現在の「ユニチカ」が誕生しました。
そのため、ユニチカという社名から繊維・紡績を連想する人が多いのは自然です。ただし、同社は長い歴史の中でフィルム、樹脂、ガラス繊維、活性炭繊維などへ技術領域を広げてきました。1980年代にはポリエステルフィルムの本格生産や活性炭繊維事業の拡大を進め、ガラス繊維でもICクロスの本格製造を始めています。
1889年に尼崎紡績として創業
ユニチカは日本の近代産業の草創期に紡績会社として出発しました。創業から100年以上にわたって繊維技術を磨き、その過程で「原料を溶かす」「押し出す」「糸状・面状に加工する」といった加工技術を蓄積してきました。
この技術の蓄積が、現在のフィルムやガラス繊維、活性炭繊維などにもつながっています。事業の看板は繊維から高機能素材へ変わっても、製造技術の系譜は連続しています。
繊維事業の収益悪化で経営再建へ
一方、祖業の繊維事業では海外製品との競争激化やコモディティ化、構造的なコスト高などが重荷となりました。会社は2024年11月に事業再生計画を公表し、不採算事業からの撤退、供給能力の適正化、コスト削減、高付加価値品の販売拡大を柱とする抜本的な構造改革へ踏み切りました。
会社の経営方針でも、最優先課題を「事業再生計画の確実な遂行」とし、高分子など将来性のある事業を中心とする事業ポートフォリオへ転換する方針を明示しています。
ユニチカはなぜ繊維事業から撤退した?
繊維事業からの撤退は、単に売上規模を小さくするためではありません。収益性の低い事業を整理し、限られた資金・人材を競争力のある事業へ集中することが目的です。
ユニチカは事業再生計画の実行過程で、ポリエステル重合、衣料繊維、不織布、産業繊維などの事業譲渡を進めました。スパンボンド不織布は2026年1月1日付でセーレンへ、スパンレース不織布は2025年12月26日付で瑞光へ譲渡されています。衣料繊維の一部についてもシキボウへの譲渡が進められました。
不採算事業を整理して経営再建を進めるため
構造改革前のユニチカは、収益性の低い事業を多く抱えていました。売上高を維持できても利益が残らない事業を抱え続ければ、設備投資や研究開発に使える資金も限られます。そこで、不採算事業の撤退と固定費削減を進め、フィルム・樹脂・ガラス繊維など、競争力のある分野へ資本を集中する方針へ転換しました。
最新1Qでは、事業撤退の影響で全社売上高が前年同期から68億円減った一方、営業利益は28億円から42億円へ増加し、四半期ベースで過去最高となりました。売上規模を追うのではなく、利益の残る事業構造へ変えるという再建方針が数字にも表れています。
セーレン・シキボウ・瑞光などへ事業を譲渡
繊維関連事業の整理は、単純な生産停止だけではなく、他社への事業譲渡や生産移管を組み合わせて進められました。ポリエステル重合、衣料繊維、スパンボンド不織布、産業繊維の一部はセーレンへの譲渡対象となり、ユニフォームなど一部衣料繊維事業はシキボウへの譲渡が進められました。
事業の承継先を確保することで、顧客への供給や従業員の雇用をできる限り引き継ぎながら、ユニチカ本体は再建後に残す事業へ経営資源を集中しやすくしています。
繊維撤退後は高分子・機能資材へ集中
ここで重要なのは、「繊維事業から撤退する=繊維技術をすべて捨てる」という意味ではないことです。会社は、繊維事業から撤退しても繊維がグループのコア技術の源泉であると説明しています。
ナイロンやポリエステル繊維は原料を溶かして押し出し、糸に加工します。ガラス繊維もガラスを溶かして糸にし、活性炭繊維も原料を溶かしてノズルから押し出します。フィルムも樹脂を溶かして押し出し、面状に加工する点では共通しています。現在のユニチカは、祖業で培った加工技術を、より高付加価値な素材へ転用する会社へ変わっていると理解できます。
ユニチカの主力① フィルム事業
現在のユニチカで最大の売上を持つ製品群がフィルムです。2027年3月期1Qのフィルム売上高は101億円で、高分子事業170億円の約6割を占めました。食品包装用から電子材料などの工業用途まで幅広く展開しています。
食品包装用ナイロンフィルム「エンブレム」が主力
