KDDIの株主優待まとめ!必要株数・長期保有条件・利回り・申し込み方法を解説

KDDI(9433)の株主優待は、2025年4月の株式分割をきっかけに必要株数が変わり、優待内容もカタログギフトから一新されました。「今も100株で優待をもらえるのか」「Pontaポイントと商品セットはどちらが得なのか」など、条件を正確に把握しておきたい場面は多いはずです。

この記事では、2026年度の株主優待の対象条件、Pontaポイント・ローソンや成城石井の商品セット・寄付という3つの受け取り方、そして長期保有の判定で見落としやすいポイントまで、公式情報をもとに整理します。

※本記事は2026年9月10日時点の開示資料をもとに作成しています。

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目次

KDDIの株主優待は200株以上・1年以上の保有でもらえる

KDDIの株主優待まとめ

KDDIの2026年度の株主優待は、2026年3月31日時点の株主名簿に記載され、200株以上を1年以上継続保有している株主が対象です。保有期間が1年以上5年未満なら2,000円相当、5年以上なら3,000円相当の優待を受け取れます。

保有株式数保有期間優待額
200株以上1年以上5年未満2,000円相当
200株以上5年以上3,000円相当

優待は年1回で、KDDIは2026年度の贈呈時期を6月としています。受け取り方は、Pontaポイント、ローソン・成城石井の商品セット、社会貢献活動団体への寄付の中から1つを選ぶ方式です。

保有株数を増やしても優待額は変わらない

KDDIの優待額は、200株を超えて保有株数を増やしても大きくなる仕組みではなく、継続保有期間によって決まります。500株や1,000株を保有していても、1年以上5年未満なら2,000円相当、5年以上なら3,000円相当のままです。優待を目的にKDDI株を保有する場合は、200株という基準と1年以上の継続保有条件をまず満たすことが優先になります。

KDDIの株主優待でもらえるもの

2026年度は、Pontaポイント、ローソン・成城石井の商品セット、寄付の3種類から選べます。従来の総合カタログギフトとは異なり、KDDIグループや提携先のサービスを身近に利用できる内容へ変更されました。

Pontaポイント

Pontaポイントを選ぶと、1年以上5年未満の株主は2,000ポイント相当5年以上の株主は3,000ポイント相当を受け取れます。Pontaポイントは、ローソンをはじめとするPonta提携店舗やオンラインサービスなどで利用できます。

Pontaポイントの受け取りには、Ponta会員IDと連携したau IDが必要です。KDDIの通信契約がなくても利用できますが、Pontaポイントを優待として選ぶ場合は、au IDとPonta会員IDの連携が必要になります。

ローソン・成城石井の商品セット

商品を選びたい株主向けには、ローソンまたは成城石井の商品セットが用意されています。2026年度はローソンのお菓子セット、発泡酒セット、成城石井のレトルト食品セット、アイスコーヒーセットなどが対象です。3,000円相当の対象者は、成城石井の直輸入ワイン(赤・白セット)も選択できます。

商品セットは申し込み後すぐ届くとは限りません。KDDIは、発送まで2〜3カ月程度かかる場合があると案内しています。優待の案内が届く時期と、選んだ商品の到着時期は別に考えておくと戸惑いにくくなります。

社会貢献活動団体への寄付

優待相当額を社会貢献活動団体へ寄付することもできます。商品やポイントを受け取る代わりに、KDDIの社会貢献活動を通じて還元する選択肢です。

KDDIのPontaポイントはau PAYマーケットで1.5倍に増やせる

KDDIの株主優待で受け取ったPontaポイントは、au PAYマーケットの株主向け「お得なポイント交換所」を利用すると、受け取ったポイント数を上限にau PAYマーケット限定Pontaポイントへ1.5倍で交換できます。

通常の優待ポイント1.5倍交換した場合
2,000ポイント最大3,000ポイント相当
3,000ポイント最大4,500ポイント相当

1.5倍になるのはau PAYマーケット限定Pontaポイント

1.5倍交換後に受け取るのは、au PAYマーケット限定のPontaポイントです。au PAYマーケットで日常的に買い物をする人ほど優待価値を高めやすく、普段の利用状況に応じて通常のPontaポイントとして使うか、1.5倍交換するかを選べます。

交換する場合は、対象のau IDでau PAYマーケットの会員登録も必要です。Pontaポイントを選ぶ時点で、au IDとPonta会員IDの連携状況も確認しておくと手続きがスムーズです。

交換期限とポイントの有効期限にも注意

2026年度の株主優待では、1.5倍交換の期限は9月30日です。さらに、交換後のau PAYマーケット限定Pontaポイントは、交換日から30日後までが利用期限となっています。

そのため、2,000ポイントを3,000ポイント相当に増やせるという金額の大きさだけでなく、交換後に何を購入するかまで決めてから利用するほうが使いやすい制度です。

KDDIの株主優待には200株以上の保有が必要

KDDIの株主優待を受けるには、2026年度から200株以上の保有が必要です。KDDI株は100株単位で売買できますが、100株だけ保有していても現在の株主優待の対象にはなりません。

2025年度までは100株、2026年度から200株

2025年度は100株以上が基準でしたが、2026年度からは200株以上へ変更されています。2025年度は2025年3月31日が優待基準日で、株式分割前の100株以上が対象でした。

200株になったのは2025年4月の株式分割が理由

KDDIは2025年4月1日を効力発生日として、普通株式1株を2株に分割しました。分割前に100株を保有していた株主は、分割後には200株を保有することになります。これに合わせて、株主優待の必要株数も100株以上から200株以上へ変更されました。

必要株数の変更は、優待の対象条件が厳しくなったわけではなく、株式分割に伴う調整です。分割によって1株当たりの価格水準と保有株数が変わったため、従来100株だった基準を分割後の200株にそろえています。

100株だけの保有では株主優待をもらえない

株式分割後は100株からKDDI株を購入できますが、株主優待の条件は200株以上です。100株でも配当金や議決権など株主としての権利は得られますが、株主優待を目的とする場合は200株まで保有する必要があります。

KDDI株を何年保有すれば株主優待をもらえる?

KDDIの株主優待は、200株以上の保有に加えて、1年以上の継続保有が条件です。購入時期によっては最初の3月31日では継続保有期間が足りないため、株主名簿上の保有期間も確認しておく必要があります。

1年以上の継続保有が必要

2026年度の優待では、2025年3月末以前から同一の株主番号で継続して株主名簿に記載されている株主が「1年以上」と判定されます。3月末の基準日の直前に200株を購入しても、1年以上の条件を満たさなければその年度の優待対象にはなりません。

KDDIは、継続保有期間を同一株主番号で3月31日の株主名簿に連続して記録されている年数で判定しています。証券口座での単純な保有日数ではなく、株主名簿上で同一株主番号が継続しているかどうかが判定の基準です。

5年以上保有すると優待額は3,000円相当に増える

1年以上5年未満の優待額は2,000円相当ですが、5年以上継続保有すると3,000円相当に増えます。2026年度の場合、2021年3月末以前から同一株主番号で継続して株主名簿に記載されていれば5年以上として扱われます。

優待額は継続保有期間に連動し、5年以上になると2,000円相当から3,000円相当へ50%増えます。保有株数を増やすより、長く保有する株主を優遇する制度設計になっています。

長期保有は同一株主番号で判定される

長期保有の判定で特に重要なのが株主番号です。KDDIは、9月30日と3月31日の株主名簿確定時点で継続して保有している場合、原則として同一株主番号になると案内しています。

株主名簿からいったん外れたり、名義や保管状況が変わったりすると、株主番号が変更される可能性があります。株主番号が変わると、その後の基準日から継続保有期間を改めて数えることになるため、優待判定にも影響します。

長期保有の判定が途切れる可能性があるケース

KDDIは、株主番号が変更される可能性がある具体例を公式サイトで示しています。長期保有優遇を狙う場合は、株価だけでなく株主名簿上の継続性にも注意が必要です。

貸株サービスを利用する場合

証券会社の貸株サービスを利用すると、株式の所有権が貸出先へ移るため、株式の名義が変更されます。貸株を本人名義へ戻した際に新しい株主番号が割り当てられる可能性があり、KDDIの継続保有判定に影響することがあります。

貸株金利を受け取れるメリットと、長期保有優待の判定が途切れる可能性は、あわせて考える必要があります。証券会社によって扱いが異なるため、株主番号の変更有無は利用する証券会社に確認できます。

一度すべて売却して買い戻した場合

KDDI株をすべて売却して株主名簿から外れた後、権利付き最終日までに買い戻した場合も、株主番号が変更される可能性があります。短期的にポジションを外しただけでも、長期保有優待の判定に影響が出る場合があります。

長期保有期間を積み上げたい場合は、全株売却によって株主名簿上の継続性が途切れる可能性を意識しておく必要があります。短期間の売却・買い戻しでも、株主番号が変われば長期保有判定に影響します。