代表製品が食品包装用ナイロンフィルム「エンブレム」です。強靭性、柔軟性、耐破裂性を持ち、液体食品やレトルト食品など、内容物を保護する必要がある包装に使われています。
ユニチカの包装・工業用フィルムは、食品包装だけでなく、詰め替えパウチなどのトイレタリー、医薬・化粧品、業務輸送用の重袋などにも利用されています。生活者がユニチカの社名を目にしなくても、身近なパッケージの材料として使われているケースがあります。
食品包装用ナイロンフィルムで世界トップクラス
ユニチカは1968年に世界で初めて二軸延伸ナイロンフィルムの商業生産化に成功したとしています。「エンブレム」は食品包装用フィルムのトップブランドとして展開され、現在も食品包装用ナイロンフィルムで世界トップクラスの生産量を持つ製品群です。
長い量産実績と加工ノウハウに加え、海外拠点も持つことが強みです。会社はインドネシアのエンブレムアジアなどを活用し、包装用フィルムのグローバル展開を進めています。
電子材料向けなど工業用フィルムも展開
フィルム事業は食品包装だけではありません。ポリエステルフィルム、ガスバリアフィルム、高耐熱ポリアミドフィルムなどを展開し、工業材料にも使われています。
2027年3月期1Qでは、工業分野について「電子材料分野の好調な需要継続により堅調」と会社が説明しています。包装という安定需要に加え、電子材料など高機能用途を持っていることが、フィルム事業の収益基盤を支えています。
ユニチカの主力② 樹脂事業
樹脂も高分子事業を支える重要な柱です。2027年3月期1Qの樹脂売上高は45億円で、前年同期の36億円から9億円増加しました。
自動車・電気電子向けエンジニアリングプラスチックを展開
ユニチカはナイロン、ポリエステル、ポリアリレートなどの樹脂を扱っており、自動車部品、電気・電子部品などに用いられるエンジニアリングプラスチックを展開しています。
最新1Qでは、自動車部品用途と電気・電子部品用途が引き続き堅調でした。素材メーカーとして、部品そのものではなく、耐熱性や強度などの機能を持つ樹脂材料を供給することで、自動車・エレクトロニクス産業のサプライチェーンに入っています。
高付加価値・機能性樹脂を伸ばしている
経営再建後のユニチカが重視しているのは、汎用品を大量に売ることよりも、機能性が高く採算の取りやすい製品の比率を高めることです。最新1Qでも機能樹脂の販売は好調でした。
フィルムと樹脂は同社の高分子技術を共有しており、研究開発や生産技術の相乗効果を得やすい点も特徴です。会社が「高分子等の将来性のある事業」を再建後の中心に据えているのは、既存技術を生かしながら高付加価値化を進めやすいからと考えられます。
ユニチカの主力③ ガラスクロス・ガラス繊維
機能資材事業の中で、現在特に成長が目立つのがガラス繊維です。2027年3月期1Qのガラス繊維売上高は32億円となり、前年同期の23億円から9億円増加しました。
ガラスクロスはプリント配線基板に使われる
ガラスクロスは、細いガラス繊維を織物状に加工した素材です。電子材料向けのICクロスは、ICなどの電子部品を搭載するプリント回路板用の銅張積層板に使われます。
ユニチカのICクロスは、樹脂の含浸性、耐熱性、寸法安定性、電気特性の安定化などを意識して設計されています。パソコン、通信機器、携帯電話、ゲーム機など、多くの電子機器に組み込まれるプリント配線基板を支える材料です。
プリント基板用ICクロスでトップレベルの製品力
ユニチカはプリント基板用ICクロスについて「常にトップレベルの製品を供給」と説明しています。ガラス原料の紡糸から製織、表面加工、複合化までの製造技術を持ち、用途に応じたクロス設計や表面処理に対応できる点が強みです。
同社のガラス繊維は電子材料だけでなく、不燃・断熱材料、道路やコンクリート補強、FRP基材などの産業用途にも展開されています。電子分野の成長性と、産業資材の幅広い用途を併せ持つ事業です。
AI・半導体向け需要も成長
最新1Qでは、電子材料分野で超極薄低熱膨張ガラスクロスと超極薄Eガラスクロスの販売が引き続き好調でした。会社はアプリケーションプロセッサー用途への採用拡大にも言及しています。