証券会社を変更した場合

保有しているKDDI株を別の証券会社へ移す場合や、ある証券会社で全株売却した後に別の証券会社で買い直す場合も、株主番号が変更される可能性があります。

単純な移管で必ず株主番号が変わると断定はできませんが、KDDIは証券会社の変更を株主番号が変わる可能性のある事例として挙げています。長期保有優待を維持したい場合は、手続き前に証券会社へ確認しておくと安心です。

NISA口座で保有し直す場合

KDDIは、一般口座・特定口座からNISA口座へ切り替えた場合、またはその逆を、株主番号が変更される可能性がある事例として挙げています。ただし、課税口座ですでに保有しているKDDI株をそのままNISA口座へ移管することはできません。NISA口座で保有するKDDI株も、200株以上・1年以上などの条件を満たせば株主優待の対象です。

課税口座で保有しているKDDI株をNISAで保有し直す場合は、いったん売却してNISA口座で新たに購入することになります。その過程で株主番号が変わると継続保有判定に影響する可能性があるため、長期保有優待を維持したい場合は、売却・再購入前に証券会社へ株主番号への影響を確認しておくとよいでしょう。

KDDIの株主優待の権利確定日と届く時期はいつ?

KDDIの株主優待の基準日は毎年3月31日です。この時点の株主名簿に記載され、200株以上・1年以上という条件を満たしている株主が対象になります。優待案内は6月ごろに届き、商品セットを選んだ場合は届くまでさらに時間がかかります。

権利確定日は毎年3月31日

株主優待を取得するには、その年の「権利付き最終日」までに株式を購入して保有しておく必要があります。権利付き最終日は暦や市場休場日に応じて毎年変わるため、3月末が近づいたら証券会社の権利日カレンダーなどで確認すると分かりやすいでしょう。

KDDIの優待には1年以上の継続保有条件もあります。権利付き最終日の直前に初めて200株を購入した場合は、次の基準日まで保有期間を積み上げる形になるため、必要株数と継続保有期間をセットで確認することが重要です。

優待案内は6月ごろ、商品到着はさらに2〜3カ月かかることがある

3月31日の株主名簿を基準に対象者を確定し、その後6月ごろに優待案内が届く流れです。対象条件を満たしているのに案内が確認できない場合は、KDDIの株主優待事務局へ問い合わせることができます。

ローソン・成城石井の商品セットを選んだ場合、商品そのものが6月に届くとは限りません。KDDIは、商品セットについて届けるまで2〜3カ月程度かかる場合があると案内しています。優待案内の到着、申し込み、商品発送という順番になるため、6月を過ぎても商品が届かない場合は、まず申し込み状況と選んだ優待の発送時期を確認することになります。

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KDDIの株主優待の申し込み方法

対象株主には株主優待案内が届き、受付期間内に希望する優待を申し込みます。Pontaポイントや商品セットなど、選んだ優待を受け取るには申し込み手続きが必要です。

受付期間内の申し込みが必要

2026年度の申し込み受付は8月31日で終了しました。受付期間は年度によって案内されるため、6月ごろに届く書類を受け取ったら、申し込み期限を先に確認しておくと手続きを忘れにくくなります。

期限内に申し込みがなかった場合、KDDIは株主優待相当額の一部を社会貢献活動団体へ寄付するとしています。Pontaポイントや商品セットを利用する場合は、案内に記載された期限までに申し込みを完了させる必要があります。

Pontaポイントの受け取りにはau IDが必要

Pontaポイントを選ぶ場合は、Ponta会員IDと連携したau IDが必要です。さらに、1.5倍交換を利用する場合は、対象のau IDでau PAYマーケットの会員登録も必要になります。

普段Pontaポイントを利用していても、au IDとの連携が済んでいない場合があります。申し込み時に慌てないよう、事前にPonta会員IDとau IDの連携状況を確認しておくとスムーズです。

KDDIの株主優待利回りはどれくらい?