AIサーバーや高性能半導体では、基板の高密度化・高性能化に対応する材料への要求も高まりやすくなります。ユニチカの場合、特定の半導体メーカーからの大型受注を会社が公表しているわけではありませんが、高機能ガラスクロスが実際に電子材料用途で販売を伸ばしていることは決算から確認できます。
ユニチカの主力④ 活性炭繊維・その他の機能素材
機能資材事業には、ガラス繊維以外にもニッチな高機能素材があります。代表例が活性炭繊維(ACF)、ガラスビーズ、中空糸膜です。どれも消費者向けの知名度は高くありませんが、産業用途では機能そのものが価値になる製品です。
活性炭繊維は空気・液体の浄化に使われる
活性炭繊維(ACF)は、繊維状の活性炭です。ユニチカは、粉末・粒状活性炭と比べて吸着・脱着速度が速く、加工性にも優れる点を特徴として挙げています。
用途は空気浄化、浄水、クリーンルームの有害ガス除去、フロン回収、めっき液フィルターなどです。最新1Qでは空気浄化用途が好調で、めっき液フィルターも電子関連向けが堅調でした。売上高は前年同期の5億円から7億円へ増えています。
ガラスビーズ・中空糸膜などニッチ素材も展開
ガラスビーズは、道路用の反射材や工業用途などに使われる微細なガラス球です。最新1Qでは道路用途でシェア拡大により販売が増加した一方、工業用途や反射材用途は低調でした。
中空糸膜は、細い中空状の繊維を利用して分離・精製する機能素材です。ユニチカのナイロン中空糸膜は最新1Qで半導体分野向けが好調でした。こうしたニッチ素材は売上規模こそフィルムほど大きくありませんが、用途特化型で競争力を出しやすく、高付加価値化を進める現在の経営方針と相性のよい分野です。
ユニチカの強みは?
ユニチカの強みは、単に多くの素材を扱っていることではありません。祖業の繊維から受け継いだ加工技術を、フィルム・樹脂・ガラス繊維など異なる材料へ応用し、ニーズに合わせて高機能化できる点にあります。
繊維から受け継いだ高分子・加工技術
会社はコア技術として、プラスチック製造技術、糸製造技術、織物製造技術、フィルム製造技術を挙げています。研究開発方針でも、祖業の繊維事業を端緒とする「ものを溶かして、繊維状や面状、球状に加工する技術」を基盤と位置付けています。
この共通技術があるため、繊維事業を縮小・撤退しても、フィルム、ガラスクロス、活性炭繊維などへ技術資産を引き継げます。繊維撤退後も「繊維由来の技術DNA」が残ることが、ユニチカの事業転換を理解するポイントです。
食品包装用フィルムの競争力
食品包装用ナイロンフィルムは、ユニチカの長年の量産技術が生きる分野です。世界初の二軸延伸ナイロンフィルム商業生産化という実績を持ち、現在も「エンブレム」を中心に世界トップクラスの生産規模で事業を展開しています。
食品包装は景気変動の影響を受けにくい需要がある一方、バリア性、強度、耐熱性など高度な機能が求められます。安定需要と技術差別化を両立しやすい点がフィルム事業の強みです。
電子材料向けガラスクロスの技術力
ガラスクロスでは、ガラスの紡糸、製織、表面加工、複合化までの技術を持ちます。特にICクロスは、基板の寸法安定性や電気特性、耐熱性などを支える重要素材です。
高機能ガラスクロスは、電子機器の高性能化とともに求められる仕様も高度になります。最新決算で超極薄低熱膨張ガラスクロスなどの販売が伸びていることは、単なるテーマ性だけでなく、実際の製品競争力が売上へつながっていることを示しています。
大量生産品から高付加価値素材へシフト
現在の再建方針で重要なのが、高付加価値・高機能製品の比率を高めることです。2027年3月期1Qでは、高付加価値品の販売伸長、不採算販売の見直し、価格改定、コストダウンによって営業利益が前年同期比46.4%増の42億円となりました。
全社売上高は事業撤退の影響で22.0%減ったにもかかわらず、営業利益率は9.2%から17.3%へ上昇しています。ユニチカが目指しているのは、規模の大きさではなく、技術力を生かして利益を残せる素材メーカーへの転換です。
繊維撤退後のユニチカは何を目指す?
繊維撤退後のユニチカは、不採算事業を減らして財務・収益体質を立て直すだけでなく、残した事業を成長させる段階へ移ろうとしています。最新1Qでは、継続事業が増収となり、高分子とガラス繊維の高付加価値製品が利益を押し上げました。
不採算事業を減らして収益性を高める
2027年3月期1Qの全社売上高は241億円で、前年同期から68億円減りました。しかし、売上総利益は77億円から78億円へ増え、営業利益は28億円から42億円へ増加しています。
売上規模が小さくなっても利益額を増やせたことは、採算の悪い売上を減らし、収益性の高い事業へ入れ替えていることの表れです。構造改革の初期段階では「何をやめるか」が注目されましたが、今後は「何を伸ばすか」がより重要になります。
フィルム・樹脂・ガラス繊維を成長の柱にする
最新1Qでは、高分子事業の売上高が前年同期比31億円増の170億円となり、ガラス繊維も9億円増の32億円まで伸びました。フィルム、樹脂、高機能ガラスクロスなど、撤退後に残した事業が実際に増収している点は、再建後の事業ポートフォリオを評価するうえで重要です。
今後、食品包装の安定需要に加えて、電子材料、自動車、半導体関連などの成長需要を取り込めれば、構造改革による利益改善だけでなく、売上成長を伴う再建へ進む余地があります。
「繊維会社」から「高機能素材メーカー」への転換が進む
ユニチカの現在地を一言で表すなら、「祖業の繊維事業を整理しながら、その技術を高機能素材へ残す会社」です。繊維という製品群からは撤退・縮小しても、原料を加工し、糸・面・球などの形に変えて機能を持たせる技術は、フィルム、ガラス繊維、活性炭繊維などに引き継がれています。
再建が進めば、投資家からの見方も「経営再建中の繊維会社」から「電子材料や高機能素材を持つ素材メーカー」へ変わる可能性があります。最新決算で継続事業の増収と利益率改善が確認できたことは、その転換を数字で示す一歩といえます。
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▼公式サイトはこちらまとめ|ユニチカは繊維撤退後、高機能素材メーカーへ変わりつつある
ユニチカは1889年に尼崎紡績として創業し、長く日本の繊維産業を支えてきた会社です。しかし現在は、事業再生計画のもとで祖業の繊維を含む不採算事業を整理し、高分子事業と機能資材事業を中心とする事業ポートフォリオへ転換しています。
現在の最大の収益柱はフィルム・樹脂です。食品包装用ナイロンフィルム「エンブレム」、自動車・電気電子向け樹脂に加え、機能資材ではプリント配線基板用ガラスクロス、活性炭繊維、ガラスビーズ、中空糸膜などを展開しています。
特に、繊維で培った「溶かす・押し出す・糸状や面状に加工する」技術が、現在のフィルムやガラス繊維にもつながっている点はユニチカの特徴です。繊維事業そのものは整理しても、技術の蓄積を捨てるのではなく、高付加価値素材へ展開しています。
2027年3月期1Qでは高分子事業が増収増益となり、ガラス繊維も23億円から32億円へ増加しました。今後は、構造改革によるコスト改善に加え、フィルム・樹脂・電子材料向けガラスクロスなどの成長をどこまで拡大できるかが、ユニチカの再建後の姿を判断するポイントになります。
出典
- ユニチカ株式会社「会社概要」
https://www.unitika.co.jp/company/outline/ - ユニチカ株式会社「事業・製品紹介」
https://www.unitika.co.jp/products/ - ユニチカ株式会社「沿革」
https://www.unitika.co.jp/company/history/ - ユニチカ株式会社「理念・経営方針」
https://www.unitika.co.jp/company/philosophy/ - ユニチカ株式会社「研究・技術開発 方針と方向性」
https://www.unitika.co.jp/technology/policy/ - ユニチカ株式会社「サステナビリティ トップメッセージ」
https://www.unitika.co.jp/sustainability/message/ - ユニチカ株式会社「2027年3月期 第1四半期 決算の概要」
https://www.unitika.co.jp/ir/pdf/accounts/260806d.pdf - ユニチカ株式会社「包装フィルム・工業フィルム」
https://www.unitika.co.jp/packaging-industrial-film/ - ユニチカ株式会社「電子材料(ガラス繊維事業部)」
https://www.unitika.co.jp/g-fiber/products/electronic/ - ユニチカ株式会社「活性炭繊維(ACF)とは」
https://www.unitika.co.jp/acf/about/ - ユニチカ株式会社「不織布事業部」
https://www.unitika.co.jp/nonwoven/ - ユニチカ株式会社「事業譲渡等に向けた基本合意書締結のお知らせ[セーレン/ユニチカ]」
https://www.unitika.co.jp/news/ir/post_258.html - ユニチカ株式会社「事業譲渡等に向けた基本合意書締結のお知らせ[シキボウ/ユニチカトレーディング]」
https://www.unitika.co.jp/news/ir/post_259.html
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