2026年9月9日の終値2,976.5円を基準にすると、200株の購入金額は59万5,300円です。この場合、通常の株主優待利回りは、2,000円相当なら約0.34%、3,000円相当なら約0.50%となります。

優待額200株の購入金額優待利回り
2,000円相当(1年以上5年未満)59万5,300円約0.34%
3,000円相当(5年以上)59万5,300円約0.50%

Pontaポイントをau PAYマーケット限定Pontaポイントへ1.5倍交換し、増量後のポイントを全額利用できる場合は、実質的な優待価値は3,000円相当または4,500円相当となり、同じ株価では約0.50%、約0.76%に相当します。ただし1.5倍交換後のポイントはau PAYマーケットなどに用途が限定され、有効期限も交換日から30日後までのため、通常の優待利回りと1.5倍交換した場合の利回りは分けて考える必要があります。

優待だけを見ると利回りは1%未満ですが、KDDIは配当も実施しているため、株主還元を比較する際は優待だけでなく配当もあわせて見ると実態を把握しやすくなります。

KDDIの株主優待に関するよくある質問

KDDIの株主優待は100株ではもらえない?

2026年度からは200株以上が条件のため、100株だけでは株主優待を受け取れません。2025年度は100株以上が対象でしたが、2026年度からは200株以上が条件です。変更の背景には、2025年4月1日に実施された株式分割があります。

200株以上持てば優待額は増える?

KDDIの株主優待は、200株以上を保有したうえで、継続保有期間によって優待額が決まります。1年以上5年未満なら2,000円相当、5年以上なら3,000円相当で、200株を超えて株数を増やしても優待額は変わりません。

KDDIの株主優待は毎年もらえる?

毎年3月31日時点で200株以上を保有し、1年以上の継続保有条件を満たしていれば、年1回の株主優待の対象になります。長期保有中でも、株主番号が変更されると継続保有判定に影響する場合があります。

Pontaポイントは誰でも選べる?

Pontaポイントを受け取るには、Ponta会員IDと連携したau IDが必要です。au PAYマーケット限定Pontaポイントへの1.5倍交換を利用する場合は、対象のau IDでau PAYマーケットの会員登録も必要です。

NISAでKDDI株を保有しても株主優待はもらえる?

NISA口座で保有するKDDI株も、200株以上・1年以上などの条件を満たしていれば株主優待の対象です。

KDDIは、一般口座・特定口座からNISA口座へ切り替えた場合などを、株主番号が変更される可能性がある事例として挙げています。ただし、課税口座ですでに保有しているKDDI株をそのままNISA口座へ移管することはできません。NISAで保有し直す場合は売却後にNISA口座で新たに購入する必要があり、その過程で株主番号が変われば継続保有判定に影響する可能性があります。

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KDDIの株主優待まとめ

KDDIの株主優待は、2026年度から200株以上を1年以上継続保有する株主が対象です。1年以上5年未満なら2,000円相当、5年以上なら3,000円相当の優待を受け取れます。

優待はPontaポイント、ローソン・成城石井の商品セット、寄付から選択できます。Pontaポイントは条件を満たせばau PAYマーケット限定Pontaポイントへ1.5倍で交換できるため、au PAYマーケットを利用する人は優待価値を高めることも可能です。

長期保有では、単に株を持ち続けるだけでなく、同一株主番号で株主名簿に記録され続けることが重要です。貸株、全株売却、証券会社の変更、課税口座の株式を売却してNISA口座で保有し直す場合などでは株主番号が変わる可能性があるため、5年以上の優待を目指す場合は保有方法も確認しておきましょう。

出典

KDDI株式会社「株主優待制度|個人投資家の皆さまへ」

https://www.kddi.com/corporate/ir/individual/stockholder

KDDI株式会社「株式分割の実施および株式分割に伴う定款の一部変更ならびに株主優待制度の一部変更に関するお知らせ」

https://news.kddi.com/kddi/corporate/ir-news/2024/11/01/7544.html

KDDI株式会社「2025年度からの株主優待制度変更に関するお知らせ」

https://news.kddi.com/kddi/corporate/ir-news/2024/01/16/7184.html

KDDI株式会社「投資をお考えの皆さまへ」

https://www.kddi.com/corporate/ir/individual/investing

KDDI株式会社「よくあるご質問|株主・投資家情報」

https://www.kddi.com/corporate/ir/faq

金融庁「NISAについてのQ&A」

https://www.fsa.go.jp/policy/shokenzeisei/01.pdf

Yahoo!ファイナンス「KDDI(9433)株価時系列」(2026年9月9日終値)

https://finance.yahoo.co.jp/quote/9433.T/history

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この記事を書いた人

投資歴7年。1級ファイナンシャル・プランニング技能士、証券外務員資格取得。2019年に100万円から投資スタート。2022年に1000万円→2025に年5000万円突破。
YouTubeでは株式投資・企業決算を中心とした解説動画を200本以上公開(チャンネル登録者数5000人)。日本株を中心に、企業決算や業績、株価材料を分析しています。

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